
(c) Tatsuo Iizuka
毎回ライブの前は緊張しすぎで吐きそうになるくらい。と言ってたJUNCO。
初めて楽屋入りから密着してみたら、意外にも余裕の表情が続く。
スイッチが入ったのは、本番5分前。
鏡に自分の姿を映し出した瞬間だった。
JUNCO&CHEEP 全道180市町村ライブツアー歌旅中。
http://junco-cheep.seesaa.net/

(c) Tatsuo Iizuka
ここ数日、春を思わせるような暖かい日が続き、今日はプラスの9℃まで上がりました。
道路は雪解けの水たまりで、パールホワイトが自慢の愛車はまるでラリー車のように。
アトリエの屋根に堅く積もった雪もついに滑り落ち、大きな地鳴りを辺りに響かせました。
今年は煙突の支柱を近所の器用な農家さんにあつらえてもらったので、昨年のように煙突がなぎ倒されることもなく、無事冬じまいの儀式を終えすっきりとしました。
しかしまだ2月も終えていないというこの時季に、土が顔を出してきたことを素直に喜んでいいものか。
年々冬が短く、気温も下がらなくなっていることを、撮った冬景色の出来映えと枚数で知る写真愛好家の一人です。
とは言え、まだ油断なりません。雪の量は、だいたい毎年同じくらい。だいたい最後には帳尻が合うようになっていると言いますから。
EPSON PX-5V
2011年02月23日 - お知らせ

EPSONの新しいプリンターPX-5Vの広告写真に飯塚達央が登場しています。
各界の第一人者、大御所の方達と並ばせていただくという幸運に恵まれました。
北島敬三さん、大山行男さん、菅原一剛さん、今森光彦さん、水谷章人さん。
憧れの方々ばかりです。
20日発売の写真雑誌各誌の、表紙をあけたところに見開きで掲載されてますので、ご覧ください。
この先半年ほど、継続して掲載されると聞いています。
見たよ!というメールをたくさんいただきました。
このことを本人以上に喜んでくれているのは、昔からのファンでいてくれている方達かも知れません。
だとしたら、応援のお礼をできたのかなと思っているところです。
抜擢してくださったEPSONさんに感謝いたします。
とは言え、実力があるわけでも、写真が評価されたわけでもありません。
これまで通り、自分の眼で見える範囲のことを淡々と写真に綴っていきたいと思っています。
PX-5VはPX-5600の後継機、A3ノビサイズのフラッグシップ機で、2/24日の発売です。
実際の使用感は追々お知らせしたいと思います。

(c) Tatsuo Iizuka
昨年の冬に刷った名刺1000枚が、ちょうど1年でなくなりそうだ。
写真展会場で置いておいた分や、ブックレットの送付の際に同封したりもあったので
1000人にお会いしたことにはならないが、
この名刺は1年間で1000人の人の手に渡ったことになる。
それまでインクジェット用紙に必要部数を自分で刷っていたのだけど、紙の質感も含めてちゃんとした名刺を作ってみたくなった。1000枚という枚数が途方もなく思えたけど、世に出て人に会う機会が増えることを期して印刷屋さんに発注したのだった。
今、新しく刷っている名刺1000枚は誰の元に行くことになるのだろう。
ひとつ明確なのは、まだ会ったことのない方のところに行くということ。
出会いを想像して。
上の写真、名刺とコップの因果関係はまるでありません。

(c) Tatsuo Iizuka
2日連続で美瑛は朝霧に包まれ、フォトジェニックなシーンに期待が持てた。
が、久しぶりのボウズであった。
一枚もシャッターを切ることなく朝が終わった。
霧が深く太陽光が入り込めない。
そのためいつものように霧の切れ間、霧の境界を廻ってみたが、良い光景には出会えなかった。
徒労に終わったわけだが、まあこんなこともあるわね。
上の写真は昨日の朝。
霧の境目に現れた「幻日」と呼ばれる現象。
太陽が左右にも現れたように見える。
横浜では「CP+」が開催中。
昨年はリコーさんのブースでGXRについてのトークイベントをやらせていただいた。
あれは貴重な経験だったなあ。
華やかなお祭りの高揚感と、人前で話す緊張感。
本当にあんな場所に自分が立っていたのか。あれは夢か幻か。そんな気がしている。
今年はしっかりと写真と向き合う時間を持ちなさい。
と言ってくれているんだろうな。
地に足をつけて。

(c) Tatsuo Iizuka
今手がけてる撮影仕事が3週間経過して、ようやく全体数の半分を越えた。
当初思ってた以上に難航してるけど、折り返し地点に立てたことだし、残りひとつひとつを丁寧にそして楽しんでやろう。と思う。
しかし背中と腰が張って黄色信号が灯ってきたので、明日はマッサージを予約した。
今月末の締め切りまで頑張るぞっと。
日々撮り廻るのに精一杯で、編集もままならず、ネットから遠ざかっている。
これは良い傾向?とばかりにtwitter、Facebook、Mixiはアカウント削除し、
(フォローしてくれてた方、楽しみにしてくれてた方がいらしたらごめんなさい)
flickr、fotoblur、tumblrは放置状態。
それでもblogは別。
やっぱりこの場所は自分だけのメディア。
好きなこと書きっぱなしの落書き帳。
落書きしてると妙に気持ちが落ち着いてくる。だから落書きと書くのか?
こないだ、思い立って昔のFUJICA 6×9を持ち出して夜の町を撮影してみたけど
縦位置の仰角が、やっぱり相当難しい。
2:3の縦って長いのねん。しかも広角はなおさらよ。
ローライのファインダー
2011年02月07日 - Rolleiflex3.5F

(c) Tatsuo Iizuka
先日東京へ行った折、銀座のすっぱい名前の中古カメラ店でローライのプリズムファインダーを見つけ、自分へのお土産にした。
ローライはウエストレベルファインダーを上から覗くスタイルに限る。と強がっていたけど、左右逆像は動きのあるスナップには使い手に相当の習熟が必要で、フレーミングの際、ときどき頭が混乱する。
重さが気になるけど、プリズムファインダーで左右正像を手にして、撮影スピードが速まったかと思う。
これでガンガンスナップしよう。ポートレートもいいな。手際の良さが勝負だから。
おでこが出っ張ったルックスも眺めているうち、まあまあ許せてきた。
3.5Fプラナー。
優しく包み込むような上質な写りが身上。

(c) Tatsuo Iizuka
ブログに書いてみたら2人から応募があって、ブライダルカメラマンになりたいと願う1人を受け入れることにした。
と言っても雇用するわけではなく、2,3人で振り分けるほどウチに仕事があるわけでもない。
でも期するところはある。
自分自身、いつくるか分からない殻を破く時をただ待っているよりも、
卵同士寄り集まって、互いの熱で孵化するエネルギーに繋げたいと願っている。
写真は、近くのファームレラさんの卵。
たかが卵。と思う無かれ。
と気付くことも大切。

大竹伸朗@東川町
くつ箱の横に脱いであったのを、こっそり外に連れ出した。
思いがけず昨晩、今日と大竹伸朗さんにお会いする機会に恵まれた。
好きな写真がたくさん載ってる著書「18」(北海道・別海~歌志内、大竹伸朗18歳の記録)にサインをねだると、金色のペンでイラストを描いてくださった。
東川町の新生児に贈られる「君の椅子」の2011年度バージョンは、大竹伸朗さんがデザインを描き起こすことになったそうだ。素晴らしい。
「君の椅子」も5年目になり、壮大なスケールになってきた。
プロジェクトを運営する磯田憲一さんの想いの強さ、ロマンに皆惹かれていくのだろう。
大竹伸朗さんも「子供達と未来の時間を共有することに魅力を感じて引き受けてしまった」と、語っていた。