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花曼荼羅

2023年06月16日 - スナップ

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(c)Tatsuo Iizuka



北海道もいろいろな花が咲き乱れる季節になりました。
日没間近の林床で、色気立つ名も知らぬ花たち。
誰を誘っているのでしょう。


北海道/士別市
RICOH GR3x





名所に見所なし

2023年06月10日 - スナップ

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(c)Tatsuo Iizuka



日光まで行ったなら、当然日光東照宮を目指すでしょう。
しかも日光に泊まっておきながら、それが叶わなかったのは
営業時間とあえて書きますが、朝9時からだったのですね、開くのが。
早朝に参詣したらきっと清々しいだろうと思いつつ、あえなくパス。
まあ、30年近く前に一度お参りさせてもらっているので良しとしましょう。

で、この日北海道に戻らねばならず、急いだ先は鬼怒川温泉郷。
廃墟好きには有名な廃墟ホテル群を見ておこうということです。
きらびやかな東照宮より、朽ちそうな廃墟を目指す。
常人には理解しがたい行為に映るかもしれませんね。

しかし東武鉄道を乗り継いで到着してみると、そこは立派な温泉街。
もっと萎びたかつての温泉郷や歓楽街を想像してましたが、
整備が行き届いた感がしっかりあり、いささか拍子抜けに。

随分歩いた先、ホテル街の外れにくだんの物件はありましたが
アングルも限られ(吊り橋の途中)、ネットなどで見かける画像以上のものは撮れず。
風光明媚な渓谷と廃墟群(5軒くらいのホテル跡)とのコントラストはまあ確かに異様でしたが。


今やスマホがあれば、全国どこのスポットでも写真が見られる時代。
それでも自分のカメラに納めるために出掛けるってのは
どういう欲望なのでしょうかね。
歩き疲れた脚に、その価値と意味があるのか?と問われるようです。
結局、旅に出る理由づけが欲しいだけなのかも知れません。


栃木県/日光市
Leica Q






夜光の日光

2023年06月07日 - スナップ

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(c)Tatsuo Iizuka



足尾を離れ、市営バスで小雨降る峠を越えて日光へ。
今夜の宿、日光に到着したのは日が暮れたころ。
ラーメン屋で夕食を済ませると、カメラ片手であたりを徘徊します。
これまた愉しい時間です。
夜の光を拾い集めながら。
日光市の夜光とは。一人ほくそ笑む。


栃木県/日光市
Leica Q




足尾の町

2023年06月06日 - スナップ

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(c)Tatsuo Iizuka




カメラを片手に知らない町をふらつくのが好きで
それも都会や観光地ではなく、寂れた町を好みます。
かつての栄華を偲びつつ、惹かれたものにカメラを向け、そっと1回シャッターを切っては通り過ぎて行きます。
往来の少ない通りですから、住人に会っても不審がられますし
ドキドキしながら少し背徳感を覚えながら歩いていく。
その感じも好きなのです。

その際、ズーム付きの一眼レフなんかはまったく不釣り合いで
いつも小さなカメラが相棒です。今回はLeicaQを選びました。
どこかで咎められるようなことがあって、写真家です。と名乗ったとしても
信じてもらえることはきっとないでしょう。


栃木県/日光市
Leica Q



わたらせ渓谷鉄道

2023年06月05日 - 鉄道のある風景

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(c)Tatsuo Iizuka




足尾銅山に行くにあたり浅草駅から初めての東武鉄道に乗りました。
まずは東京の下町から埼玉、群馬と変わりゆく車窓を楽しみます。
足利駅の先では、あの「渡良瀬橋」が見えました。頭の中にはリコーダーのメロディが流れます。
スバリスト達の聖地?、スバルの本工場がある太田駅。
注視してみたけど普通にトヨタ車とか多いよね、やっぱり。

駅前に商店一つも無い相老駅で45分の待ち合わせで、わたらせ渓谷鉄道に乗り換えます。
その名の通り、渡良瀬川添いの渓谷をうねうねと走るローカル列車。
週末にはディーゼル機関車が牽くトロッコ列車もあるというが、今日は月曜日。
きっとガラガラで、のんびりくつろぎながら1時間半の旅を楽しもうと思いきや
やってきた一両きりのディーゼルカーには、中国からの観光客でほぼ満席。
しかも車内では大はしゃぎ。全員親戚か?と思うような親密さでボックス席を行ったり来たり。

途中駅から乗車した車掌にさすがに窮状を訴え、いくぶん落ち着きを得たものの
イヤホンで音楽を聞きながら眠るしかなく
思い描いたローカル列車の旅にはなりませんでした。

それでも国鉄足利線時代の趣のある駅舎が残っていたり
立派な桜並木があったりと、わたらせ渓谷鉄道は味わい深い路線だったことは間違い有りません。
いつか再訪を。と誓うのでした。



栃木県/日光市
Leica Q











閉山から50年 鉱山住宅跡

2023年06月02日 - スナップ

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(c)Tatsuo Iizuka




足尾銅山は1973年の閉山から50年経っています。
採掘で賑わった1916年のピークには栃木県で宇都宮市に次ぐ38,000人ほどの人口を抱えた足尾の町も
今や3,000人ほど。

古河鉱業によって足尾銅山は日本の40%の銅を供給するほど盛隆を誇り、従業員は好待遇で迎えられ、暮らしは豊かなものだったそうです。
お昼をいただいた食堂のおじさんによると、社宅では電気水道ガスの光熱費も会社持ち。
3交代制の勤務で夜勤から上がったばかりの抗夫は、朝から酒盛りに興じ
この食堂も何人も芸者を抱えて賑やかなお座敷だったそうです。

抗夫の家族らが暮らしたかつての社宅(鉱山住宅)は閉山後、公営住宅になり、数少ないながらも足尾の町に残っています。
延焼を防ぐためでしょうか、長屋の並びに、レンガの壁で仕切られているところもあります。
トイレは別棟にあり共同トイレです。住人以外の使用お断りの張り紙もありました。


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(c)Tatsuo Iizuka




昭和初期くらいのものでしょうか、かろうじて建っている古い鉱山住宅も残っていました。
朽ちた壁から丸出しになった便器は、華やかに藍色に花柄が描かれたものが奢られていました。
便器の装飾に、わずかに残る往時の栄華を見たような気がします。

ここには共同の浴場も残っていました。
左右に男女別の浴槽がそれぞれに。真ん中には大きなボイラー室がありました。
住人がいなくなったあと農業倉庫に転用されていたのでしょう。
浴槽のまわりには資材が置きっぱなしに。
それもまた過去のできごと。
近くに流れる川の音だけが聞こえていました。




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(c)Tatsuo Iizuka




栃木県/日光市
Leica Q





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飯塚達央
写真の町、北海道東川町在住の写真屋、飯塚達央。1968年大阪出身の52才、脱サラし北海道移住26年目になります。
北海道・東川町で写真スタジオ「フォトシーズン」をやってる写真屋です。日々、ファミリーフォトを撮っています。2019年より東川町議会議員。
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