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フォトフェスタ終了

2013年08月12日 - 日々の暮らし

東川町国際フォトフェスティバルが終わった。
立ち話が多く、のどと足腰が痛い。

ドイツのギャラリーオーナーに見てもらったポートフォリオレビューでは、北海道の田舎町を撮ったこれらの写真は、インターナショナルの場で評価を受けにくいだろう。
と考えれば至極当たり前のことを、やっぱり現実の言葉で断言された。
「あわよくば欧州で・・・」などという淡い期待は消え去ったが、これで色気を出さず、しっかりローカルでこつこつと「記録写真」を撮り続けて行こうと思いを新たにした。
一方、もう一人の日本人のレビュアーからは、良い評価と今後の良いアドバイスをもらえた。
実に腑に落ちる内容だった。
腹をくくること。徹底的にやること。自分の感覚を信じること。一方で既成の方法や概念、思い込みを捨てていくこと。
現在、そして未来という時間軸のなかで、写真がどう受け止められるかを考えること。
など、数年ぶりに受けたレビューは、とてもいい機会になった。
機会を設けてくれた実行委員会の方達に感謝。


多くの写真を見てまわった2日間だった。
若い世代のフレキシブルな発想に感化された。
写真は間違いなく多様化している。
しかし幼稚化している気がしないでもない。
写真とはなにかということを考え、議論し合う場が必要なのかもしれない。

その一翼を担うのが東川フォトフェスタであって欲しいというのは欲張りか。
東川賞の受賞者川内倫子さんのトークイベントを拝聴して、なおそう思った。
多数集まった若い世代に有意義な話をして欲しかった。
川内倫子さんが悪いのではなく観衆を無視した進行のまずさが際だって、残念だった。
評論家各氏の美術サロンで行われるような概念的な話、バックヤードでおしゃべりしているかのような回顧話(内輪話)が主体で、どうしたらあんな写真が撮れるんだろう??という興味や関心を持って集ったであろう我々をがっかりさせたように思えてならない。
アートとしての写真は、難解である、一般には分からなくてよろしいというのではなく、評論家には謎を解き明かす手がかりを示して欲しいと願う。
これらのことが、抽象的で何が写っているのか分かりにくい写真を撮るのが格好いい、アートだと思わせる要因ではないのかとさえ、勘ぐりたくなってくる。

耳障りの悪い話になってしまったが、東川フォトフェスタは、いろんな方の期待感、ドキドキ、そっかーという発見、分かってもらえたという喜び、あるいは落胆などなどがごちゃまぜになって、熱気を帯びたまま2日間が終わった。
実行委員会の方達、ありがとうございました。






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飯塚達央
写真の町、北海道東川町在住の写真屋、飯塚達央。1968年大阪出身の50才、脱サラし北海道移住23年目になります。
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