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評価

2013年08月23日 - SD1Merrill

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(c)Tatsuo Iizuka


2泊3日で道北は稚内やオホーツク沿岸方面に行ってきました。
自身のテーマである「駅前ふるさと」や「北海道の戦争遺産」で、実りある取材ができました。
今後徐々にご覧頂けるようにしていきます。
仕事を離れ、取材に行ってつくづく思うのは、やはり現場に行ってみないとね。ということ。
多少無理してでも時間作ってはせっせと出かけていきたいと思います。
それから取材は当たって砕けろ。の精神で。
しかし相手もいることだし、ここは無理せず、断られても落ち込まず。


さて、話は一転してレビューの話。
もう4年くらい前、出版社の編集者に写真を見てもらった際のこと。
その方は、とある写真家が出された本を引き合いに出し、
「あの写真集はつまらない」「見る価値がない」という風に言われました。
その本が好きだった私は、がっかりしました。
誰もが為し得ない仕事をされた方に対しての評価とは思えなかったのです。
それも、この編集者は業界で発言力のある方でしたので、なおさらです。
まるで自分のことを言われたかのように、心の片隅に引っかかったまま4年が経ちました。

今、その編集者はレビューアーとしても活躍されています。
しかし先日、私の知人がレビューを受けた際、「君におすすめの写真集がある」といって
挙げたのがその写真集だったというのです。
それを偶然知って、複雑な心境になっています。

その編集者が、4年の間にその本の良さを改めて知るに至った。ということなのでしょうが、
写真家が自分の人生掛けて積み重ねて作り上げた作品集。否定するなら徹底的に責任持って否定してくれよな・・・という思いがします。

それからレビューする側も人の子。好みやその時の気分でしかレビューできないものだと思います。
一人のレビューアーの評価に、絶対的な評価なんてあり得ません。
レビューを受けて、ほめられたら手放しで喜ぶべきですが、悪いこと言われても満額受け取る必要は決してありません。
レビューアーの立場・職歴によって当然求めていることも違う訳なので、単なるミスマッチということもあるのです。

また、写真の価値も年を経て変わって行くものです。写真は今しか記録できません。それが後に変化していくのは写真の特性でもあります。


ネットで流れていた言葉に、
ー "現代では「いかに生きるか」が「いかに人に評価されるか」になってしまっている” -
とありました。
響きましたね。
特に写真をやっていると評価されたい、自分を知って欲しいという思いが自ずと湧いてきてしまいがちですね。
悪い事じゃないけど、先に評価・評価・認めて・ボクのことを・・・では、ね。
今日も耳障りの悪い話ですみません。









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飯塚達央
写真の町、北海道東川町在住の写真屋、飯塚達央。1968年大阪出身の50才、脱サラし北海道移住23年目になります。
北海道・東川町で写真スタジオ「フォトシーズン」をやってる写真屋です。日々、ブライダルやファミリーフォトを撮っています。
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空いた時間に好きな写真を撮っては、ブログにアップしています。どうぞおつきあいください。

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