駅前ふるさと「Pe・Pe」
2015年04月28日 - お知らせ


(c)Tatsuo Iizuka
こんなやらしい紹介の仕方もないだろうけど、比布駅のことも書いたフォトブック「北海道駅前ふるさと」は、ネットで販売しています。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/lqj7ystytqudoicfsbcb7fkf5m/n3rvb7tqt2.html
私にとって写真は記録。
出会いの記録なんです。
その私的な出会いが、写真を撮ることで記録となり、他者と共有できたら嬉しい限りです。


イチゴミルク色した駅舎
2015年04月23日 - 鉄道のある風景




(c)Tatsuo Iizuka
比布(ぴっぷ)駅の駅舎が建て替えられる。
そんな情報がありがたいことに複数の方から寄せられた。
6月に取り壊され、町民のコミュニティーセンターを兼ねた駅舎が新造されるとのこと。
「ぴっぷ!」と言えばエレキバンのCM(樹木希林)で有名になった駅だけど
若い世代の方には分からないだろうな。
静岡の学生だった18歳、初めての北海道ツーリングの時にこの駅に立ち寄った。
ピップの会長がCMで着ていたのを真似できるようにと、駅員さんの制服が掛けてあった。
(ここでうなずく人はどれくらいいるだろう?もう30年近く前のことになります)
そのときの駅舎はまだピンク色ではなかったはず。
この町がいちごの名産地ということで、いちご色に塗られたとある。
というかイチゴミルク色だねこれは・・・。
甘いイチゴ味の牛乳色。
ほかにも比布駅には思い出がある。
今や無人の待合室だけがある駅舎だけど、駅員がいなくなったあとの駅事務所で
「Pe・Pe」という名の喫茶店がひらかれた。
僕が訪れたのは、8,9年くらい前のことだけど、店内は昭和の雰囲気で満たされていた。
その喫茶店もなくなり、寂しい駅舎になってしまっていた。
古い木造の駅舎が壊されてしまうのはこれまた寂しいことだけど、
新しい駅舎が、列車に乗らない人も集う場所になって、賑やかになればいいですね。



(c)Tatsuo Iizuka
留萌本線の石狩沼田駅は、空知管内の沼田町にありながら石狩の名がつけられている。
今では単線の、行き違いができない駅だが、
かつて札幌につながる札沼線の終着駅であった。
札幌と沼田の一文字を取ってつけられた路線名と石狩沼田の駅名は、石狩地方(札幌)へのアクセスが
この町の活力となることを期待された証しなのだろう。
建築当時としてはモダンだったであろう大きな駅舎が、かつての栄華を偲ばせる。
無人の改札を抜けるとレールが外され役割を失った島式ホームが見える。
分岐駅として、交換が出来る主要駅として、線路が3番線まであったことが伺える。
札沼線は短縮され、現在の終点は新十津川駅。
しかし、路線名は札沼線のまま残されている。
SONY α7s +CANON 50mmf1.4 Lマウント
留萌本線
北海道/沼田町

(c)Tatsuo Iizuka
新しい学校へ緊張しきって初登校を果たした娘たち。
しかし、二人とも幼稚園時代からの一番の仲良しと一緒のクラスになって大喜びで帰ってきた。
心配は杞憂に終わったというわけで親としてもホッとした。
しかも次女の方はなんと、自分から立候補し、学級委員長に選任されたとのこと。
クラスの大半が幼稚園からの顔見知りだとは言え、転校早々にクラスの代表に選ばれるとは・・・
親の知らないところで子供は成長していくもんなんだな。しみじみ。
3年生の次女の「東川町写真少年団」への申込み手続きをした。
活動は月に2回、一人一台の一眼レフを使って朝から撮影〜セレクト〜プリント〜夕方ころ講評という流れのようだ。
写真展をやったり、カレンダーやフォトブックを作成したりという充実の活動ぶりで、
今年は昨年より5人ほど上回り22人での活動になると聞かされた。
それによって貸し出し用のEOS Kissが足らないとのことで、できれば一眼レフを家から持参させて欲しいと言われた。
実は、多数所有してるデジカメはミラーレスばかり。
先日あまりの安さにポチッとしたオリンパスE-PL6もミラーレス。
ファインダーを覗く一眼レフは今やシグマのSD15しかない。
FoveonのRAWで撮らせるわけにもいかないでしょ。渋すぎ
ややや、困った・・・。
なんか用意してやらなくてはならぬ。
ややや、困った・・・。
SONY α7s +CANON 50mmf1.4 Lマウント
旭川市/豊岡

(c)Tatsuo Iizuka
新年度
いっちょこ前にちょこちょこ忙しく、買ったレンズもなかなか試せないでいるので
昼休みにちょこっと散歩しつつ2カット撮ってきた。
窓って不思議。
中の奥行きを感じさせつつ、外の世界が広がっている。
人ん家の窓なら個性が見え隠れして、愉しい。
この箒のようなものは何のおまじないだろうか。
窓辺に何を置くかなんて
新築したばかりのぴかっとした我が家のことを思ったりする。
そう家が出来たのだ。
明日にも鍵をもらえることとなっている。
娘達は今日から町の小学校に転校で、昨日辺りからかなり緊張していた。
下の3年生の次女は、普段は山盛り食べる(しかも速い)くせに、
朝食が食べられないまま出かけて行った。
今まで全校で24人の学校通いだったから、その20倍くらいの中に入っていくのは
確かに足がすくむ思いだろうな。
とは言え、幼稚園時代からの友達もいるので、すぐに馴染むことだろう。
先日、次女は何を思ったのか急に「将来お父さんの手伝いをする」と言い出した。
「カメラマンになるってこと?」って聞いたら
「うん、そのかわり一日1,000円ちょうだいね」だって。
「東川町写真少年団」に入ってみる?と尋ねると、2つ返事で入りたいとのことだった。
長女は「やめとく」とこれまた即答だった。
身体を動かすのが好きな次女より、長女の方が写真に興味を持つかなと思ってただけに意外な感じではあるが、どちらにしてもおやじとしては正直うれしい。
ところで長女も次女もこの前触ったCANON 50mmf1.4をつけたα7sで写真を撮るのが楽しかったようで、「あのカメラ今日はないの?」と連日せがまれる。(カメラは会社に置いてある)
自分専用のデジカメがあるやんというと
「あのピントっていうの?自分で回して合わせるのと、(ファインダー)覗くのが楽しい」と長女。
そのとなりで次女もうんうんとうなずく。
確かに写真を撮る楽しみ、カメラを持つ・触る・写す愉しみって、基本そこなんだろうな。
写った結果を求めるのとは別にして。
SONY α7s +CANON 50mmf1.4 Lマウント

「ズームレンズは捨てなさい! 〜3万円単焦点レンズで世界を変える〜 (玄光社MOOK) 」
赤城耕一著
に載っていたお勧めレンズを買ってみた。
CANON 50mmf1.4 Lマウント。
Lと言っても赤いハチマキが誇らしげなL玉ではない。
EFでもなくFDでもなくってそのもっと前のCANON製。
昭和30年代のレンズで、ライカLマウント。
こんなレンズ知らんかったなあ。
それをマウントアダプターをかましてSONY α7sにつけようという魂胆。
ちょうど50mmの明るいレンズが欲しかったところだった。
だけどSUMMILUXとか買える資金があるはずもなく、
こいつは3万円以内で、割と良く写ると冒頭の本に書いてあった。
装着してみると、α7sとのマッチング良好。
なんともかっこいいではないか。
しめしめ。
α7sとのベストマッチングレンズになってくれそうな予感がする。
どんな写りをしてくれるのか楽しみ。
試写したところでは開放からちゃんと使えそう。

これは春から5年生になる長女が今朝撮った写真の一枚。
寝起きにテレビに見入る父。劣化激しいな・・・俺。
ピントはもちろんマニュアルですよ。f1.4の開放。
白黒変換したのは親父ですけど。
5年生でもこれくらい撮れるα7sとCANON 50mmf1.4 の組み合わせです。




(c)Tatsuo Iizuka
小さな駅での出会いと別れ。
列車の交換シーンはファンには心ときめくものだ。
この時も、列車から2人の若者(高校生〜大学生?)がばっと駆け下りてきて
2両が並んだところを写真に納め出した。
撮って直ぐ列車に乗ると思いきや(それなら乗り遅れるリスクあり)、乗らずにホームで列車が行くのを見送った。
次の列車が来るのに1時間〜あるいは2時間?
マニアの方、好きだとは言えほんとご苦労さまです。
α7s用の望遠レンズを持ってないから
フィルム時代に使ってたCONTAXの80-200mmズームを出してきて
マウントアダプターつけて撮ってみた。
解像度も抜けの良さもコントラストも、今でも通用するのに驚いた。
前にEOS 5DMarkIIで使った時は、周辺減光も目立ち、しゃっきとしない甘さが目立っていたけど
α7sとの相性がいいのだろう。
動きものの撮影にマニュアルフォーカスは不利だけど
ヤシコンの望遠は安くなってるし、300mmf4あたりを狙ってみようかな。
SONY α7s +CONTAX Vario Sonnar 80-200mm f4 Y/C
石北本線・桜岡駅
北海道/旭川市