威容を誇る

2017年06月27日 - 北海道の産業遺産

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(c)Tatsuo Iizuka



水田地帯、東川町の米の乾燥貯蔵用プラント。
この町で一番高い建造物だ。
ビルの6~8階くらいだろうか。

コンクリートの丸いタンクが周囲との環境に合わず
「異様」に見えていたのも事実。
建てられたのが昭和30年代なのか、コンクリート壁のしみ具合や丸みがレトロ感を出していて
見ようによっちゃあ古代遺跡のような「威容」さで、個人的には好きな建造物だった。

僕がここ東川町東町2丁目に移ってきて2年。
2枚目の写真のように、スタジオのドアを開けると目の前に存在している。
とっくに別の設備にその役割を譲ったのだろう
もっぱら鳩の巣窟と化していた。

先日足場を掛けられ、今や解体されるのを待つばかり。
ちょうど足場を人力で掛けていく様を見ていたけど
5人くらいの職人がバケツリレーの要領で、足場を一枚一枚上げては組んでいく
その手際の良さは見事だった。
あれよあれよと高くなっていった。
組み上げて行く仮設の段階で、よくぞ倒れないものだ。
高所恐怖症の身には、想像しただけでキツい。



北海道/東川町
FUJI X-T2 XF16-55mmf2.8R






心臓部

2017年06月26日 - 北海道の産業遺産

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(c)Tatsuo Iizuka






北海道/東川町
SONY α7s ULTRON21mm f1.8




胎内

2017年06月25日 - 北海道の産業遺産

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(c)Tatsuo Iizuka



炭鉱施設のようだけど、米の貯蔵倉庫。
長年の役割はすでに終えて、取り壊しの日を静かに待つ。



北海道/東川町
SONY α7s SWH15mmf4.5




アジアのような東京の雨降り

2017年06月24日 - スナップ

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(c)Tatsuo Iizuka



先日、2年ぶりくらいの東京へ行ってきた。
本業の営業写真の展示会PHOTO NEXTと、セミナーに出席することを一番の目的に。
地方にいるとなかなか肌身で感じることのできない、トレンドっていうものを感じてみようと思って
苦手な飛行機と、人混みに身を投じてきた。
結果、なかなか受け入れられないものが多かったような。
でも良い刺激を受けてきた。

夜は写真家の先輩、渡部さとるさんを訪問。
突然にも関わらず
「いいよ〜おいで〜」ってさらっと受け入れてもらえたのは嬉しかった。
渡部さとるさんは、不思議な包容力がある方だ。
そんな方との、居酒屋で一杯やりながらの写真談義は
軽々しくこの場で書けないほど有意義な時間になった。
気負い無く、等身大で、偉ぶらず、分け隔て無く・・・

翌日、大雨の渋谷で見た写真家「ソール・ライター」の写真展。
写真はもちろん、会場に書かれた言葉が強く印象に残った。

「神秘的なことは馴染み深い場所で起こっている
なにも、世界の裏側まで行く必要はないんだ」

「写真を見る人への写真家からの贈り物は、
日常で見逃されている美を時々提示することだけだ」

日常にある美を写真で撮って見せること
見えているのに見逃していることに、ささやかな幸せがあること
を改めて知らされたようだった。



東京/東新橋
iPnone6s
濡れた窓ガラス越しの写真が印象的な「ソール・ライター」に感化されたのか






落陽

2017年06月19日 - 鉄道のある風景

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(c)Tatsuo Iizuka



撮った写真というのは冷酷に
「もうちょっとこうだったら良かったのに」
「ここが惜しかったな」
と反省を促してくるものだけど

撮った現場ではギリギリやった。
走ってくる列車を、この狭いフレーミングに入ったタイミングで捉えるのは
なかなかにスリリング。
秒11コマの連写にしたみたけど、この次のカットは完全に太陽が車両の影に。
まあ良しとしよう。

完成度を上げて完璧なものに仕上げるよりも
隙を残す方が自分には合ってるのだから。

白い点々は、雑草の綿毛。
種を飛ばし、命を繋いでいく。



北海道/旭川市(宗谷本線)
FUJI X-T2 + NIKKOR 300mmf2.8






がたごと

2017年06月18日 - 鉄道のある風景

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(c)Tatsuo Iizuka



いつもの撮影ポイントへ。
趣向を変えて、踏切脇から超望遠レンズで下ってくるキハ40を。
ちょうど車輪が見えた。

こうしてみると車輪の幅が狭くて、不安定に見えるね。
揺れたらごとっと脱線しちゃいそう。
超望遠レンズで見てると、右に左にぐらぐら揺れたり戻したりしながら進んでるのが分かる。

日本の国鉄(現JR)は、狭軌と呼ばれる世界的に希な狭いレール幅になってて
車内を広くできない。高速で走れない。などの弊害が。
(新幹線はそれより幅広の標準軌だから5列シート)
狭い国土には合ってたんだろうけどね。



北海道/旭川市(宗谷本線)
FUJI X-T2 + NIKKOR 300mmf2.8 ×1.4テレコン




夏至間近

2017年06月17日 - 鉄道のある風景

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(c)Tatsuo Iizuka



ワイドレンズで近距離から狙うと、被写体のサイズが予想と違って焦ることがある。
そんな一枚。
はみ出しそうなキハ40。

雑草たちもうっそうと。
夏至が近づいてきている。



北海道/旭川市(宗谷本線)
FUJI X-T2 XF16-55mmf2.8R






キハ40

2017年06月16日 - 鉄道のある風景

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(c)Tatsuo Iizuka



頑張るキハ40。
一両で走る姿はけなげで、さっそうとしていて
雪の中では頼もしくて、
ゴロゴロっていうディーゼルエンジンのアイドリング音は、どこか人間ぽい。

後に出てきたキハ54よりエンジンパワーは非力(半分くらい)で、発進加速は悪く
ステンレス製のキハ54より鉄製の40は車重も相当重い。
だから秋の落葉の季節、おまけに雨の石北峠では、登り切れず途中で止まり
一旦バックで坂を下り、やり直すこともあるという。
反面、車重の重さから脱線の心配が少なく(レールへの加重がかかりやすい)、路盤の悪いローカル線でも安定した走行ができる。
そして車内の乗り心地はソフト。急加速も出来ないから酔いづらい。

国鉄時代から走ってるキハ40。
新車両への置き換えが進められるようだけど、がんばれ〜。



北海道/旭川市(宗谷本線)
FUJI X-T2 XF16-55mmf2.8R





reflection

2017年06月14日 - 鉄道のある風景


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(c)Tatsuo Iizuka




まるで定点観測のようにいつもの場所へ。
「キハ40とまん丸夕陽とのコラボシーン」は、通過5分前に太陽が雲隠れし、今日も撮れず。
不完全燃焼につき、次の上下各一本を納めることにして、この場で粘る。
今日は寒くないので助かる。

カブに乗って田んぼの見回りに来られた農家の方に
「ここでなにやってんの?」と聞かれ、事情を説明するけど少々照れる。
いい年こいたおっさんが「列車撮ってます」ってのは。
それにしても日が暮れるのが遅くなったなあ。




北海道/旭川市(宗谷本線)
FUJI X-T2 XF16-55mmf2.8R








サンセット

2017年06月13日 - 鉄道のある風景

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(c)Tatsuo Iizuka



前回6/6日の撮影から6日経ち、ようやくの晴れ。
キハ40とまん丸い夕陽とのコラボシーン狙いの続きです。
前回は列車が通過する前に、太陽が完全に沈んでしまいましたが
今日はどうなるか。

6日経って日没時刻が遅くなって行く中でしたが・・・
結果的には今日も日が沈む方が早く、太陽は大半が山の端に入ってからの列車通過となりました。
列車が前回より遅くやってきたのもあって、こんな感じです。
(撮影後にデーターを見ると、前回より40秒遅く列車が通過)
うーん、なかなか難しい。

でもこの様子なら数日(?)後に、ばっちりタイミングが合うはずなので、引き続き狙ってみます。
心配なのがゴーストやハレーション。
丸い状態の太陽ドカーンは、光が強すぎてまともに写真に写るだろうか??
それと秒間5コマの連写のカメラで、先頭車両と太陽が合うタイミングを捉えるのは至難の業。
運頼み、神頼みです。
さて、どうなるか。

今日の写真は良い雲が出たので、これはこれで良しとします。



北海道/旭川市(宗谷本線)
Nikon Df AF-S TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC (A009)





stay gold

2017年06月12日 - 鉄道のある風景

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(c)Tatsuo Iizuka



きらきらと夢のような時間。

「stay gold」は中学生の頃に見た映画「アウトサイダー」のテーマであり
同名の主題歌をスティービーワンダーが歌っていた。




北海道/旭川市(宗谷本線)
Nikon Df AF-S TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC (A009)





夏至に向かって

2017年06月09日 - 鉄道のある風景

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(c)Tatsuo Iizuka



とても良い天気の夕刻のこと。
沈む太陽と列車がちょうどぴったり重なるんじゃないか
と閃いて、この場所に急行すると
列車が通過するまであと10分。
まさにジャストな感じに太陽が位置して、沈もうとしている。

心躍らせながら、列車がやってくるのを待つ。
やややっ、太陽が落ちていくのが速いっ。
あと6分、あと5分・・・早く来いっ。
あと4分、半分沈んだ。お願い早く来て−。
あわわ。通過2分前に水平線へと消えていってしまった。
踏切の音がむなしくこだまする。
めったに来ないローカル線の撮影はなかなか思うようにいかないものだ。

でもこの感じからすると、3〜4日後にはジャストなタイミングで列車と太陽が重なるはず。
まだチャンスはある。
と思い直してみたけど、それ以降、天気予報は雨マークばかり。

これは来年まで持ち越しか・・・
それとも秋に同じ時刻に太陽が沈むのか?



北海道/旭川市(宗谷本線)
Nikon Df AF-S NIKKOR 24-70mm 2.8G ED






flow

2017年06月08日 - 鉄道のある風景

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(c)Tatsuo Iizuka



夕暮れの水田地帯を駆けるキハ40。
動く列車だから、動感を伝えたいなと思って
流し撮りに挑戦中。
北海道に列車が走ってたんだよ。
なんてこと言わずに済めばいいのだけど。





北海道/当麻町(石北本線)
Nikon Df AF-S TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC (A009)




大雪のふもと麗しく

2017年06月07日 - 鉄道のある風景

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(c)Tatsuo Iizuka



田んぼの苗が育ってきて、瑞々しくほんとに良い季節です。
夕方西日の頃に立っていても、寒くないってのはありがたい。



北海道/当麻町(石北本線)
Nikon Df AF-S NIKKOR 24-70mm 2.8G ED




古澤剛 ライブ at フォトシーズン

2017年06月06日 - スナップ

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(c)Tatsuo Iizuka



古澤剛の歌声で、フォトシーズンが
言葉で表現できないような素晴らしい空間になりました。
何とも愛おしいような時間を、ほんのひとときみんなと共有できたことを嬉しく思います。
写真で少しでも伝わるかな。

このあと彼は軽ワゴンで一人、苫小牧発八戸行きのフェリー乗り場に向かいました。
今日は八戸、そして青森でミニライブをするそうです。
日本全国うろうろと。のろのろと。
twitterで情報はキャッチできます。






銀塩白黒写真展「INCANTATION of SILVER ー銀の呪文」

2017年06月04日 - お知らせ

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「INCANTATION of SILVER ー銀の呪文」
という銀塩白黒ばかりの写真展が、「ヒラマ画廊」にて開催されます。
飯塚も参加し、3枚の写真を展示します。
久しぶりのグループ展。しかも銀塩しばりということで、どんな写真展なるのか・・・非常に楽しみです。

それぞれの作品は販売もするので、見るだけで無く購入もできるようになってます。
飯塚のは1点物です。



6月6日(火)~6月12日(月)
10:00~18:00 最終日は15:00まで
入場無料
旭川市2条通り8丁目 ヒラマ画廊 0166-23-9345


なお、6月10日(土)の18:00~ レセプションパーティーが催されます。
どなたでも参加いただけます。こちらも無料です


そうそうたるメンバー(敬称略)
臼田健二
越後文慈
加藤法久
河部輝彰
Guillaume Ducreux
児島拓哉
佐々木育弥
Geoff Chaplin
鈴木瑛大
鳥羽せんり
西本成輝
Paul del Rosario
毛利剛
平間明鑑
池田圭輔
太田一彦
小沢和雄
木野田和也
栗坂菜穂
後藤久美子
佐藤美喜子
菅原清弘
砂田陽一
中野常之
野原典雄
店崎栄
森下隆
飯塚達央





キツネの見送り

2017年06月03日 - 鉄道のある風景

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(c)Tatsuo Iizuka


どっぷりと日が沈み、踏切が鳴って赤いサインが点滅する。
ファインダーを覗いていると、脇から何か黒い影。
なんとキツネがフレームイン。
気を取られてシャッターのタイミングをわずかに逃してしまう。



北海道/当麻町(石北本線)
Nikon Df AF-S TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC (A009)





古澤剛 ミニライブ

2017年06月01日 - お知らせ

自ら運転する「歌ワゴン」で全国を廻ってる、シンガーソングライター古澤剛(ふるさわたけし)。

6月5日(月)の14時から、スタジオ「フォトシーズン」(東川町東町2丁目10−13 tel0166-74-4553)でライブを開催してくれることになりました。
30~40分程度のミニライブ。無料です。
ご予約不要。お誘い歓迎。シェア感謝。お子様連れもOKです。

正直私も「古澤剛」を知らないまま、ライブの場所としてお貸しすることにしたのですが、
CDを聴いてみると歌声が良くって、すっかりファンになってます。





この歌に、ぐっと来た方はぜひフォトシーズンにお越しください。
お子様連れもOKだそうです。

車はスタジオの裏にある「永楽寺」さんに駐めてください。
でわでわ。





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飯塚達央
写真の町、北海道東川町在住の写真屋、飯塚達央。1968年大阪出身の48才、脱サラし北海道移住20年目になります。
北海道・東川町で写真スタジオ「フォトシーズン」をやってる写真屋です。日々、ブライダルやファミリーフォトを撮っています。
http://www.photoseason.net

空いた時間に好きな写真を撮っては、ブログにアップしています。どうぞおつきあいください。

コメントもトラックバック欄も閉じていますが、メールで感想などお寄せいただけると幸いです。

photoseason@gmail.com

全ての写真と文章は飯塚達央の著作物です。一切のコピーを禁止します。コピーは違法行為にあたりますので、ご注意ください。どんな目的にせよ、私は自分の著作物の無断使用を望んでいません。


メインサイトもご覧ください。
http://tatsuoiizuka.com

フォトシーズンのHP
http://photoseason.net