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ピクトランメタル

2009年04月18日 - 白黒写真

メタル

4月になって仕事がヒマで、こうなるとどうにもこうにもやる気がでなくてやんなっちゃう。
フリーランスにとって一番大変なのが、モチベーションをキープし続けること。
仕事がたくさんある時期は、自動的にモチベーションは上がるけど、ヒマな時はしんどい。
時間はたっぷりあるのに、やる気が起きないのだ。やるべきことはたくさんあるだろうのに。

今週は輪を掛けるように体調が芳しくなかった。親不知を抜いたせいにしては、腹も痛いし、ふらふらするし、吐き気はするし・・・、で病院に行ったら流行の風邪ですね。という診断。熱が出て腹が痛むのだそうだ。
にしても下痢はしないのに、腹がとにかく痛む。熱は数年に一度しか出さないのに、出ちゃったもんだから、数日間ひたすら寝続けた。寝てるしかいられない。もう眠れんだろうと思うのに、寝られちゃうことにも驚いた。

今日の午後になって、ようやく体調と気力が回復してきた。
で、散らかりまくっている仕事部屋を片付ける。その最中に、昨年コスモスインターナショナルからいただいた新製品「ピクトランメタル」のサンプル用紙をみつけた。
刷ったのを見たことはあったのだけど、自分で出力するのは初めてだ。
やや、これは面白い。
ベースはシルバー。白黒写真を出力すると、中はハイライトから黒までしっかり階調が出る。プリンタードライバーで温黒調にすればその通りになる。シルバーのベースに、温黒調の写真が存在するのだ。それもメタリックな超光沢に包まれて。見る角度によって見え方が変わっていくのも相まって、不思議な立体感が見て取れるのだ。

すごいね。インクジェットプリントは。どんどん進化していくよ。
これはボクのつたない暗室テクの話が前提だけど、ファインプリントを目指すなら今やインクジェットプリントの方がいい。特にハイライトの冴えがいいし、黒の締まりは十二分だ。
中判で撮って、微粒子でシャープに仕上げるファインプリントには特にインクジェットプリントが向いてるように思う。

ま、それでもね、ファインプリント目指すだけが白黒の醍醐味じゃないわけで、35ミリフィルムなんかの小さいネガでちょっと荒れた、ちょっと眠たい、ちょっと冴えない、ちょっと今イチなんだけど、雰囲気の伝わるバライタプリントなんか、やっぱりやってて楽しいもんです。
要は使いようってことでしょうか。銀塩システムにこだわるのも良しだけど、インクジェットのシステムも選択肢として十二分にあり得るということですね。(今さら何言ってるの?と突っ込まないでくださいね)

今、東京にあるちょっと変わった展示空間のギャラリーの審査を受けてるのだけど、もしもそれが通って写真展が実現したなら、その空間に合わせて、このピクトランメタルなんかを主体にして展示したら面白いだろうな・・・なんて妄想してるところです。

でもね、白黒でやるなら入力はアナログ。つまり撮影はフィルムカメラにこだわりたいな。デジタルとの違いは何か?上手く答えられないけど、解像度では捉えられないトーンがある。なんてつかみ所のない話になってしまいますね。

GW明けに仕事部屋にもなる建物(仮に気取ってアトリエと呼んでおきましょうか)が着工します。内装を自分で仕上げるので、夏には完成する見込みです。
そうなったら、ピクトランメタルようなインクジェットの特殊用紙、アートペーパーの出力見本なんかも生で見て貰いながらより深い写真談義でもいたしましょう。
なかなかwebでは伝えきれない質感ってのもあるわけでして。

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飯塚達央
写真の町、北海道東川町在住の写真屋、飯塚達央。1968年大阪出身の50才、脱サラし北海道移住23年目になります。
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