
(c)Tatsuo Iizuka
夕暮れ迫る芦別駅に進入する根室本線のキハ40。
先月は乗り鉄で車中の人でしたが、この日は跨線橋からの待ち人です。
お気に入りの温泉に浸かってからのトワイライトは撮影タイム。
寒さが身に染みいりました。
昨夜SONYからフラッグシップα1が発表されました。
α7からα9ときて、α1なんだ。というのがまずもっての第一印象・・・。
電子シャッターで秒30コマ。ブラックアウトフリーで動体AFも追従バッチリですか。
って動き物撮るには申し分ない、まさにフラッグシップ機ですね。
暗所にも強いらしいです。
こうなるともう、カメラマンは被写体にカメラ向けてシャッター押してりゃそれでOKですか。
5000万画素あればあとでトリミングして構図は整えられるし。
結果オーライ的なイージーさが、吉と出るのかどうなのでしょうかね。
変わらないのは、その瞬間にその現場に居てカメラを向けることが大切ということ。
それと逆説的ですが、決定的瞬間が全てではないということでしょうか。
撮影機材がますます進化していく中で、写真を撮ると言うことの意味を考えさせられます。
北海道/芦別市
SONY α7s FE55mmf1.8
雪の層
2021年01月26日 - デジタルモノクローム






(c)Tatsuo Iizuka
上川駅から旭川駅に一旦戻り、宗谷本線に乗り換え北上しました。
雪の峠を越えて2時間ほど、日没間際の名寄駅で途中下車。
急速に気温が落ち、製紙工場でしょうか、煙突から上がる2つの煙が印象的でした。
この日スマホを忘れていまい、途中公衆電話BOXから電話を掛けました。
それはもう何年ぶりだったか、記憶にないくらい。
テレホンカードなんてもちろん持ってないから、財布の10円玉と100円玉を入れてです。
通りすがりの人が、僕の話す姿を珍しそうに見ていましたよ。
スマホが手元に無いのは心細くはありますが、日常を離れるちょっとした列車旅には、むしろ好都合だったかも知れません。
列車の時間はカバンに入れた時刻表でしっかり確認。
アナログな一日でした。
名寄のあと、美深まで行こうと思いましたが、ここで力尽き旭川駅に戻ることに。
帰りの車両はお目当てのキハ40。
旭川ー名寄間は、この春で新型車両に入れ替えられキハ40の勇退が確定しています。
すっかり日の落ちた頃、うちらうつらしながら、キハ40の重厚で柔らかい乗り味に身を委ねる旭川駅までの2時間は至福の時間でありました。
北海道/名寄市
SONY α7s FE50mmf1.8 FE28mmf2





(c)Tatsuo Iizuka
コロナのせいではなく仕事の無い日曜日(涙)、暇つぶしにまたJR北海道の「道北一日散歩フリー切符」で乗り鉄してきました。
まずは旭川駅から上川駅までキハ40で1時間ちょっとの汽車の旅です。
(この旭川ー上川往復だけでフリー切符2,540円の元が取れてしまいます)
上川は抜けるような青空の快晴。
朝はマイナス20℃くらいまで下がったようですが、太陽がさんさんと降り注いでいて散歩日和です。
今日の相棒はGRと悩んで結局SONYα7sに。
たまにフルサイズの開放でキレとボケを楽しもうという魂胆です。
雪の照り返しが強くて、α7の最高1/8000秒ではf1.8まで開けきれないシーンも多々ありましたが
FE55mmf1.8のキレとかコントラストとか、そして解像力は凄いなあと思います。
ボディのセンサーは1200万画素しかないのに・・・遠景でなければ、そしてよほどの大伸ばしをしなければ十二分だなあと思うのです。
1両切りの列車もガラガラでしたが、上川名物のラーメン店も昼時なのに貸し切り状態でした。
密とは無縁のローカル列車による北海道田舎町への旅は、誠にのどかで優雅な時間ですが、
こんな調子が果たしていつまで続くのやら。
飲食、交通、観光、サービス業・・・
コロナを適切に恐れつつ、動ける人は動いて経済を廻していかないと
北海道の地方の町は真っ先にやられてしまうような気がします。
北海道/上川町
SONYα7s FE55mmf1.8

(c)Tatsuo Iizuka
新年明けてから一週間も経過してのアップとなりましたが、今年もよろしくお願いします。
コロナ禍のことを思うと、沈鬱な年末年始でした。みなさんもそうだったかも知れませんね。
しかし、僕はもう思い煩うことを止めました。
コロナ脳からの脱却です。
日々の報道でPCRの陽性者を感染者と呼ぶことや、そもそもPCRの有効性に疑問を感じていたところ
コロナ関連の動画や本を読み、コロナ楽観論に傾いたのです。
すると、重だるかった身体がスッキリ。
前に向く気力が湧いて来たのです。
1月の行動計画もトントンと決まりましたよ。楽しみ。
日々免疫力を上げ、現役世代が普段通りの経済活動を続けることこそが
自分にも社会にも良いことだと思うのです。
もちろん異論はあるでしょう。それが全ての方に当てはまる正解ではないと思います。
私自身も回りの環境を判断し、予防策は取った上での行動をします。
みなさんにとっても、2021年がよい一年になりますよう祈念いたします。
北海道/東川町
FUJI X-T3 XF50-140mmf2.8