
今回の礼文島の主目的はトレッキング。
2日目は島の北端からスタートし
徒歩でしか行けない西海岸を、アップダウンしながら南下していきました。
草原の丘を登りつめると、展望が開け、ゴロタ岬では左右両側が海。
柄にもなくその蒼さには感動。
かいた汗は、海を渡る風ですぐ飛ばされていき、気分爽快です。
腰を下ろし靴を脱ぎ、のんびりと過ごしつつ、歩いていきました。
この日は快晴。礼文からもお隣の利尻富士がくっきり見えました。
3週間ぶりくらいのようです。
6〜7月にかけては本州では高山にしか咲かないような花、礼文島固有の花が咲き誇り
トレッキングルートは花まみれのベストシーズンだと言われています。
今回花を見ることはあまりなかったのですが、代わりに人を見かけることもあまりなく
ボクにとってはベストシーズンだったように思います。
日本の北端の島まで行って、人の列に加わりたくはないのです。
時々不安になりながら一日を自然のなかで過ごすという体験は、そう出来るものではありませんから。



(c)Tatsuo Iizuka
北海道/礼文島
SONY RX100
一枚目はRX100のパノラマステッチ機能で。
3,4枚目でも分かるとおり、望遠にしてもしっかりとした色乗りと解像力、立体感に目を見張ります。
不自然に誇張した輪郭もありませんね。
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