
(c)Tatsuo Iizuka
この日の車中泊はサロマ湖畔にて。
夏に2度バイクでキャンプしたお気に入りの場所です。
さすがにキャンプサイトは雪で閉鎖中でしたが、駐車場とトイレは空いていたので
使わせていただきました。
隣接のホテルで温泉に入って、レストランで美味しい中華を頂いてリラックス。
誰もいない湖の向こうには、三日月と星空。
贅沢な夜です。
マイナス14℃まで下がる予報でしたので、前夜よりさらに車内の防寒対策を施して備えました。
と言っても断熱ビニールを寝るスペースに巡らせて空間を狭くしただけですが
それでも自分の体温と吐く息で、温度が上がるようです。
朝まで割と平気に過ごせましたよ。
今回の2泊3日の旅程でマイナス15℃まで車中泊ができると分かったのは1つの収穫です。
冬でも気ままな旅ができるのは良いですね。
北海道/浜頓別町
SONY α7s FE28mmf2



(c)Tatsuo Iizuka
1泊目は天塩町の道の駅で。
独特の匂いがするしょっぱい温泉に浸かり、のれんの下りたお店で無理言って晩ご飯をいただき
夜の町をスナップして、心も満ちた状態で車の荷室を拡げ寝床をつくり
ウイスキーをちびりちびりとやりながら本を読んで過ごします。
寝袋にくるまる時点では余裕でしたが、夜中、何度も寒さで目が覚め、寝たのか寝てないのかよく分からない状態で朝を迎えました。露出してる顔が寒いのです。
車内のペットボトルはガチンガチンに凍っていて、ほぼ満充電だったiPhoneも電源が落ちて冷た〜くなっていました。
夜中、外ではマイナス14℃まで下がっていたようです。
それは寒いはず・・・。
雪も20cmくらい積もっていましたが、セイコマで朝食を採っているうちに太陽が出てきてその後快晴に。
気温もぐんぐん上がって、サロベツ原野〜オロロンラインは快適なドライブとなりました。
春を感じる道北でした。
北海道/豊富町
RICOH GR3




(c)Tatsuo Iizuka
JR北海道にはこうした車掌車を再利用した無人駅が数多く存在します。
いずれも錆で外観はみすぼらしくなっていますが、
中に入ると風雪はしのげるので助かります。
宗谷本線のローカル駅は、ことごとく廃止を検討されていてその数29駅。
一日の乗降客が3人以下というのが対象です。
中には1人の利用客もいない駅も含まれているそうで、
利用するのは鉄ちゃんばかりということもあり得ます。
暗闇を割いてやってきたキハ54。
わずかな停車ののち、エンジン音を響かせて次の駅に向かっていきました。
ホームで撮影すると、乗客だと思われると運転手さんに迷惑かけるので
遠慮がちに撮らせてもらいました。
北海道/幌延町
SONY α7s FE28mmf2