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ノープロブレム

2013年03月03日 - イスタンブール

img003.jpg
(c)Tatsuo Iizuka


イスタンブールで撮ったのは12枚撮りのフィルムで10本。
これが多いのか少ないのか、そして大した手応えはなかったんだけど、念願叶った訳だし、駄作とて二度と撮れない写真であることには間違いない。

そんな大事なフィルムだからX線かぶりしないよう、帰りの空港のX線審査でもフィルムのハンドチェックをお願いした。行きの成田では問題なく通過できた。
ところが「感度400じゃかぶらない」と現地の係員が言う。だから「X線検査を通さないとダメだ」と。
「これは私の大切なフィルムだ」「写真を撮るためにトルコまで来たんだ」「だからハンドチェックでやってくれ」
などと、知りうる限りの英語を並び立ててX線検査機を通さないよう懇願した。
検察官の答えは毎度「ノープロブレム」
知り合いのカメラマンが400の白黒フィルムでかぶったのを知っていたので、ここはどうしても通したくない。
「No,Handcheck please」こっちも譲れない。

検査官は「通さないなら空港から出て行け」とまで言いだし、警官がやってきた。
最後はローライフレックスをカバンから出し、「これで撮ったんだ」と、ファインダーフードを起こして上からのぞき込む仕草をやってみせた。
そしてその警官にローライを手渡した。「見てみろよ」

「ハンドチェックしてくれ」「please」
結局あきれ顔で「通れ」と一言。
こうしてフィルム達はX線を浴びること無く、私と一緒に無事出国できた。

ちなみにX線感光防止の袋は薄い鉛しか入っていないので、X線検査で「おや?」となれば、中身が見えるまで強く当てられる危険性が高いという。だからそれに頼らないできた。
海外でフィルム撮影をしている方々はどうして対処しているんだろう?
とにかく私は懲りた。


ローライフレックス3.5F トライX














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飯塚達央
写真の町、北海道東川町在住の写真屋、飯塚達央。1968年大阪出身の50才、脱サラし北海道移住23年目になります。
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