
(c)Tatsuo Iizuka
今シーズン一番の冷え込みとあって、サンピラー狙いで日の出前から出動。
久しぶりによく出るスポットに着いたら、なんと数十台の車列にカメラマンもずらりと。
数年前はこんなことなかったのにと、引いてしまう。しかも平日の朝なのに。
特徴的なことに、カマラマンの年齢層が明らかに若いことに気がついた。
以前は風景写真といえばおじさんの領域と相場は決まっていたのに、
20代〜30代前半のヤングな面々が、顔見知り同士賑やかにやってるんですよ。
これは間違いなくインスタなどのSNSの影響ですな。
やがて日が昇っても、あいにくながらサンピラーは出現せず。
マイナス25℃くらいで無風だったけど、どうやら湿度が足らなかったみたい。
帰り道、別のスポットに通りがかると、こちらもずらりと車列とカメラの放列。
おしゃべりに興じてるところを見ると、ここもサンピラーは出ていない模様でした。
しかし、そこを通り過ぎた後にサンピラーに出くわすことができました。
控えめで、数分後にはスッと消えてしまいましたが
この幻想的な光景を写真に収められてよかった。
厳冬期のご褒美をいただいたような気になれました。
それにしても撮り鉄のお立ち台のような有名スポットに近付くのはもうやめよっと。
インスタで見た写真をなぞらえるのは面白くないし
何より静かに撮りたいものです。
北海道/美瑛町
FUJI X-H1 50-140mmf2.8R