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体験

2010年01月23日 - EOS20D

連峰


昨年末からいろんなオファーを続けて頂いている。

明日までの開催となった「ブルームギャラリー」での個展「雪月花風」もそうだし、
(ひつこく書いてますが、迷ってる方はこの機会にぜひ。上の写真は展示写真の一枚。この写真を見るたび、どうしてこの場に居合わすことが出来たのか、不思議な気持ちになる。もう2度と巡り会えないだろう光景。)
今月末から札幌での写真展示も控えている。このことは近々、詳細お知らせしますが、帯広、網走へと巡回する展覧会に参加するのです。

写真展示のみならず、デザインコンペに出すポスター用の写真使用、取材申し込みや、果てまた場違いなセミナー講師まで。
加えて、結婚式の写真を撮ってとか、開店する店や病院の待合室に写真を飾りたいとか、見ず知らずの方からの電話で、家の(アトリエの)固定電話が結構鳴るのだ。
初めて電話する方は携帯ではなく、ホームページ記載の固定電話に掛けてくれるからだろう。

オファーといっても問い合わせの段階のもあるのだが、全てが決まれば今春は忙しいことになる。
銀座でのグループ展に参加し、イベント参加が決まれば、横浜にも行くことに。

写真を飾って貰ったり、使ってもらううのは今までも経験があるので、まだ気が楽だ。
しかし取材したいとか、講師として、あるデジタル機材の使い方を教えて欲しいとか、そういうのは分不相応でえらく緊張する。
駆け出しの頃からこれまで、写真を撮って欲しいけど、撮れますか?という問い合わせには「そりゃもう得意分野です」と言い切った上で、そこから本買ったりして勉強し、考えて、乗り切ってきてここまでやって来た。
そりゃフリーのプロカメラマンだから、これは撮れないとは口が裂けても言えない。
どこかで写真をきちんと学んだり、修行したり、誰かについた経験もなく、いまだに不安だけど、何とかやってきたという自負だけが支えとなっている。(これじゃいかんのだけどね)

それに対して、取材受けたり、ましてや講師など恐れ多く、これらの問い合わせに対しては「はったり」を効かさず、自分にはコレしかできないということを正直に受け答えして、先方に判断を委ねるようにしている。
それでも万一決まるようなことがあるなら、チャレンジしてみたい。
買っても出来ない体験を今年はしてみたいと思うのだ。

誰に請われた訳でもない自主的な開催の写真展。こいつも4月の下旬から東京で決まっている。
これは報酬どころか持ち出しが嵩むけど、言うなれば体験するための自主開催だ。
ギャラリーの審査は受けクリアしたものの、誰かがこれでやろうよと言ってくれたり背中を押してくれた訳でもない分、自分へのプレッシャーは大きい。
何を体験しようとしているのか、何が体験できるのか、現段階では分からない。
笑顔で満たされた気分になれないだろうことは分っている。屈辱的な思いもするはずだ。
だから敢えてやってみよう。
(写真展をやる人って、自己陶酔型よりむしろ、実はMの人が多いのかも)

過去の手帳の整理をしたことを前に記した。
2010年は、いろんな体験を積み重ねた年だったとのちに書けるようにしたい。
という遅まきながらのこの年の決意、あるいは抱負でした。


でもなんちゅうても「撮れ」ってね。
あいつは口だけが達者やと言われんように。
「写真は口ほどにモノを言う」
「寡黙に語る写真」
かくありたいとも願う。




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飯塚達央
写真の町、北海道東川町在住の写真屋、飯塚達央。1968年大阪出身の50才、脱サラし北海道移住23年目になります。
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