
(c)Tatsuo Iizuka
ラヨーンの海岸からモーターボートでマンクラン島へと渡った。
そこはコテージ(バンガロー?)が数棟あるだけの、小さな島。
わずかな砂浜以外は、森からいきなり海岸へと降り立つ野趣あふれる島だった。
日中は電気が止まり、wifiも機嫌がよければ繋がる程度。
我々スタッフ以外は、コテージを運営している家族と、犬が数匹に鶏が何羽か居るのみ。
日射しは容赦なく照りつけるものの、木陰に入ると心地良いものだった。
お湯が出ないのは唯一の難点だったけど、コテージの部屋も清潔で快適に過ごすことができた。
最高のロケーションとスタッフのおかげで撮影も快調に。
今朝の北海道・東川町はマイナス17℃だった。
このタイとの気温差、50℃ということになる。
タイ/マンクラン島
OLYMPUS OM-D E-M1 Panasonic 20mmf1.7




(c)Tatsuo Iizuka
タイの首都バンコクまで千歳から直行便が出ている。
乗客は行きも帰りも殆どがタイ人。
ビザが不要になり、空前の北海道ブームらしいのだ。
7時間ほどのフライトでバンコクに到着した。
19年前にバックパッカーとして来たときよりも、近代的な空港だった。
そのときはこれが国際空港に隣接する駅かと疑う、ローカル駅の砂埃まみれのホームから、
これまた味のある客車列車に乗って街中へ向かったものだった。
今回はロケバスとしてキレイなハイエースが出迎えてくれた。
すぐさま4車線ものハイウェイを飛ばしていく。
行き交う車は、きれいな車が目立つ。日本のトヨタ、ホンダあたりが人気のよう。
ボディは磨かれ、ホイールは換装、スモークフィルムが定番のようだ。
時折これでもかと荷物を積み上げたピックアップトラックを追い越すと、
ようやくタイらしさを感じた。
4時間ほど揺られ、夜中にバンコクの南、ラヨーン(郡?)の小さな集落に到着。
夜空を見上げると三日月の向きが真下になっていて、赤道に近い南国まで来たんだなとしみじみ想う。
いくつかの皿に並べられた全て辛い料理を、シンハビール(ビアシン)で胃袋に流し込む。
ごついグラスに氷をいれるのがタイ流らしい。
良い感じに酔って、水とぬるま湯の間のような温度のシャワーを浴びたら、
ベッドに倒れ込み、スリーカウントももたずして夢の中へと。
それでも翌朝、日の出前に目を覚ますところはカメラマンの性というものか。
浜辺へ出ると、犬たちが気持ちよさそうに戯れていた。
イスタンブールは猫の町だったけど、どうやらタイは犬の町のようだ。
首輪などないから、どの犬が飼い犬か分からないけど
あちこちの地べたで寝そべりながら生きてると言うことは、人との距離がいいということだ。
お互い構い過ぎないところが心地いい。
タイ湾はベタ凪。
まとわりつくような湿り気のなか、浮かび上がった太陽は、日本で見るより赤かった。
今日はこのあとモーターボートで小さな島へ渡るという。
いよいよ撮影初日だ。
タイ/ラヨーン
OLYMPUS OM-D E-M1 Panasonic35-100mmf2.8
RICOH GR
タイの空と海と地面と
2015年11月22日 - GR


(c)Tatsuo Iizuka
昨日無事にタイより帰国した。
北海道歌旅座 JUNCOのPV2曲の撮影。
仕事で海外へ出かけるのは初めてのこと。(タイは3度目)
楽しめるわけないと思っていたけど
行ってみるとエキサイティングな日々だった。
プロが集まってモノを創る。
天候や、日本では考えられないタイのルーズさなど、思い通りにならない要素が多数ある中で、形を作っていく。
それが上手く行った。
本番になると良い風が吹いた、良い波が出た、良い光が当たった。
その引き寄せた感、良い物が撮れた手応え、達成感・・・
遊びやプライベートでは絶対に味わえない楽しさがあった。
今朝は一面真っ白な東川。15cmほど雪が積もっている。
昨日居たタイとの気温差30℃。
風邪引かないよう用心しなくては。

(c)Tatsuo Iizuka
今日も霜。寒い朝でした。
犬を連れての散歩の最中、GRでパチリと。
足元に広がる造形美に感嘆しつつ、
足はリードを踏みしめつつ。
先日の写真展の最中に年配の男性が、遠くから来てくださいました。
その方もGRデジタルをお使いとのこと。
共通項があると話がはずみます。
帰り際、「先生っ、写真を撮ってくれますか?」
と聞かれたので、ツーショットかと思い「いいですよ」とお応えしたら
そのGRを渡され、私がその方をお撮りすることに・・・。
自分のGRで飯塚が自分の写真を撮ってくれたと、ことのほか喜んでくださいました。
何よりです。
で、「できればブログにたまにでいいのでGRで撮った写真をアップしてください。」
とリクエストを受けました。
なのでという訳ではありませんが、GRの写真を連投しました。
誰かに自分の行為が喜ばれると思うと、嬉しいものですね。
北海道/東川町
RICOH GR

(c)Tatsuo Iizuka
昨日は雪で家の周りも真っ白に。
今日の昼にはほとんど融けたけど、確実に冬がそこまでやってきているのを感じるこの頃。
身体も何となく寒さに慣れてきた。
そんな中だけど、来週はタイへ行ってきます。
遊びじゃなく、珍しく単独でなく、チームの一員として仕事で行ってきます。仕事で海外へ行くのは初めての経験で、決まってからドキドキしてます。
ある歌い手のPV撮影、自分はスチール担当。
チャーター船で小さな島に渡り、はたまたバンコクの雑踏へと紛れ込む。らしい。
写真集の制作も控えているので、やりがい十分。
ご指名いただいたからには、期待以上の良い写真を撮って残したい。
問題は暑さにめっぽう弱いとこ。だな(汗)
北海道/東川町
Leica M9-P SUMMICRON5cm f2 沈胴
写真集、たくさんのご注文ありがとうございます。
毎日発送しています。
11月16日~22日の間はタイ行きのため発送できませんのでご了承ください。

(c)Tatsuo Iizuka
個展「秋の終わりと、冬のはじまり」
グループ展「BLUEDAY PHOTOGRAPHs HOKKAIDO」
が無事終了いたしました。
足をお運びいただいた皆様に感謝申し上げます。
大きな力をいただきました。
ありがとうございました。
今回の展示は、お気づきの方も多くいらっしゃいましたが
ダークトーンのなかにささやかなドラマを浮かび上がらせた写真でした。
これからも見過ごしがちなものやできごとに、フォーカスを当てていきたいと思っています。
大事なことは、ささやかな変化に気づくこと。
大切にしたいことは、小さな幸せを積んでいくこと。
淡々といきます。
写真集のご注文、たくさん頂戴しています。
ご期待に違わない印刷物と自負しています。
お手元に届きましたら、ゆっくりごらんください。
北海道/旭川市
Leica M9-P SUMMICRON5cm f2 沈胴
勢いで2本買ったSUMMICRON50mm 2ndのうち1本と交換トレード成立。
自分の物としましたw。
おまたせしました。
新作の写真集「秋の終わりか、冬のはじまり」と「BLUEDAY PHOTOGRAPHs HOKKAIDO vol.2 2015秋」をネット販売いたします。
こちら2冊セットでの販売となります。
自分の作品集を手に持っていただきたく、手触り感を考慮し風合いの良い高級紙にオフセット印刷しています。
精細な解像度、そして色合いやトーンもかなりのクオリティーに仕上がっています。
ネット販売は各200部となっています。
この機会にお買い求めくださいますようお願いいたします。
価格は消費税込み。そして全国送料込みの価格となっています。

「秋の終わりか、冬のはじまり」と「BLUEDAY PHOTOGRAPHs HOKKAIDO vol.2 2015秋」の2冊セット 2,200円送料込み

「秋の終わりか、冬のはじまり」はA4横 無線綴じ オールカラー本文32ページ

「BLUEDAY PHOTOGRAPHs HOKKAIDO vol.2 2015秋」はA5サイズ 無線綴じ オールカラー 本文32ページ
飯塚達央、池田圭輔、ごとうかなこ、芝田剛、山邉里枝 5名との共作

「北海道駅前ふるさと」も加えた3冊セット 3,200円 送料込みもございます。
お買い求めは、文末にあるリンク先のyahoo!ショッピングサイトからお願いします。
決済はクレジットカードのみになります。
(決済できない方のみメールでご注文ください。決済はゆうちょ銀行になります。発送に時間がかかります)
Yahoo!ショッピングフォトシーズン
メールでのご注文はこちら
photoseason@gmail.com
2冊組2,200円か3冊組3,200円かをご記入ください。
送り先のご住所、お名前もお忘れ無く。振り込み先情報を返信します。
11/16〜11/22の間は、海外出張のため発送ができません。
その間にご注文いただいた分は、11/23以降の発送となります。
ご了承ください。
新作の写真集「秋の終わりか、冬のはじまり」と「BLUEDAY PHOTOGRAPHs HOKKAIDO vol.2 2015秋」をネット販売いたします。
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「秋の終わりか、冬のはじまり」と「BLUEDAY PHOTOGRAPHs HOKKAIDO vol.2 2015秋」の2冊セット 2,200円送料込み

「秋の終わりか、冬のはじまり」はA4横 無線綴じ オールカラー本文32ページ

「BLUEDAY PHOTOGRAPHs HOKKAIDO vol.2 2015秋」はA5サイズ 無線綴じ オールカラー 本文32ページ
飯塚達央、池田圭輔、ごとうかなこ、芝田剛、山邉里枝 5名との共作

「北海道駅前ふるさと」も加えた3冊セット 3,200円 送料込みもございます。
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その間にご注文いただいた分は、11/23以降の発送となります。
ご了承ください。
お世話になってます。
2015年11月07日 - M9-P

(c)Tatsuo Iizuka
今回の3つの写真展でお世話頂いているヒラマ画廊の平間明鑑さん。
画廊の方だけあって、アートに造詣が深く、
アートの中の写真という見方ができる希有な方です。
ご自身もライカM2で今でも白黒写真を撮り続けておられます。
この方がいることで、旭川の写真界隈も今後賑やかになっていくことでしょう。
在廊中の誰もいない時間に、ギャラリーにある蔵書を眺めていて
版画の全国展の図録に目がとまりました。
現実の世界のいわば複写をする写真に比べ、
版画はなんて自由で、発想が豊富なんでしょうか。
画集を眺めているだけで愉しくなっています。
(写真の全国展の画集は、類型化しているようで見ても面白くない)
この人は何を考えて創作したんだろう?どこからインスピレーションが湧いてきたんだろう??
技術はもちろん、その構想力におどろかされます。
頭のなかのひらめきを、煮詰め、時間を掛けて形に作り上げていくのですから。
そしてモノトーンの版画のグレーグラデーションの美しさ。
白黒写真のファインプリントのようでもあります。
そして手で削った確かな跡を感じさせてくれる所もいいですね。
写真はファインプリントになればなるほど、無機質な感じを受けてしまうのは気のせいでしょうか?
作者の手業が見える良さ。それが版画にはあるように感じました。
帰りにジュンク堂書店で早速版画の画集と制作の仕方の本を買ってみました。
版画を自分ではとてもやれませんが、制作の方法を知ってみたくなったのです。
写真展の来場者のなかには、絵や版画の方に関心が高い方も多く
今度アトリエに遊びにいらっしゃいというお誘いも受けました。
写真専門ギャラリーでなく、ヒラマ画廊で写真展を開催できたことを喜んでいます。
蛇足ながら築50年は経つだろうヒラマ画廊のビルのトイレ。
お世話になってます。

(c)Tatsuo Iizuka
北海道/旭川市
Leica M9-P SUMMICRON5cm f2 沈胴
今日11/7(土)は午後から在廊します。18時まで。

(c)Tatsuo Iizuka
写真展会場に出向く日々。
平日昼間なのでたくさんの人は来ないけど
貴重な出会いがある。
長い人で2時間、ゆっくり過ごしてくれている。
意外なほど、旭川で写真をやっている人がいるんだね。
主催しているワークショップに加えて欲しいと申し出てくれる人や、
プロのフリーランスカメラマンとして独立しましたという子、
ウチのアシスタントをやりたいと言って来た人。
今後も具体的なつきあいが出来そうな人たちの出会いが
生まれたことを嬉しく思う。
地元で写真展をやることの意義がちゃんとあった。
以下に作者在廊予定です。
(あくまで予定で、休憩したりグループ展会場のジュンク堂に行ったりしてる可能性あります)
今日11/6日(金)は昼前〜18時の閉館まで
明日11/7(土)は午後
11/8(日)は15時頃〜18時
11/9(月)の最終日は15時までの開館時間となってますが、撤収に行くのみで在廊出来ません。
■飯塚達央写真展「秋の終わりか、冬のはじまり」
ヒラマ画廊
旭川市2条8丁目(買い物公園Mr.ドーナツ2階 入り口が仲通り側です)
11/3(火)~11/9(月)の10:00~18:00 最終日は15:00まで
入場無料 期間中無休
■グループ展「BLUE DAY PHOTOGRAPHs HOKKAIDO」
10月28日(水)〜11月10日(火) 10:00~19:30 最終日は18:30まで
ジュンク堂旭川店 ギャラリージュンク 旭川市1条通り8丁目買い物公園 フィール旭川5F tel0166-26-1129
入場無料 期間中無休
飯塚達央 池田圭輔 ごとうかなこ 芝田剛 山邉里枝
飯塚は「白い夜」シリーズ13点を展示します。白黒ゼラチンシルバープリント
■カフェでの写真展示「GRAY MOUNTAIN」
宮越屋珈琲 旭川店 旭川市3条7丁目 買い物公園オクノ1階
11/1(日)〜11/30(月)10:00~22:00 11/18(水)は定休日
昨年〜今年にかけて山で撮影した写真、デジタルモノクローム7点の展示です。
入場料は掛かりませんが、喫茶店につき飲食のオーダーをお願いします。美味しい珈琲でおくつろぎください。
アップした写真は、借り物の沈胴ズミクロン (2ndズミクロンとしばらく「ばくりっこ」=北海道弁で交換)
画廊を出て、駐車場へ戻る道すがら、
50年ほど前のレンズで、古い看板を撮る。
ひょっとしたら同世代かも知れないな。
北海道/旭川市
Leica M9-P SUMMICRON5cm f2 沈胴

(c)Tatsuo Iizuka
自分は力仕事が苦手で貧相な手をしてるので、こういうごつい男の手に憧れます。
写真展会場にいろんな方が来て頂いて
思い思いに時間を過ごしてくださっているようです。
オーナーが良いタイミングでお茶を入れてくれるので
初見の方ともまったりできるのが何よりです。
写真に詳しい方、そうでない方、画廊という性質上、絵画をやっておられる方の来場が多いようです。
そこでよく尋ねられるのが
このプリントの立体感は何ですか?
と言う趣旨のこと。
これは写真?絵みたいとも。
今回「スノーフレークラスター」という名のインクジェットペーパーを使用しました。
高級なアート紙ではなく、普通の写真用紙くらいのものです。
独特のきらめき、ざらめき、が作風にマッチしたように思います。
雲のもふっとした立体感、木々の中の葉っぱのさざ波感、コンクリートのざらざら感、
切り絵をしてるのか?コラージュしてるのか?フォトショップでレイヤーを何枚も重ねているのか?
質感、手触り感に驚かれ、いろんな風に言われますけど、
特別なことなしに、画像をインクジェットプリンターで刷って写真にしているだけです。
写真という平面から、世界が3次元として飛び出してくれることが
自分の本望でもあるのですが、予想以上にプリントの調子が良かったのを喜んでいます。
モニターでは伝わらないことを、写真展では感じてもらえているようで、嬉しい限りです。
北海道/旭川市
Leica M9-P SUMMICRON50mmf2 2nd
会場でも好評頂いている写真集の通信販売についてですが
準備が整い次第ご案内しますので、今しばらくお待ちください。
おそらく来週には準備できる見込みです。
販売の予約は受けておりません。
メールで問い合わされた振り込み先を個別に返信するのも今は難しく
お金を送って来られるも困ります(苦笑)。
今メールをいただいても、事務手続きが煩雑になるのでお控えいただけると幸いです。
反響は大変嬉しいのですが、ただいま写真展でテンパってます(涙)。

(c)Tatsuo Iizuka
飯塚達央写真展「秋の終わりか、冬のはじまり」が昨日11/3日からヒラマ画廊で開幕しました。
緊張の初日は、あたたかくて穏やかな春のような日でした。
陽気に誘われるかのように、細くて急な階段を上がって写真を見に来てくれました。
久しぶりに見る顔。
15年ぶりの再会、17年ぶりの再会。
新しく増えた家族と一緒にきてくれた人。
ちょうど良い感じでギャラリーにお客さんが来てくれました。
がらんとする時間もなく一人で応対しきれないほどじゃなく。
久しぶりの方とゆったり話すこともできたし、
初めての方にもじっくり写真を見ていただけたので、
初日はとてもいいペースで推移しました。
本もたくさん買っていただけましたし
思いがけない方から作品を購入していただけました。
額の下の赤いシールが一つ、誇らしげにつきました。
夕方からのオープニングパーティーも賑わって、
急遽行った自身の写真解説にも耳を傾けていただけました。
準備の手伝いや多くの差し入れも嬉しかったです。
ありがとう。
そして来場者の方達と個別に話を伺うなかで
自分自身の新たな気づきをいくつか得ることもできました。
今回の写真展の写真は、
風光明媚な写真でもなく、飛び抜けて魅力的な被写体を追った写真でもなく
決定的瞬間を撮った写真でもなく
ともすれば、ありふれた風景を撮ったスナップ写真です。
それゆえ、見る人に下駄を預けられる余地があるのでしょう。
自分が思ってもいない想像を、(見る方が勝手に)していただいていることも知り
なんだか嬉しくなってしまいました。
自分の撮った写真という世界のほんのわずかな断片が、
目に触れた人のなかでわーっと広がっていくのを間近で感じる。
すごい素敵な経験を味わっています。
11/9(月)までヒラマ画廊 10:00~18:00 最終日は15:00まで 旭川市2条8丁目買い物公園Mr.ドーナツ2階
暗いトーンの写真が大半で、ガラスの反射で写真がやや見づらいと思います。
しかし角度を変えながら、ご覧頂くとシャドーの中からいろんな表情が見えてくると思います。
さっと眺めるのではなく、ガラスがあることで、少しもどかしい思いをしながら
しっかり見つめていただけたら幸いだと、作者自身は勝手に思っています。

(c)Tatsuo Iizuka
先ほど仲間の手を借り、設営が完了しました。
明日11/3日(火)より、飯塚達央写真展「秋の終わりか、冬のはじまり」を開催します。
場所は旭川市2条8丁目(買い物公園Mr.ドーナツ2階)ヒラマ画廊です。
11/3(火)~11/9(月)の10:00~18:00 最終日は15:00まで
明日11/3日(火)はお昼前より在廊します。17:30から簡単なパーティーを行います。参加費無料。
合わせて同名の写真集「秋の終わりか、冬のはじまり」を発売します。
A4横 本文32ページ 無線綴じオールカラー 300部限定
1,500円となってます。
写真プリントおよび額装済み写真も販売いたしております。
それから、会場は画廊となってます。そのことについてご説明申し上げます。
入場料は無料です。
これまで写真展に縁のなかった方、ギャラリーに足を踏み入れたことのない方も、どうぞお気軽にお越しください。
尻込みする必要はまったくございません。
作品をセールスされることもありません。
作品の発表をし、ご自由に写真をごらんいただく場となってます。
芳名帳にご記帳と、よろしければメッセージカードに感想をお書き頂けたら励みになります。
それではよろしくお願いします。
飯塚達央

(c)Tatsuo Iizuka
40年も前のレンズがどうしてこうも写るのだろうか?
ズミクロン、ネーミング通り(?)恐ろしいレンズだ。
そして同じズミクロン50mm f2 2ndを、もう一本買ってしまった。
得意のヤフオクウォッチで、破格値のブツを見つけたからだ。
古いレンズには経年変化があるので、撮り比べて1本を残すつもりで。
ところが、外から覗いたレンズの状態と、写り具合が合致しなくて、もう訳分からん。
曇りのある方が、フレアも少なく、コントラストが高く写るのだ。
これじゃあ余計に謎が深まるばかり。
まあ普通はコントラスト高い方が良いレンズってことだろうけど。
そうならないところが、何よりやっかい。
年を取ると癖がつくね、レンズも自分のボディも。
北海道/留萌市
Leica M9-P SUMMICRON50mmf2 2nd
「GRAY MOUTAIN」
2015年11月01日 - お知らせ

(c)Tatsuo Iizuka
11月1日から11月30日まで、宮越屋珈琲旭川店(買い物公園オクノ1F)に、飯塚達央の写真が展示されます。
山の息吹、気配を撮った「GRAY MOUTAIN」。
デジタルモノクローム7点です。写真展巡り、あるいは買い物の休息にお立ち寄りください。
※美味しい珈琲のオーダーをお願いします。
10:00~22:00 11月18日(水)は定休日
カフェ店内の壁への展示に付き、写真が見づらいこともあろうかと思いますが、ご了承ください。
そして、11月3日(火)からは個展がスタートします。
旭川買い物公園で3カ所の展示となります。

11月3日(火)17:30からのオープニングパーティーは、会場が満杯になりそうな気配です。
決して広くないギャラリーにつき、写真をゆっくりご覧頂くには、
早めに一度ヒラマ画廊にお越し頂き展示写真を見て
ジュンク堂ギャラリーのグループ展を見て、
宮越屋珈琲に行き美味しい珈琲でくつろぎ、
パーティーにご参加という流れがお勧めです。
パーティーと言っても冒頭5分ほど挨拶するのみで、特別なことは一切ありません。
みなさん各々写真談義で親交を深めて頂く場になれば幸いです。