息づかいが聞こえる

2016年10月30日 - 北海道の産業遺産

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(c)Tatsuo Iizuka



釧路の奥の奥、山あいの谷間に炭鉱があった。
そこには1万人以上の人々が暮らしていたというが、とても信じられない場所。
閉山して45年ほど経った今は、その痕跡はわずかに残るのみ。

石炭や山の男たち、そして家族を運んだという鉄道。
残ったホームの長さが、かつての繁栄を物語っている。
一日の乗降客は今の釧路駅以上にあったという。

神殿の遺跡のように威風堂々と佇むのは
炭鉱会社の購買部の建物だったようだ。
百貨店のような存在だったに違いない。
内部に入ると天井が見上げるほど高い。
果たしてどのような商品が並んでいたのか。

草を分け入ると公衆浴場の浴槽が野ざらしになっていた。
採炭で真っ黒に汚れた男達が、ここで汗とススを流し
今日の無事を喜んでいたのだろうか。



北海道/釧路市
PENTAX645D A 45-85mm f4.5





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飯塚達央
写真の町、北海道東川町在住の写真屋、飯塚達央。1968年大阪出身の48才、脱サラし北海道移住20年目になります。
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