
(c)Tatsuo Iizuka
白樺を主とした広葉樹の雑林。
こうしてみるとみんな太陽の光を浴びようと、懸命に手を伸ばしているんだなあ
と気づきます。
このドローンは4K動画も撮れますが、写真を撮るために導入しました。
これまでもミラーレス一眼をいくつも買ってますが、ほとんどのカメラの動画スイッチに触れたことない私です。
その理由は、写真の方が想像させる力があるように思ったり、一瞬で相手に伝わる良さがあったり
これまで経験してきた写真ならではの良さを知ってるということと、
動画は編集が超大変。という面倒くさがりな資質に大いに寄るものです。
もうこれ以上、パソコンの前で身体を酷使したくないという思いもあります。
(それでも何度かは仕事として撮ったことはありますが、編集は人任せでした)
このドローンMavic 2 Proは、静止画を撮るカメラ(Hasselblad L1D-20c)として見ると
1インチセンサーを持つ2000万画素のデジタルカメラです。
1インチといえば、デジタル一眼レフやミラーレス一眼としては小さいですけど
コンパクトデジカメと比較すると大きなセンサーを積んでると言えます。
写りの良いSONY RXシリーズやCanonのG5Xなどハイグレードなデジカメにも使われていますね。
その1インチセンサーで写真が撮れるドローンがMavic 2 Proということです。
実際に撮った画像を見ると、枝の一本いっぽんまで十分に解像しているのがよく分かります。
階調も広く、RAWデーターは眠いなあと感じるほどです。
JPEGは設定次第ですが、デフォルトではシャープネスが強くチリチリとして、メリハリが高く
(悪い意味で)1インチセンサーだなあと感じます。
でも見栄えは本当に良く、なかなか良く写るデジカメです。
レンズは換算28mm相当の単焦点、開放値はf2.8。
四隅の周辺部の解像がやや甘いのが残念なところです。
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