
(c)Tatsuo Iizuka
趣味カメラは撮るときだけで無く、持っていても、そこに置いてあるだけでも愉しめるものでなくちゃと思うのです。
金属ボディーで、ひんやりとずっしりと。でっかくて偉そうなレンズよりも、小ぶりなレンズが愛想が良くてよろしい。
LeicaM8 +SWH15mmf4.5
撮影したのは
SONY α7s +Sonnar FE 55mm f1.8 ZA
開放からキリリと。
ところで久しぶり(?)に気になる新しいカメラが現れた。
Leica Q。
レンズ固定式のフルサイズカメラ。写真を見る限り、小ぶりでデザインも質感も良さそう。
AFが速く(ホントか?)、MFでもしっかり撮れて、10コマ/秒の連写、背面液晶のタッチセンサー、高感度にも強い。
これなら仕事にも使えそう・・・とか妄想中。
値段もレンズ込みでの価格と思えば・・・いや無理無理。
一番の問題は、28ミリというあまり出番のない焦点距離ということ。
そこ一番肝心じゃないか、ってね。
画角はクロップできるけどせっかくのセンサーサイズがもったいないわな。
それともうひとつ。DxO ONE。
iPhoneにつなげて使う1インチセンサーカメラ。
これで全て事足りるような・・・。



(c)Tatsuo Iizuka
イチゴミルク色の木造駅舎、比布駅が建て替えられる。
6/19日の最終日の午前に立ち寄ってみた。
入り口には14時に使用停止になるとの張り紙が。
夕方再度訪れてみると、そこには鍵がかけられてあった。
比布町の広報誌などによると、比布駅の歴史は
明治31年に開業し、昭和9年に母屋改築、昭和28年待合室の増築。
これによりほぼ現在の形となったと思われる。
昭和43年頃には上下60本ほどの運行に。(現在の停車列車は上下で28本)
昭和55年にピップエレキバンのCMの舞台になり、一躍全国区に。
入場券の売り上げが急増する。
昭和59年より無人駅に。
昭和62年駅事務所を改装して地元の成田努さんが「喫茶Pe・Pe」開店。
平成2年イチゴ色に塗装。
平成22年「喫茶Pe・Pe」閉店。
平成27年6月19日立て替えのためその役目を終える。

(c)Tatsuo Iizuka
3年生になった次女に、将来何になりたいかと聞くと
「カメラマン」というようになった。
先月から「東川写真少年団」に入会し、お下がりのOM-D EM-5 にパナの20mmf1.7を持たせたら、それなりに張り切っているようだ。
僕が娘に撮り方を教えることはないけど、まずはズームではなく、単焦点レンズを持たせたのがミソ。
自分の足で前後し、被写体との距離感を掴んで欲しいなと、思う。
「写真の仕事でいちばん大事なことは何か分かる?」って聞いてみたら
「お客さんを喜ばせること。かな?」だって。
こいつなかなか見込みあるな。
と我が娘ながらに思う。
あとは父親に撮られることで、撮られる側の気持ちを分かってもらえたらとカメラの前に立たせている。
新スタジオにて
SONY α7s + Carl Zeiss Planar 50mmf1.4 Y/C






(c)Tatsuo Iizuka
人をワクワクさせる力。
すごいなあと思う。
カメラマンとしては、ステージの上で汗かくシンガーに飲み込まれすぎないように、客席(といってもお寺の広間にパイプ椅子)を振り返りつつ、客観的に空間を捉えようとするのだけど、あまり上手く行かない。
観衆のスイッチを入れるのは何なのか、どこなのか、JUNCOと北海道歌旅座の魅力をまだ掴み切れていないように思う。
そんな彼らが、いよいよ9/10日に渋谷公会堂でライブを敢行する。
10月に取り壊されるという渋公で、最初で最後となる北海道歌旅座渋公ライブ。
撮影に追っかけます。
どんな機材でどう撮るか、考えるだけで今から楽しみだ。
北海道歌旅座
SONY α7s +CONTAX Vario Sonnar 80-200mm f4 Y/C
北海道/旭川市願船寺