G Biogon28mm
2014年09月28日 - R-D1s

(c)Tatsuo Iizuka
オールドレンズ使いの第一人者の澤村徹さんのコラムに、飯塚のこととG Biogon28mmのことが書かれていた。
このレンズは以前使っていたCONTAX G2用のレンズで、Mマウントに改造してR-D1sやM8につけて愛用している。
camera fan
コラムにあるように、このG Biogon28mmというレンズは、トーンが厚盛りだ。
特にR-D1sとの組み合わせで撮ると、すごくコクのある写真になるので、未だ手放せないでいる。
なんでもない夕方の西日と枯れかけの雑草がドラマティックに見える。
ただし、撮る写真全てがインパクト大なので、さらりと撮りたいときには向いていない。
解像度重視のセンサーと、レンズが大多数のなかで、希有な存在になっているが、撮れた写真の魅力としては、個人的にはトーン厚盛りな写真に強くひかれる。
Blue moment
2014年09月23日 - Leica M8
シャッターチャンス不要?
2014年09月13日 - 写真

(c)Tatsuo Iizuka
子供相撲の様子。こちらは仕事用に新規導入したPanasonic LUMIX GH4での撮影。
GH4の売りのひとつ、4K動画から静止画像を切り出したものです。
約800万画素の画像を切り出せるので、A4くらいのサイズなら余裕ですね。
切り出し方も撮影後、背面画像を見ながら一時停止、その後コマ送りしながら一番いい瞬間の画像をボタン操作で静止画に切り出すという簡単なもの。
これで決定的瞬間を逃さないということです。
ですが・・・静止画像をシャープに残すために、高速シャッターで動画を撮影する必要があり、そのせいで動画のほうが再生時にややぎくしゃくとしてしまいます。
切り出した静止画も、写真として撮ったものより眠い感じで、クオリティーが落ちます。シャッター速度を稼ぐために、ISO感度を上げているせいかも知れません。
(このあたりセッティング次第で良くなる可能性も)
アップした写真は、レタッチしてます。
ということで、ファーストインプレッションとしては、動画にしても静止画にしてもどっちつかずな印象です。
やはり、一台で双方を賄おうとするとクオリティーの犠牲が伴うのは仕方がないのかも。
静止画像(写真)を撮るカメラとしては、機能も質感もGH4はいいものがあります。
しかし、同じセンサーを積んでいる(とされている)OLYMPUS OM-D E-M1(私のメイン機)と比べて、
絵にリアリティーが欠けるように見えてしまうケースがあるようです。
この辺は画像処理エンジンの違いなのでしょうか。
ローパスフィルターの有無の影響があるのかも知れませんね。
ピントピークの鮮鋭度は、ローパスフィルターの無いE-M1の方が明らかに高くピシッと見えます。
ということでGH4はやや分が悪い感じですけど、動体へのAF追従、完全無音になる電子シャッターなどGH4に期するところはあるのです。