
(c)Tatsuo Iizuka
先日電話で「朝日新聞の世論調査」というのを人生で初めて受けた。コンピューターで抽出されたとのこと。
内容は当然選挙のことだった。
政治には「無関心層」にあてはまる自分だけど、これまで投票にいかなかったことは無かった。
だけど今回の大義のない選挙にはあきれ(だって総選挙に掛かる費用は700億円だとか。それが税金から捻出されるのだ)、それに果たしてどこに入れたらよいのやら??争点がみえない選挙のむなしさよ。
だから今回は投票に行かないか、白票を投じるつもりでいた。
そんなことを電話口で受け答えして5分ほどで切った。
数日後、新聞紙上に載った集計によると、自公で衆議院の2/3の議席を上回る勢いだとか、ひょっとしたら自民だけで2/3を獲れるとの予想もあった。
予想される投票率は史上最低の数字。
そして投票数が少ないほど、大企業への極端な優遇措置をとるなど支持団体の大きい自民党が圧倒的に優位になる。(もちろんそれを見越しての今回の解散なのだけど)
さすがにこれはまずい。と思う。
一党独裁の危険。
民主主義の崩壊。
今の安倍首相のふるまいを見ていると、現実的に思えてきてしまう。
これはいかんと、投票に行くことにした。
そして野党に入れる。
自分の1票は死票にはしたくないから議席をとれる党に入れる。
これまで与党になって欲しいと投票したことはあった。
でも今は自民以外の党で与党になれそうな頼りがいのある党はない。
だから、政権与党が暴走するならば、それを抑える野党が一議席でも多く必要だと思う。
1議席の差で決まること、防げること場面もあるかも知れない。
だから自分は1票を投じよう。
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