オホーツクツーリング
2019年08月22日 - W650





(c)Tatsuo Iizuka
フォトフェスタが終了し、ほっと一息。
お盆真っ盛りのタイミングでしたが、2泊のキャンプツーリングに出掛けてきました。
行き先は、台風接近で怪しい天気の予報とにらめっこして、オホーツク方面に決定。
これが功を奏して、良い日射しの中、走ることができました。
行き交うバイクもお盆だけあって、相当な数。
バイク乗り同士、すれ違いざまに互いの安全を願って手を挙げるのですが
それもひっきりなし。
最近は全国的にバイクの台数が相当減ってるのに、この時期の北海道はさすがに盛況です。
道の駅などで確認してみると、大半が本州ナンバー。
そしてみんな40〜50代以上のおじさんライダー。
僕と同じように青春時代をバイクとともに過ごしたであろう面々ですね。
学生時代に北海道一周した方も少なくないだろうと思われます。
今も昔も夏の北海道はバイク乗りの聖地です。
1泊目は北上し道北・浜頓別町のクッチャロ湖のキャンプ場へ。
日本最北の宗谷岬目前、そして草原と海岸を見ながら、ひたすら真っ直ぐな「エサヌカ線」も近くにあるだけあって
バイクさえも駐めるところがないくらいの賑わいでした。
対岸に沈む夕陽。シルエットになっていくバイク達の姿。
旅心が満たされていく瞬間です。
日が沈んでからの、一人ジンギスカン(セイコーマート製)。
焚き火を見ながらのウイスキーも格別です。
2日目はオホーツク海沿岸を下り、サロマ湖畔のキャンプ場泊。
吹きさらしのテントサイトは、風がひたすらに強く、
昨夜とは一転、バイクが一台もいない寂しい夜でした。
まあそれも良し。
不安な夜を過ごすという経験も時には大切でしょう。
バイクとともに過ごした3日間は、2019年の夏の良い思い出になりました。
RICOH GRIII