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今朝の北海道新聞で写真家掛川源一郎さんの訃報を知った。
掛川源一郎さんといえば北海道の暮らしや日常を撮り続けた写真家であり、その偉大な功績は写真集「gen」を見れば誰もが知り得ることだろう。
昨日ボクは撮ることに意味も目的もはないと言ったが、数年前掛川源一郎さんの写真展や写真集を拝見したとき、写真の意義をそこに見たような気がした。
写真集「gen」は70余年の掛川源一郎さんの写真活動、八千本のネガフィルム(三十万カット)からセレクトされた一冊だと記されている。
ボクは何を残して行けるのだろう?
それもやはり撮り続けていくことでしか、知ることはできない。
18:17 | 写真 | comment (-) | trackback (-) | page top↑

どう思います?

おとといの夜携帯に着信があった。例の写真好きのおじさんである。
「いやあR-D1s買っちゃったよ。でね、店員がボクのこと見て「飯塚さんのブログに出てた人ですね」って言うもんだからびっくりしちゃったよ」
あのズミルッックスを届けてくれた人のことである。それはびっくりだ。
でもその店員さんが誰かボクは知っている。一度だけしか会ったことはないが、その人のブログをよく感心しながら見ている。すごく良い写真を撮る方なのだ。いつかこの人と、もう一人の人とボクとで北海道の写真で写真展をやりたいと思っている。場所は東京で。全国展もいいなあ。そうやって北海道の写真の力を知らしめるのだ。北海道の風を送り込んでやるのだ。
まあそれは勝手に妄想してるだけなんだけど。その方たちのブログはまた別の機会に紹介します。
話は戻って、そのおじさんが「でねR-D1s買ったからさ、M6買わない?」
M6とはあのライカのM6のことだ。フィルムカメラだ。
要は使わなくなったM6をこの際手放したいということだ。飯塚にウイルスをうつされ、ウイルスをうつし返そうって訳なのか。
「冗談じゃないよ。勘弁してくださいよ。もうお金ありませんから」
そう言いながらもM6かM6か・・・。となってきた。
そもそもR-D1sじゃなくて、ホントはM6を買うつもりだったんだ。そういやこないだの原稿料が20日に振り込まれるって言ってたなあ。(いくらか知らないけど)
なんて気になってきた。「とりあえず考えさせてください」って電話を切った。
それからお金の工面を考えた。機材の整理である。気に入ってるヤツも手放さなくちゃ。痛みの伴わない改革はないのだ。
R-D1sは良いデジカメだ。でもね、フィルムで撮りたくなってきたんですよ。久しぶりに白黒もやりたくなってきたんです。
よく見るブログ先のプロ写真家Mさんは暗室を作ったとか、白黒写真への情熱を語ってくれちゃてるし、おととい買った松田敏美さんの「モノクロームの旅路(えい出版)」では散々いい白黒みちゃったし、おまけにT-MAX現像液は規定の1:4じゃなく1:5の希釈率がいいですよなんて書いてあったりするんだけど、「同じことオレもやってるぜ!」ってな気分になってきて、わあちくしょう、俺だって白黒やってんだぞーっ、俺にも語らせろ!となってきてしまったのです。(先輩Mさん、松田さん失言お許しください)
で、どうしましょ?只今思案中。(ああもちろんフィルムカメラは持ってますよ、ライカ以外なら)
みなさん、飯塚はM6買うと思います?買った方が笑いは取れそうですが・・・。
今さらのフィルムカメラ。しかもM6買ったら、純正ライカレンズで撮りたくなるって決まってる。例のズミルックスだとかズミクロンだとか。そうなりゃ数十万円コース行き。ああ泥沼。20071115230658.jpg

帯にはライカとローライフレックスで撮ってます。と書いてある。
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朝の光

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2年前に撮った画像より。晩秋の朝の冷たい空気と届いたばかりの朝の光が上手く描写されている。ぞくっとするよな一枚。SONY DSC R-1にて撮影。
昔の写真なんだけど、そのときの空気が思い出される。そういう写真ってのが、撮影者にとって良い写真なんだろうね。
昨夜、レビューの仕事で撮った、いくつかのカメラの画像データを見返してみた。最新のデジカメよりこのSONY R-1の写真が一番好きな描写だったのはなんか皮肉だったなあ。
濃厚なトーンと立体感が素晴らしいのはツァイスレンズのおかげだろうか。R-1はズームレンズ一体式のネオ一眼。一眼レフのようでそうでない。要はレンズ交換できないのだけど、ミラーボックスが不要な分、描写に有利な設計ができるのかな。詳しくは知らないけど、そうとしか思えない。
ただし、操作性は今になってみれば不満も大きいだろう。
SONYはネオ一眼のラインナップをこのまま消滅させてしまうのだろうか?だとしたらあまりにももったいない。レンズ交換不可の割り切ったコンセプトで、空気感も写し込むデジカメ。素早いレスポンス。そんなのあったら楽しそう。

それから意外にと言っては失礼だけど、オリンパスのE-330の写りも良かった。(ボクの良いというのはEOS20Dや1DMark3に比べて、です)
フォーサーズって小さい撮影素子だから、写りなんか良いわけないと、思いこんでいるんだけど、オリンパスの絵作りって非常に巧妙なんだと思う。先日もうひとつの会社の最新鋭機を借りてたけど、写りが軟弱そのもので、撮るのが苦痛だった。画像処理エンジンってレンズ同様にデジカメの肝なんですね。
これから各メーカー新製品の発売ラッシュが続くけど、一番凄くて面白いのはオリンパスのE-3なんだろうな。巨像の送り出すフルサイズ機の向こうを張って、フォーサーズでTOPを狙う。
オリンパスファンの方、楽しみですね。良い写真を見せてくださることをこちらも楽しみにしています。



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赤い虹

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RICOH Caplio R7

東川フォトクラブという地元のクラブの写真展が2つ連続してあるものだから、昨日今日と今年の夏以降に撮った写真をピックアップし、A4にプリントアウトしてみるという作業をやっていた。
大げさな写真展でもないので、気軽なスナップを中心に構成していこうと思ったのだけど、過去作を振り返ってみて心にとどまるのは何故かGRやGXそれに一週間ほど借りていたR7で撮ったものが多くて驚いた。これらコンパクトデジで撮ったものに比べて、EOS1DMark3で撮ったものは少ないのよね。
何なんだろう?特にCaplioR7で撮ったものなんて、中心部はシャープだけど周辺は甘いし落ちるし、画像は荒いし・・・。
でも何かいいですよ、その甘さや緩さや荒れたノイズが。それを作品に活かすとなると、やっぱり難しいのだけど数打ってりゃたまたまズドンと上手く行くこともあるって感じなんでしょうね。
EOSなんて、そりゃ破綻ないし、ねらい通りに行ってくれるのだけど、面白みに欠けたりして。
今度市販される1DsMark3なんていう2200万画素のモンスターマシン(こりゃカメラというよりマシンだ)に興味がある一方で、あまり写りすぎないR7で撮った写真が良かったりするからデジタルって、これからの写真って難しいよ。
興味があるだけで90万円の1DsMark3はとても手が出ませんが、R7は実売3万円強だし、何か買ってみよっかって気になってきた。
写真展では10点くらいの展示中、R7のも何点かきっと入るはず。東川でやる写真展だけど、詳細はまた追々お知らせします。

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愛しのマイカメラ 

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今日の撮影ガイドのお客さんは、若い女性だった。思わず鼻の下が伸びた・・・って話じゃなくて。
カメラ始めて一年なんです。と自信なげに彼女がバックから取り出したカメラはニコンD80。これは分かる。しかしその下から出てきたのは、なんとハッセルブラッド。
曰く、最初っからフィルムの一眼レフ買う勇気がなかったとかで、まず手にしたのがデジ一眼のD80。それからネットやら雑誌やらでいろいろ調べて巡り会ったのがハッセル。なかでも「カメラマガジン(えい出版)」に相当感化されたようだ。これ欲しいと淡い恋心抱いていたところに、写真好きのおじさんからピカピカのハッセルをつい先日譲ってもらえたという。
四角い写真が撮れるのと、角のところが銀色に光ってるボディにあこがれて手にした彼女。
ところがピント合わせも、露出もシャッターも、おぼつかない。だって全てがマニュアル操作。押すだけで綺麗に撮れるデジカメとは勝手が違いすぎる。しかもハッセルだけにお作法も多い。
それでも、彼女はファインダー覗いてるだけで満足げな様子。
どれどれと、おじさんも覗かせてもらったら、ホント綺麗だ!ハッセルのスクリーンは。スクリーンの上に立体的に像が浮かび上がっている。手を出したら掴めそう。目の前に現実の風景があるというのに、現実をも超越した美しさがあの四角い窓に浮かび上がるんだから。
そのあと、自分のEOS-1DMark3のファインダー見て、萎えました・・・。
写真は彼女が折りたたみ式のフードを閉じてるところ。なんかさ、よしよしって頭撫でてるみたいでしょ。微笑ましい。羨ましい。
ハッセルと末永く寄り添って、いい関係築いてくださいね。

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