Last Run

2016年12月05日 - 鉄道情景

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(c)Tatsuo Iizuka



2016年12月4日、留萌本線の留萌−増毛間(大正10年開業)が最終運行日を迎えた。
これで同線の95年の幕を閉じられることになった。

この日、全国から集まったファンや、地元の人たちでどの列車もいっぱい。
乗降に時間がかかり、列車ダイヤは40分ほども遅れが生じた。
沿線のあちこちに構えたカメラの放列の人たちも(ボクも)、いつ来るか分からない列車に気が抜けない時間を過ごすことになった。
幸いにもこの日は特別暖かく、おかげで凍えるようなことがなかったのが何よりだった。

日が暮れて夜、増毛駅周辺には、何百人という人垣が最終の列車を今か今かと待ちうけた。
見納めする人、カメラやスマホに撮り納めする人、乗り納めする人、
それに警備の人の声で騒然としていた。

そんな人混みを避け、静かに最終列車を見送りたく目星をつけていた場所へ先回りした。

高台から見下ろす線路に、ヘッドライトが近づいてきた。
小さな駅に2両の列車が静かに滑り込む。

いつもより長く停車したあと、いつもより長く警笛が鳴った。
「ピーーッ」という音が、静寂の中こだまする。
どこか誇らしげで、哀愁を帯びた警笛音にはっとした。
これで本当に最後なんだ。
写真を撮るのをやめて、暗闇へと消えていく赤いテールランプを見送った。




北海道/増毛駅(上2枚) 瀬越駅(下2枚)
FUJIFILM X-T2 XF18-55mm f2.8-4R XF50-140mm f2.8R
SONY α7s Planar50mmf1.4 Y/C












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飯塚達央
写真の町、北海道東川町在住の写真屋、飯塚達央。1968年大阪出身の48才、脱サラし北海道移住20年目になります。
北海道・東川町で写真スタジオ「フォトシーズン」をやってる写真屋です。日々、ブライダルやファミリーフォトを撮っています。
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