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祈り

2015年11月24日 - OM-D


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(c)Tatsuo Iizuka



明けたばかりの町に、一人の僧侶が歩いてきた。

托鉢(たくはつ)。
この国では食の授与が、毎日当たり前のことのように行われているようだ。
僧の姿を認めると、ある者は歩み寄り、あるいはスクーターで駆け寄ってくる。
米か何かを差し出すと、履き物を脱ぎ、手を合わせ、その手を自分の頭にかざす。
その間、僧侶は頭を下げるわけでもなく、ただただ黙して立っている。



タイ/ラヨーン
OLYMPUS OM-D E-M1 Panasonic35-100mmf2.8






凪の海の朝焼け

2015年11月23日 - OM-D

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(c)Tatsuo Iizuka



タイの首都バンコクまで千歳から直行便が出ている。
乗客は行きも帰りも殆どがタイ人。
ビザが不要になり、空前の北海道ブームらしいのだ。

7時間ほどのフライトでバンコクに到着した。
19年前にバックパッカーとして来たときよりも、近代的な空港だった。
そのときはこれが国際空港に隣接する駅かと疑う、ローカル駅の砂埃まみれのホームから、
これまた味のある客車列車に乗って街中へ向かったものだった。

今回はロケバスとしてキレイなハイエースが出迎えてくれた。
すぐさま4車線ものハイウェイを飛ばしていく。
行き交う車は、きれいな車が目立つ。日本のトヨタ、ホンダあたりが人気のよう。
ボディは磨かれ、ホイールは換装、スモークフィルムが定番のようだ。
時折これでもかと荷物を積み上げたピックアップトラックを追い越すと、
ようやくタイらしさを感じた。

4時間ほど揺られ、夜中にバンコクの南、ラヨーン(郡?)の小さな集落に到着。
夜空を見上げると三日月の向きが真下になっていて、赤道に近い南国まで来たんだなとしみじみ想う。
いくつかの皿に並べられた全て辛い料理を、シンハビール(ビアシン)で胃袋に流し込む。
ごついグラスに氷をいれるのがタイ流らしい。
良い感じに酔って、水とぬるま湯の間のような温度のシャワーを浴びたら、
ベッドに倒れ込み、スリーカウントももたずして夢の中へと。


それでも翌朝、日の出前に目を覚ますところはカメラマンの性というものか。
浜辺へ出ると、犬たちが気持ちよさそうに戯れていた。
イスタンブールは猫の町だったけど、どうやらタイは犬の町のようだ。
首輪などないから、どの犬が飼い犬か分からないけど
あちこちの地べたで寝そべりながら生きてると言うことは、人との距離がいいということだ。
お互い構い過ぎないところが心地いい。


タイ湾はベタ凪。
まとわりつくような湿り気のなか、浮かび上がった太陽は、日本で見るより赤かった。

今日はこのあとモーターボートで小さな島へ渡るという。
いよいよ撮影初日だ。



タイ/ラヨーン
OLYMPUS OM-D E-M1 Panasonic35-100mmf2.8
RICOH GR









ふたり

2015年10月01日 - OM-D

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(c)Tatsuo Iizuka


山は冠雪。寒いんです。
温暖な和歌山から来られた二人ですが
寄り添えば大丈夫。



北海道/美瑛町
OLYMPUS OM-D E-M1 40-150mmf2.8 PRO





逆境にこそ輝く

2015年06月19日 - OM-D

先日とある大学の学園祭に出演した北海道歌旅座とJUNCO。
地方都市の大学の実態はこんなもんなのかな。
学園祭の華やかで賑やかなイメージとは違い、校舎内はまばらな学生の数。
野外に組まれたステージ前も悲しいかな空席が目立っていた。

どうなることやらと心配したスタートだったけど、徐々にボルテージが上がる。
いつもより魂込めて(いるように見えた)歌う、JUNCO。
さすが、頼もしかった。
遠巻きに見ていた女子学生が「まじやばい、感動的・・・」と漏らしてるのが聞こえた。
逆境を跳ね返してこその真の実力。
立ち姿がカッコ良かったぜ。


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(c)Tatsuo Iizuka

立ち姿がホント絵になってきた。








最後の散歩道

2015年05月11日 - OM-D

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(c) TatsuoIizuka

9年半住んだ住まいを明日引っ越す。
東川町の最奥の集落から町の中心部へと。
新しく快適な住まいを望んでやっと手に入れたけど
これまでのこの環境はなかなか得難いものがあったと改めて思う。

朝や夕に、遊水池から河川敷へつながる一周1kmの散歩道を、これまでどれくらい歩いただろう。
雪に埋もれる冬以外、春から秋への季節の移ろいを撮った写真は、
その都度ブログにもアップしてきたし
雑誌に何度も掲載されたりもした。

もう上の犬は年老いて一緒に歩くことはなくなったし、
ベビーカーを押していた娘達も、散歩にくっついてくることもなくなってきた。
9年半という年月。


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ラストの散歩で長女と撮りあいっこ。

OLYMPUS OM-D EM-5 + LUMIX G 20mmf1.7 ASPH.






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飯塚達央
写真の町、北海道東川町在住の写真屋、飯塚達央。1968年大阪出身の50才、脱サラし北海道移住23年目になります。
北海道・東川町で写真スタジオ「フォトシーズン」をやってる写真屋です。日々、ブライダルやファミリーフォトを撮っています。
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空いた時間に好きな写真を撮っては、ブログにアップしています。どうぞおつきあいください。

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