
(c)Tatsuo Iizuka
カーブの途中に板を渡しただけのようなホーム。
前照灯が夜の帳を裂いてきた。
普通列車さえ通過する(北海道のローカル線では普通列車=各駅停車ではない)ことのある駅に、乗客がいたとは。
ライトが当たり人影が浮かんで初めてそれに気がついた。
OLYUMPUSが満を持して投入した大口径望遠ズーム40-150mmf2.8PROを手に入れた。
35mm換算で80-300mmf2.8
それでいて開放からシャープで解像度も素晴らしいという。
マイクロフォーサーズならではスペックと、オリンパスならではの高性能。
写りの確認をする前に、かちっとした造りにすでに満足している。
これなら良い写真が撮れる!という期待感はとても大事なのだ。
そして心配していたサイズもほどよく、EM-1との組み合わせで、手持ちで十分いけるバランスだ。
これで鉄道写真を撮りたいと思い、早速撮ってきた。
が、暗闇に強烈な光では、あまりにも条件が厳しすぎたか。

ちょっと恥ずかしいけど、自分の顔写真をアップ。
普段写真スタジオをやっていて、人様の写真を撮影してはスタジオのブログやFBにアップし続けているので、たまには自分の顔をさらすのも良いかと思う。
お客さんはカメラの前の自分を見ているわけで、客観的に自分の姿に目をそむけちゃいけないなとも。
只今46歳。
若く見られるのが嫌だった時期が長く続いたけど、ここ数年急に老け込んだように思う。
「やせたね、大丈夫?」と聞かれる機会が多いのだけど、
ジム通いも2年。ことしは自転車にも挑戦し、やせたというか締まったと言って欲しい・・・。
写真スタジオを始めて3年。きついな〜と思うことも多々あれど、ほぼ毎晩布団に入って1分で眠りにつくほど日々燃え尽きているのかな。(消耗?)
商売の方もなんとか軌道に乗りつつあるのかと言う頃になってきて、実はスタジオの移転を考えている。
それも新築で。小さい建物だけど。
2度の移転で3カ所目になるわけで、どうにも落ち着けない性分らしいのだが、背負う借金からしても今度は腰を据えるつもりである。そして、これまでの経験から出たやりたい形を実現させてみたいと思うのだ。
これから年を取っていくなかで、自分で自分にやりたいことをやらせてあげるのも大事だし、自分を可愛がってやるのも大切だと思うのだ。
プランは出来上がっていて、見積もりも出て、あとは融資の結果を待つばかり。
本来すでに着工していなければならないのだけど、いまだにすったもんだしている最中で(要は自己資金が少なく信用もない)、果たしてどうなることやら。
まもなく根雪になろうとしているのに、もやもやは続くばかり。
自分でできることなら、さっさとやってしまえるのだけど、建てることもお金を工面することも他力本願という立場だから、待つことしかできない。
なのでいらつかないよう、あまり考えないようにしている。早晩結果は出るのだからと言い聞かせている。
ところで、この写真はスタジオに遊びに来た友人に撮ってもらったもの。
といってもカメラはずぶの素人。
シャッターボタンの位置を教えてあげて、露出はマニュアルで設定、ピントは瞳検出モードのカメラ任せ。
カメラはマイクロフォーサーズのオリンパスE-M1。レンズはコンパクトで超安い45mmf1.8の絞り開放。
その後、レタッチは山盛りしてるけど、マイクロフォーサーズでもこれくらいは撮れます。
いやマイクロフォーサーズだからというべきか。

(c)Tatsuo Iizuka
この冬の夜の撮影用に機材のチェック中。
できれば手持ちでさくさくと撮り歩きたいと思うのです。
ところがメイン機のライカM8はISO320が精一杯。ISO640に上げるとノイズが盛大に・・・。
手持ちどころか1脚でも怪しいくらい。
上の写真は、GXR A12を1600まで上げて撮ったもの。
ノイズはともかく、いかんせん暗がりではMマウントレンズのマニュアルフォーカスのピントがつかめず。
フォーカスアシスト(ピーキング)を使ってもです。
R-D1sもCCDの割に健闘してISO800くらいなら。二重像なのでまだピントも合うかな。
マイクロフォーサーズのGH4とEM-1はISO1600までならOKだけど、子細に見るとセンサーが小さいだけに塗りつぶた感じがどうにも否めません。
輝度ノイズはフィルムの粒状感にも似てくるのでさほど気にしませんが、それよりノイズを減らす処理でデティールが消えてしまうのは、ぺたんと塗り絵をしたようで嫌ですね。
「カメラマガジン」掲載
2014年11月19日 - お知らせ

(c)Tatsuo Iizuka
いよいよなのか、ふいになのか雪が降り積もり、どうやら本格的な冬に突入した模様です。
昨日今日と最高気温でさえマイナスのままの旭川近郊です。
雪の夜を撮り歩く相棒をどうしようかと、ネットのレビューを見たり、価格.comで最安値をチェックしたり
その候補機種が現れては消えの毎日です。
全部買ってチェックしたいところですが、そんな資金があるわけも無く・・・。
あれこれ想像しながら過ごす時間が一番楽しいのかも知れませんね。
手持ちの機材をテストしに、滑る路面をペンギン歩きで近所をよちよち歩いてみましたが、昨シーズンはあった古い建物が無くなって更地になってるところがあちらにも、こちらにも・・・。
雪の重み、寒くて長い冬。
年輪を重ねてきた味のある建物も、今シーズンの冬を迎える前に取り壊されたようです。
新しい建物ばかりの町並みは味気なく寂しい気がします。
おつかれさまでした。
Junco LIVE
2014年11月06日 - スナップ





(c)Tatsuo Iizuka
ライブのLIVEって生きる・生きてるって意味なんだな。
JUNCOという歌い手、アーティスト、エンターティナーのおもしろさは、生のまま生きてる姿を見せるからなんだと思う。
それを写真で捉えるのは非常に難しく、いつも難儀する。
だけど、写真に写せないものってのが確かにあると知ることが大事なんだ。
何でも写ると思ったら大間違いだ。
JUNCOを核とする北海道歌旅座のLIVEは北海道の枠を越え、全国へと展開している。
http://blog.livedoor.jp/musicjunco/