Ticket

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Rolleiflex 3.5F Planar75mm FujiNeopan400Presto  川湯温泉駅

北海道のどこにでもある廃れた駅前の町。一見ひっそりと静まりかえったこの町は、しかしながらちょっと様子が違っていた。全国から来た何人かの若者がこの町に暮らしている。自然好きな者、写真撮る者、絵を描く者。みんな自分のペースで静かに暮らしている。彼らが住んでいるのは駅前町にある旧国鉄官舎。駅が無人化になる時に買い取って、格安で彼らに貸してる地元の人がいる。
その息子もまた、古い駅舎を改造して喫茶店に変えてしまった。19年経った今でも盛況のようだ。平日の朝だと言うのに、馴染みの客が出入りしてはマスターと他愛もない話をしている。
自身も官舎に住み、その妻はとなりの官舎でケーキ屋を始めた。空いてる官舎でアイヌの伝統工芸のギャラリーをやりたいとマスターは言った。資金が貯まればの話だけどねと笑った。
駅前の昔土産物屋だった古い建物には、関西弁の女性が「おくつろぎ処」という看板を立てて商売をしていた。どうやらタイで仕入れたアジア雑貨が中心のお店らしかった。そこでボクはお香の香りのする中で、マッサージをしてもらった。30分で1200円、それにハーブティーがついてきた。ガラス戸には手焼きのパンが7〜8種類並んでいた。その中からメロンパンを貰って帰ることにした。ほのかな甘味で少し噛み応えのある懐かしいメロンパンだった。
駅舎の喫茶店のマスターは、ここは過疎化や高齢化とは無縁の町だと言った。外からいろんな風が入ってくる。自分はこの町で生まれ育ち、この町を出たこともないけれど。

風は勝手に吹くだけでなく、呼び寄せることができる。
快速列車のチケットは売ってないけど、鈍行で良けりゃ何とでもなるもんさ。
そんなことを言わんとしている駅前の町だった。
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新しい生命

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新しい生命 只今1.8センチ 
ウチのニューフェースです。9月7日に会える予定。
撮影は私ではありません、念のため。
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