
(c)Tatsuo Iizuka
お気に入りのキャンプ場へ。
焚き火とウイスキーを楽しみに行って来ました。
あいにくの曇り空で星は諦めてたところ、わずかな時間だけ晴れてくれました。
月明かりに浮かび上がるのは、水没した木の根元です。
この日は水位が下がって露出していました。
いいかげん酔いが廻っていて、三脚につけたはずのカメラを落っことしてしまいました。
幸いにして、水の中ではなく、湖岸の粘土質の上。
なのでキズはつきませんでしたが、マイカメラは哀れ泥まみれに。

(c)Tatsuo Iizuka
こんな絶景サイトです。そりゃあアルコールも進むってもんでしょう。
サイト内は電灯もわずかしかなく、騒ぐ若者もなく、ファミリー向けではなく。
釣りやカヌーをする人と、静かな夜を楽しむ人が1人あるいは2人で小さなテントを張ってます。
一泊一人600円。それに燃えやすくてカロリーの高い良い薪が400円。
1000円で提供してもらえます。
ただし直火は(当然)禁止です。
Amazonで2500円ほどの焚き火台を買って持って行きましょう。
北海道/幌加内町(朱鞠内湖キャンプ場)
SONY α7s + ULTRON21mmf1.8



(c)Tatsuo Iizuka
9月6日の地震で運休になった北海道内の鉄道。
そのうちローカル線は復旧が遅れていましたが、札沼線が21日に運転再開になりました。
沿線で色づく田んぼの収穫に間に合って、良かった。
一枚目、左端に写っているのは、奈井江発電所の煙突。
北海道で一番古い発電所(昭和43年製)で、石炭を原料として発電させているのは、さすがかつての産炭地です。
老朽化のため来年春に廃止されるところ、今回の地震で苫東厚真発電所のダウンによる電力不足を補うべく、老体にむち打って、フル稼働してくれたようです。最後のひとはな。でしょうか。
(奇しくも私と同じ50歳。)
二枚目の電柱は、古い木柱。
通信電線が、碍子(がいし)で留められて(?)いるレトロなスタイルで、
沿線に現役として残るのは全国的にも非常に珍しいものです。
北海道/浦臼町(札沼線)
moon stone
2018年09月19日 - スナップ

(c)Tatsuo Iizuka
地震による停電、物流のストップもだいぶ解消されて、平穏さを取り戻してきています、北海道。
何にもないコンビニの棚とか、行列してるスーパーとか、ガソリンスタンドとか
根拠のない断水情報を「拡散希望」と書かれてあるSNSとか、
見るに堪えない状況がしばらく続きましたからね。
それにしても、電力会社の言う「想定外の事態」というお馴染みになりつつある言葉には・・・うんざりします。
非常時に備えて、リスクを分散しておけないものでしょうか。
延期、中止、自粛、萎縮。
そんな北海道の風潮ではありますが、無事だった者として、しっかりと経済活動を行いたいと思います。
そう新しいカメラ。笑
立て続きに各社ミラーレス一眼の新型が発表されましたね。
Nikon Canonの2大メーカーもいよいよフルサイズミラーレスに参入しますね。
手始めに出たのは、中級機のようですが
東京オリンピックに向けて、今後SONYにどう対抗していくのか楽しみです。
Panasonicもまさかのフルサイズ機を発表という噂も出ています。
買う、買えるは別ですが、各社競い合って新しいカメラが出てくることはとても良いことです。
個人的には、
Nikonは残念ながら、アダプター経由で(手持ちの)タムロンレンズが使えない模様でしょんぼり。
そんななか発表されたFUJIのX-T3は、(地味に)しっかりとブラッシュアップして来ましたね。
顔認識、瞳AFの強化。ブラックアウトフリーの連写(ただしクロップモード)。
そして、ホワイトバランスオートのロック機能。
これはFUJIを使っていて不満に思えた部分をほぼ打ち消す、(仕事で)「使える機能」だと期待大です。
X-T2とX-T20 2台と入れ替えしようと思います。
(順当過ぎて面白くない?)
ミラーレスはコンパクトサイズが大きな特長なのに
いつしか写りの良さをフューチャーするようになって、レンズがやたらに巨大、そして高価に。
ボディとレンズ数本を組み合わせると、一眼レフと変わらない重量になってしまう
SONY NIKON CANONのフルサイズチーム。
FUJIはAPS-Cゆえ、軽くて、レンズも写りが良くてコンパクトでフルサイズチームより安価。
そんな訳で
ミラーレスはFUJIで継続決定です。安泰
一眼レフはNikon D850が欲しいなあ。欲望
(一眼レフはでかくても、見えの良い光学ファンダーに、心地良いシャッターフィーリングを望みます)
北海道/積丹町
Canon G5X





(c)Tatsuo Iizuka
6日の未明に北海道を襲った大きな地震。
幸い眠りこけて朝まで気づかないほど東川町では被害はありませんでした。
でも北海道全域にわたる広範囲の停電で、電気がストップ。
そして全戸地下水が売りの東川町ですが、くみ上げるための電動ポンプが動かず
水が得られませんでした。
幸いにも、ウチの町内は午後のうちに復旧され、普段通りの暮らしができるようになりました。
ただ、周辺の町内の通電は遅れているようです。
停電の夜を歩いてみると、
本当に真っ暗。
そして家の屋根の上に星が綺麗に広がってました。
天の川もくっきりと。流星も見られました。
こんな町中で、こんな低い角度で、星が見られるなんて。
良く見知った町のはずなのに、どこを歩いているんだろうと不思議な感覚に陥りました。
信号機は消灯し、ランタンのある家の窓だけがほんのりと明かりを射し
コンビニは1店舗だけ自家発電でひそかに営業してくれてました。
北海道/東川町
FUJI X-T3 XF23mmf2
キャンプツーリング2018
2018年09月02日 - W650




(c)Tatsuo Iizuka
今年のバイクソロキャンプツーリングは、天候不順と仕事のタイミングがなかなか合わず
8月も末になってやっと実行できました。
曇り予報だったけど、ぜいたくは言ってられない。雨さえ降らなきゃ御の字です。
実際、3日間小雨に当たることはあったけど、濡れるほどではなくカッパもしまったまんまでOKでした。
1日目は洞爺湖の湖畔のキャンプ場で、テントを張りました。
湖のほとりというシチュエーションが大好きで、この日も満喫しました。
2日目は積丹岬の近く、日本海を望む海水浴場の無料キャンプ場で。
これまたロケーションが素晴らしく、ついついお酒のペースも上がります。
漁り火灯る夜の海。波の音が耳心地の良いBGMです。
が、深夜3時にやってきて酒盛りしだした若者たち(馬鹿者たち)のおかげで、台無し。
安眠を妨害されてしまいました。
仕方なく沢木耕太郎の「深夜特急1」を読みだしたら、マカオの博打の話に興奮してさらに寝付けず。
持って行く本をどうやら間違ったようです。
リヤのキャリアもつけて積載能力のあるW650ですが、そこはバイク。
車のように何でも持って行けるわけではありません。
でもそこがバイクキャンプの醍醐味でもあります。
無駄を無くしてミニマムな荷物でシンプルに過ごす数日も良いものです。
が、薪とコンパクトな焚き火台は欠かせません。
重さのあまり、軽快な走りが損なわれてもです。
今年もう1泊行けたらいいなあ。