2日間、一流のプロの仕事人とご一緒できる機会に恵まれた。
タレントさんのグラビアとカレンダーの撮影で、美瑛のロケーション撮影のコーディネートをして欲しい。そんな一本の電話がきっかけだった。
上野勇さんというプロカメラマンからの依頼だった。
リクエストを元に、撮影場所や、撮影許可の段取りをさせていただき、本番前日に美瑛で上野さんと合流、初めての顔合わせ。そしてロケハンと撮影本番の時間を共有させていただいた。
上野さんは気配りの人だった。こんなボクにへも、気を配っていただいた。それらは全てさりげなく、何気なく出てくるものなのだ。仕事を気持ちよく進めるために、いいものを作るために、スタッフ全員に気配りを、思いやりの気持ちを忘れない。
廻りのスタッフも皆、その気持ちに応えようと、また他人を思いやる。率先して雑務もこなしていく。我先にレフ板を持ちたがる。ライトカッターを持ちたがる。そんな撮影現場だった。そして笑いの絶えない撮影現場だった。
一流のプロとはこういうものなのだ。また出来る事なら一緒に仕事をさせていただきたい。
自分もそう言われるようになりたいと思う。
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