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早朝、坂の上の駅にて

2018年02月28日 - 鉄道のある風景


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(c)Tatsuo Iizuka



冬の夕張に行ってきました。
石勝線の夕張支線(新夕張ー夕張)は来年4月1日に廃止が確定したと新聞報道があったばかりです。
財政破綻した夕張市は、コンパクトシティを目指し、市内に分散している町や人の集約を始めていて
その一つとして鉄道の廃止もJR北海道に自ら申し出たのです。
全国でもおそらく唯一の事例でしょうね。
その代わりに、バス代替え費用の補助として7億円を青息吐息のJR北海道に出してもらうそうです。
なかなかちゃっかりしてますね。

撮影行には届いたばかりのタムロン150-600mmf5-6.3 G2 A22を箱から出して持って行きました。
やっぱり超望遠レンズが欲しくなってしまいました。
購入あたっては、ちょうど1万円のキャッシュバックキャンペーンが終了間近のニコン純正200-500mmf5.6とどっちを買うか悩みましたが、結局タムロンを選択。
600mmまでの超望遠域と、サイズがスリムでコンパクトなこと、ズームの回転角度が小さくズーミングが容易なことに加え、10万円切るプライスに引かれたのが、タムロン150-600mmf5-6.3 G2 A22に決めた理由です。

24-70mmf2.8 70-200mmf2.8、そして150-600mmf5-6.3と、これでニコンマウントのレンズ3本全てがタムロンのG2シリーズで揃いました。
ニコンレンズは1本も持っていません。
なにしろタムロンレンズのコストパフォーマンスは絶大です。
写りに関しては、比較すると純正と差を感じるかも知れませんが、自分は鉄道写真にそこまでの描写力を求めてないですし、使ってみて足らない部分を感じたことがないので十分だと思ってます。

さて、テストも無しにぶっつけ本番で撮った150-600mmf5-6.3 G2 A22ですが
スリムでコンパクトなサイズは取り回しもさほど苦にならず、600mmにズームすると遠くのものを引き寄せられることにおおっとなりました。こんなことならもっと早くに手に入れれば良かったと思ったほどです。

ところが600mmという超望遠レンズは、やっぱり難しい。特にピントです。
晴れて順光のものに対しては難なくAFが作動しますが、逆光やフラットなものに対してはAFが決まりません。
MFにしてもf値を抑えた暗めのレンズですから、ピントの山が見てとりづらいのです。
そして、低いアングルで地面から近いものを撮ると、空気のゆらぎによって、シャープに撮ることがそもそも困難なのです。

上の写真の場所は早朝、日が出るかどうかのタイミングで撮ったものです。
前日の夕方に同じアングルで撮りましたが、早朝の一番列車ではきっと排気煙が上がって、より印象的になるだろうと思い、再び狙ってきました。
寒い朝、マイナス18℃です。

一両きりのディーゼルカーが、坂を登ってきて小さな駅に一旦停車し、発車するまでを見届けることができる場所です。
この場所は僕のすっかりお気に入りの場所になりました。
600mmの超望遠レンズでこそ成立する、まさにうってつけの撮影ポイントです。
センサーがAPS-CサイズのD7200での撮影ですのでフルサイズ換算では900mm相当の画角になってます。

ところが前日夕方のシーンではシャープに撮れたのですが、早朝のこのときは駅に停車時もピントが合わず、慌ててMFにしても同様でした。
あれあれ?と思ったら、どうやら日の出直後で気温が僅かに上昇傾向だったため、空気のゆらぎによって、ぼやけてしまったようなのです。
ブログの小さな写真では分かりませんが、パソコンで拡大すると、どのカットももやもやっとしているのです。

比較的導入のたやすい超望遠レンズでしたが、思わぬところでその難しさを知った次第です。
それ以降日中の撮影では、問題なくシャープな写真を撮ることが出来ていますが
使うシーンはどうやら限定されそうです。
ニコンの純正200-500mmならそんなことは無いのか?と思いましたが、空気のゆらぎが原因なら超望遠レンズ共有の悩みでしょうね。



北海道/夕張市(石勝線夕張支線)
Nikon D7200 タムロン150-600mmf5-6.3 G2 A22









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飯塚達央
写真の町、北海道東川町在住の写真屋、飯塚達央。1968年大阪出身の50才、脱サラし北海道移住23年目になります。
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