7月最後の夕暮れ
2015年07月31日 - dp0 Quattro
むせるような緑
2015年07月27日 - dp0 Quattro
湿原モノクローム
2015年07月25日 - dp0 Quattro
独り占めのバースデー
2015年07月24日 - dp0 Quattro
アーカイブ
2015年07月23日 - dp0 Quattro

(c)Tatsuo Iizuka
dpの白黒はいいな。これはRAWをSIGMA専用ソフトSPPで現像。
趣味で廃墟巡りをしていると風化されていく物たちの中で、
陶器、そしてプラスチック類が散乱しているのをよく見かける。
風呂場のタイルだったり、お茶碗のかけらだったり、碍子(がいし)だったり。
そして台所用洗剤なんかのプラ容器は、やはりたやすく土には還らない。
鉄やコンクリートほど強くないものが残るのは、
生活に近いものがいつまでもここに暮らしがあったことを知らせようとしているのだろうか。
ところで、これまでボク個人や、写真仲間と作った冊子、3冊が
「北海道道立図書館北方資料室」という公的な機関に購入され、「北海道の地域の様子を写す貴重な資料」として、アーカイブ(永久保存)されることになりました。パチパチ。
これまで「写真は記録」だと思い、形つくってきたことが今回ある意味一つ成就され、喜んでいます。
1,「白い夜」飯塚達央作品集 2010年
北海道道内の冬の夜の町を撮り歩いた写真。白黒
A4 30ページ 完売
2,「北海道駅前ふるさと」飯塚達央作品集 2014年
北海道の駅前に残る懐かしい商店を訪ね取材した、テキストと写真で綴った写真冊子
白黒 A4 本文28ページ
3,「BLUEDAY PHOTOGRAPHs HOKKAIDO vol.1 」2014年
飯塚達央 山邉理恵 池田圭輔 ごとうかなこ 芝田剛
5名による写真集 北海道各地の風景・心象風景写真
カラー A4 30ページ
1の「白い夜」はすでに完売していますが、2の「北海道駅前ふるさと」と3の「BLUEDAY PHOTOGRAPHs HOKKAIDO vol.1 」は下記のリンク先にて販売中です。
Yahoo ショッピング

20年後くらいに、北海道道立の美術館か博物館で大きな写真展をやりたいと思っている。
そして写真を公的にアーカイブされたい。
それが目標というのは変だけど、それにふさわしい写真を撮りたいと思っている。
雲の存在感
2015年07月22日 - dp0 Quattro

(c)Tatsuo Iizuka
激しい雨のあと。
基本的にdp0 Quattroの画像はjpegをLightroomで一通り見て、必要あればそのjpegをlightroomで調整してアップしている。
RAWデーターを現像する専用のSIGMA_PhotoProは、ウチの非力なiMacには荷が重いようだ。
作品として追い込むならともかく、日々気軽に楽しむのには向いていない。
dpもQuattroになって、jpegの色味が良くなったように感じる。
しかし、何故かこのときはイエローが抜けたような色合いになった。
でもそれがかえって雰囲気を出しているように思える。
写りにクセのあるカメラは嫌いじゃない。
北海道/東川町
SIGMA dp0 Quattro
異界・東川町南町2丁目
2015年07月20日 - dp0 Quattro
豊かな地
2015年07月18日 - dp0 Quattro
6×7
2015年07月17日 - dp0 Quattro
dp0 Quattro
2015年07月16日 - dp0 Quattro



(c)Tatsuo Iizuka
SIGMA DP0 Quattroを買った。
DP2MerrillもSD1Merrillも手放して、Quattro(クワトロ)は dp1も2も3も関心が持てなかった。
だけど0にはやられた。
0(ゼロ)だもんな。
いつ使うのかという21mm超ワイドな焦点距離。
加えてQuattroのあのデザイン。ロゴにもそそられる。
DPからdpに変わってる、Quattroから。そりゃ「 dp0 Quattro 」の方が洒落て見える。
Foveonセンサーに21mmワイドレンズ。
こんな日常使いにはほど遠く、活躍の場が少なそうなカメラが市販されたとあれば
カメラ好きとしては買わざるを得ないだろう。
SIGMAというメーカーは凄いな。
(山木社長という方は自分と同じ年だって言うし)
1stショットがこんな写真で良いのかと思いつつ。
それでも重い雲の写りが、らしく感じる。ではないか。
SIGMA dp0 Quattro
北海道/美瑛町





(c)Tatsuo Iizuka
GRのエフェクト「白黒(TE)」で、なんちゃってファインアート風。
ほぼ撮って出し。ってとこが凄いなGR。
アスペクト比は1:1のスクエアモードがよりらしく見せる。
なんちゃってと書いたけど、銀塩でこのトーンは自分ではとても出せないレベル。
家に隣接する羽衣公園で撮ったあたりがなんちゃってかな。
遠くに行かなくても大自然でなくても絶景で無くても晴れてなくても、写真撮りたいやんっ。
カメラを持って歩けば、いろんなものに生が宿っていることに気づく。
こんな町中の小さな公園にも。
人間はあちこちで暮らしを営み、動植物ももちろんのこと、
山も生きてりゃ、水だって。
けなげに走るローカル列車もそう見えてくる。
死生観というには大げさすぎるけど、生きてることを撮りたいなと思う。
生きてる姿そのものでなくても、その気配だったりを。
北海道/東川町
RICOH GR ワイコンGW-3をつけたり外したり



(c)Tatsuo Iizuka
札沼線。
以前のエントリーでも触れたけど、札幌と石狩沼田駅を結んでいた札沼線は、途中の新十津川駅〜石狩沼田駅間が廃止になって、1972年以降はこの新十津川駅が終点になっている。
路線名と実情が合っていない路線だ。
札沼線のなかでも札幌ー北海道医療大学間は「学園都市線」という愛称がつけられている。
近郊輸送に重要な位置づけで、電化もされた。
しかし北海道医療大学駅以遠はディーゼルカーが行く完全なローカル路線。
それも浦臼駅より先、終点の新十津川駅までは一日わずか上下3本のみの運行となっている。
終点の新十津川駅にやってくる列車は朝・昼・晩の3本。
やってきたディーゼルカーが折り返していく。
(札幌〜新十津川間の直通列車は1本の設定も無い)
JR北海道の中でも北海道医療大学〜新十津川駅間は輸送密度が最も低く(つまりは乗客が少ない)、廃止が噂されている。
そのせいか3度目の訪問で、新十津川駅に人が居るのを初めて見たけど、どうやらみな鉄道ファンのようだった。
ちなみに新十津川町は、滝川市に隣接する空知地方の町。周りには水田が広がるのどかな場所だけど、至極不便な山の中ではない。
明治の頃、奈良県の十津川町を襲った水害から逃れた人たちが切り拓いた新天地。
北海道/新十津川町
SONY α7s VarioSonnar80-200mm f4 Y/C
underground
2015年07月11日 - α7s
above the clouds
2015年07月10日 - GR
東川町内散歩 北海道のてっぺんへ
2015年07月09日 - GR
北海道に移住して19年?旭岳のふもと東川町に移り住んで10年。
いつかはと思っていた旭岳(北海道最高峰2,291m 東川町)に登ってきた。
車とロープウェイで1,600mまで行けるので、標高差700mくらいを約2時間。
昨日のように晴れてさえいれば、経験者には鼻歌交じりのハイキング程度なのだろう。
ボクはと言うと・・・明けて今朝は筋肉痛バリバリ。
下りは何度転びそうになったことか・・・。
それでも雲上の世界にすっかり魅せられてきた。
足腰鍛えてまた行きたい。
黒岳までの縦走や、少なくとも裾合平への周回コースを巡りたいと思った。
それほどまで登る途中や、頂上からの大雪山系の景色はすばらしい。
絶景とはこのことかと思うほど。
空の青は群青色に近く、この日は西に月も浮かんでいた。
肺に染みいる空気はひんやりとしていて異空間、まるで成層圏に上がったかのよう。
雲は眼下からすごいスピードで湧いて来て、一瞬たりとも留まることを知らない。
活火山らしく勢いのある噴煙が岩場の稜線を上がり、荒々しさを見せつける一方で
山頂の裏側にはのどかな花畑が広がっている。
「カムイミンタラ」神々の遊ぶ庭と言われるゆえんを垣間見たような気になった。

誰も入り込めない森林が眼下に。熊はたくさんいることだろう。奥に見えるのが十勝岳連山。



頂上直下の花畑。大雪の山々がたおやかに広がり、おいでと誘っているかのよう。

降りてきて周遊路からの眺め。残雪の白と紺碧とのコントラスト。美瑛の「青い池」よりよほど青い池。
(c)Tatsuo Iizuka
RICOH GR +ワイドコンバーターGW-3
三脚担いで重いリュックにフィルムカメラを背負ってた頃から考えると、身も心も軽やか。
ウエストポーチからの出し入れだけで済む気軽さはありがたい。
しかし、山で感じた雄大さを撮り切れているかは疑問だな・・・。
10日に発売になるSIGMA DP0 Quattroで撮ったらどうなるんだろうとふと頭をよぎる。
いつかはと思っていた旭岳(北海道最高峰2,291m 東川町)に登ってきた。
車とロープウェイで1,600mまで行けるので、標高差700mくらいを約2時間。
昨日のように晴れてさえいれば、経験者には鼻歌交じりのハイキング程度なのだろう。
ボクはと言うと・・・明けて今朝は筋肉痛バリバリ。
下りは何度転びそうになったことか・・・。
それでも雲上の世界にすっかり魅せられてきた。
足腰鍛えてまた行きたい。
黒岳までの縦走や、少なくとも裾合平への周回コースを巡りたいと思った。
それほどまで登る途中や、頂上からの大雪山系の景色はすばらしい。
絶景とはこのことかと思うほど。
空の青は群青色に近く、この日は西に月も浮かんでいた。
肺に染みいる空気はひんやりとしていて異空間、まるで成層圏に上がったかのよう。
雲は眼下からすごいスピードで湧いて来て、一瞬たりとも留まることを知らない。
活火山らしく勢いのある噴煙が岩場の稜線を上がり、荒々しさを見せつける一方で
山頂の裏側にはのどかな花畑が広がっている。
「カムイミンタラ」神々の遊ぶ庭と言われるゆえんを垣間見たような気になった。

誰も入り込めない森林が眼下に。熊はたくさんいることだろう。奥に見えるのが十勝岳連山。



頂上直下の花畑。大雪の山々がたおやかに広がり、おいでと誘っているかのよう。

降りてきて周遊路からの眺め。残雪の白と紺碧とのコントラスト。美瑛の「青い池」よりよほど青い池。
(c)Tatsuo Iizuka
RICOH GR +ワイドコンバーターGW-3
三脚担いで重いリュックにフィルムカメラを背負ってた頃から考えると、身も心も軽やか。
ウエストポーチからの出し入れだけで済む気軽さはありがたい。
しかし、山で感じた雄大さを撮り切れているかは疑問だな・・・。
10日に発売になるSIGMA DP0 Quattroで撮ったらどうなるんだろうとふと頭をよぎる。
草の芽カフェOPEN
2015年07月02日 - お知らせ

(c)Tatsuo Iizuka
7月1日より新装「草の芽カフェ」がオープンしました。
「フォトシーズン」と空間を共有し、日時を分けての営業です。
自家製ケーキやパフェを味わいにいらしてください。
(当面ランチメニューの提供はありません)
カフェタイム: 水曜・木曜・金曜日の 12:00~17:00
(それ以外の時間がフォトシーズンの営業時間となります。)
東川町東町2丁目10−13 0166-82-6080
http://kusanome.com
北海道/東川町
SONY α7s + CANON 50mmf1.4