
(c) Tatsuo Iizuka
先ほど2010年の最後の夕陽が沈んでいった。
日中は風が強かったものの、夕方にはそれもやみ、静かで穏やかな日没だった。
そして日没後のマジックアワー。蒼い空の美しいこと。
一年の締めくくりにいかにもふさわしい。
何という憎い演出をしてくれるのだろうと思う。
これから冬が本格的に深まって行くというのに、冬至を過ぎ、日の入りの時間が遅くなってきている。
もう太陽は先回りして春へと確実に向かっているのだ。
2011年はどんな年になるだろう。
この上なく充実した一年にしたいと願っている。
みなさま、良い年をお迎え下さい。
飯塚達央
2010年のラストショットはR-D1s Super wide-Heliar 15mm

(c) Tatsuo Iizuka
風邪と結膜炎のダブルパンチを受け、うだうだしています。
仕事もないからまあいいか。
ここ数日はまっているのが、娘たちとの「いろぬり」。
かわいい女の子が描かれた無色のノートに、思い思いの色をつけていきます。
次女はオレンジとか赤とか元気な色合いを。
上の子は、紫などを薄めにぬって、その上から青を重ねてグラデーションをつけたり、ドレスの上に同系色をつかった模様を浮かばせたりして、なかなか上手です。
それに負けてはいられぬと父親も、色鉛筆を何本も使って女の子のドレスや服や髪の毛に色をつけていきます。
すると気分はデザイナー?コーディネーター?
「いいねえ~、いいねえ~」と娘にほめられるとますますその気になってます。
そんな42歳の年の瀬です。

(c) Tatsuo Iizuka
先日の大雪の日、日本海側の羽幌では100cmも積もったというのだから驚きだ。
どんな様子だったのかカメラを持って駆けつけたかったけど、タイミングが合わなかった。
それに気が抜けたのか、ここしばらく風邪気味が続いていて調子が出ないでいる。
今日は「四季ノ写真ノ会」の額装をし、おまけの品をつくり、発送を済ませた。
お申し込みいただいた方、楽しみに待っていてくださいよ。
新年にもっともふさわしい写真をセレクトしてありますので。
北海道の四季折々の写真をお届けする頒布会、「四季ノ写真ノ会」は随時お申し込みを受け付け中です。
1月中旬からの札幌での写真展示の準備も、明日からピッチを上げてやっていこう。
風邪に押されてる場合じゃない。
今、サイコロが転がりだそうとしているような予感がしている。
仕事に忙しかった一年が終わる。途中腰を悪くしたりしたこともあって、年の後半は別の可能性を探りだした。今まで通りには事は運ばないだろうということ、それから閉塞感も少なからず感じていた。
2011年を前にして、新しい展開への機運が高まってきているような気がしている。
まあそれが勘違いや思い過ごしでもいい。
そういう前向きの気運を自分の中に作って、それで周囲も巻き込んでやろうと思うのだ。
ただし、足元はしっかりと。やるべきことは何か、それは外さないつもりでいる。
Joy of brides
2010年12月26日 - 5DmarkII

(c) Tatsuo Iizuka
先日札幌に行ってきた。
札幌は東川あたりと比べて気温が高く、みぞれ交じりの雪だった。
そのため少し歩くと体が濡れて冷たくなった。
慌ててビニール傘を買い求めた。
この季節に傘を差すことになるとは思わなかったが、ビニール越しに見る札幌の風景は、休日の朝だというのにどこか陰鬱で悪くはなかった。
久しぶりの都会、前夜は楽しい催しに時間を忘れての深酒。
そして、みぞれに打たれ・・・。
そのせいか、風邪をこじらしたようだ。
昨夜のイブは、子供と一緒に早々に就寝。
今日はゆっくり目に起きて、請求書書いたり、年賀状書いたり、一日まったりと過ごし年末の気分に浸る。
そして来年の構想と、準備に取りかかる。
来年は1月から教室「写真の時間」も始まることだし。
それに加え、札幌のあるレストランで写真の常設展示が決まった。
(というかオーナーが決めてくださっていた。ありがたき幸せ。)
店内に10数点。写真は随時入れ替えていき、年間通して楽しんでいただけるような内容にするつもり。
1月中旬よりスタートさせます。
詳細は年明けにお知らせできると思います。
札幌地区の方、今まで展示する機会がありませんでしたが、ぜひ楽しみにしていてください。
写真が飾ってあるだけでなく、物販も含めて、サテライトショップ&ギャラリーのように展開していくつもりですので。
Silent night
2010年12月24日 - GXR

「月刊カメラマン1月号」の付録「2011年カレンダーBLUE」に飯塚の写真が3ヶ月分+裏表紙に採用になりました。
680円で全国の書店で発売中です。(カレンダーは付録です)
ブログに載っていたあの写真や、この写真も。(クリックしても開きません)
ぜひお手にとってください。
それから、今年の春、写真展を前に制作したブックレット「白い夜」からイメージを広げてくださった、「白い夜」が歌になり、12/21日にJUNCO&CHEEPの新しいCDとして発売になりました。
作詞:北埜うさぎ 作曲:広石正宏
東京と福岡で開催した写真展「白い夜」のイベントに参加してくださった方には、スライドショーのBGMでお聴きいただきしたが、あの曲に歌詞がのって歌になりました。
自分が撮った写真達が元になって歌になるなんて・・・。ありがたさ、嬉しさ、照れくささ。いろいろ入り混ざった心境です。
そして、それが人々にどう伝えられていくのでしょう?
想像すると緊張してきます。
今日22日、札幌で発売記念を兼ねたクリスマス音楽会が札幌で行われますので、参加してきます。
http://junco-cheep.seesaa.net/article/171134985.html

(c) Tatsuo Iizuka
自分が暮らす集落の老人達を撮ることにした。
狭いアトリエに、黒のペーパーバックを垂らし、ストロボ2灯を組んで。
「写真なんて・・・」という方が多いので、「無料撮影チケット」を作って、寄り合いの席で配った。
写真はA4サイズにプリントして差し上げる。
対象にした65歳以上の方は約20人。さて何人来てくれることでしょう。
初日、雨の中最初に来てくれたのはいつも野菜をくれる野矢さんでした。御年89歳。
雪のない季節は毎日、野良作業をしています。
鍬を振り下ろし畑を耕し、チェーンソーで木を倒し、はしごを登って枝を切り落としている。
だからなのか写真に撮って気付くのは、
体の割に手の大きいこと。
柔和な顔の割に、手のごついこと。
そんなじいさんにはなれないけど、僕は肖像写真を上手く撮れる年寄りになりたいと思う。
いろんな年代、それぞれの人生を歩み、かたち作られた顔や体を、自分なりに受け止め感じ、写真に撮れるようになりたいと思う。
さて、今日は誰か来てくれるだろうか。
ストーブに薪をくべ、湯を沸かして待っている。

(c) Tatsuo Iizuka
「決定的瞬間写真」が目を引く一方で、「何気ない写真」にも良さがあったりする。
だけどその何気なさも、実はそれも一瞬のことで、「何気ない瞬間写真」とでも呼べばいいのだろうか?
いずれにしても写真は、一瞬を切り刻むことに他ならない。
だけどそれが永遠に残ったり、あるいは個人的な何気なさが、別の方の心に響いたりすれば、撮影者の喜びは膨らむのだ。
東西写真展のお知らせ
・東の部
江口敬写真展「Beyond」仙台カロスギャラリー 2010年12月18日(土)~2011年1月16日(日)
http://www.kalos-gallery.com/exhibition/current_exhibition.html
・西の部
中西敏貴写真展「光の彩」大阪ナダール 2010年12月21日(火)~ 12月26日(日)
http://nadar.jp/osaka/schedule/101221.html
お二人にとってそれぞれ初の個展開催となる。
あなたの心に響く写真が、ここにあるかも知れません。

(c) Tatsuo Iizuka
時々、風景に呼ばれるように、その場に居合わせる幸運に恵まれることがある。
昨日がまさにそんな感じだった。
くらげのように描かれた氷の模様。
何とも優雅で、幻想的で。
自然の優れたデザイン能力にほれぼれしながら、シャッターを押し続けた。
今朝、ふたたび出向いてみたら完全にしばれ上がり、もう跡形もなかった。
出会いは一期一会。
写真は他にflickrにアップしています。
「四季ノ写真ノ会」に多数ご入会のお申し込みをいただき、ありがとうございます。
http://photoseason.blog25.fc2.com/blog-entry-1529.html

(c) Tatsuo Iizuka
雪がまだ少ないものの、冬の撮影時期に入ってきた。
昨日は日没後の旭川市内をうろうろと少し徘徊。
撮影は勘を取り戻すためと、テスト撮影を兼ねての軽めの感じで。
途中何度もつるつる路面に足を滑らせる。危ない危ない。
「白い夜」の2011年版をどう撮りまとめて行くのかについて、まだまとまっていない。
今年開催した写真展でローライの白黒に手応えを感じた一方、これでいいのか、次どう発展させると世界が広がるのか?という思いをこの半年引きずったままのシーズンインとなった。
昨年同様、ローライの白黒のみで行くのがいいのか、それともカラーネガ、あるいはデジタルという手段も。
手にするカメラによって、撮影スタイルが変わり、撮れる写真も自ずと変わってくる。
極寒の夜の町で、全部のカメラでとっかえひっかえできる程の余裕はなく、長く歩くためにも機材は厳選し軽くしておかないと。それに転倒の危険性も常に付きまとう。
なによりそっと撮らせていただいて、さっと立ち去る。
自分の都合で撮る以上、平穏静寂な空気は決して乱してはならないのだから。
でも答えは撮りながら見つけるしかないです。

(c) Tatsuo Iizuka
幼稚園から帰宅した次女。
この時季、スキーウェアで通園している。
(長女はインフルエンザでダウン中。)
アトリエの狭い空間に黒のバックペーパーを垂らしてみた。
ロフトにセットしたトップライトに、サイドから光をあててやる。
被写体の存在感を浮き立たせるのに良さそうな手応えを感じる。
この冬、いろんな人を撮ってみたいな。
まずは、近所のじいさん達から始めよう。
(年寄りにこの頃惹かれてる)
「遠くにあるものほど、立派に見える」って言うじゃないですか。
あえてその逆をついてみたい。
異国の辺境地に行くのも悪くないけど、最近はもっぱらウチの近所、歩いて撮りに行くことも多い。
さらに自分のアトリエで撮れるようになれば、しめたものだな。
と一人ほくそ笑んでいる。

(c) Tatsuo Iizuka
最近はflickrにのめり込み気味で、撮った写真はいいも多少の悪いも含めてそちらにアップしている。
すると撮れたてフレッシュが売りの当blog(?)の写真は、鮮度が落ちかけ・・・。
twitterはTLを追わなくなっている、この頃。
楽しみにしてくださっている方がいらっしゃったらすみません。
案外不器用なものでして・・・。
さて、この写真も数日前のものですが、今、当地はこんな感じです。
昨夜から荒れ気味でしたが、落ち着きました。
昨日は雪ハネ3回。今朝1回。
土曜から通い始めたヨガ教室のせいもあって、やや筋肉痛です。
冬の間に、ちょっとでも運動して体力つけようとマメな雪ハネも含め、張り切ってます。
パソコンの前にいる時間を減らさないと。
と言うのも、健康診断の結果、「精密検査の必要有り」との告知を受けました。
検査の内容を聞くと、あちゃ~、痛そう、苦しそう・・・。
人の痛みが分かるような人間でいたいと思ってきましたが、自分の痛みには鈍感でいたいものです。
念のためではありますが、嫌なものですね、40代。

(c) Tatsuo Iizuka
Flickrの写真の海を彷徨っていて目につく、レイヤー合成写真をまねてみる。
texturedとか素材自体はtextures for layerって言われてるのかな?
深みのある写真に見せる効果。あるいは、はっきりくっきり写ったデジタル写真への嫌悪感なのか。
今朝撮った雪の上の草を、和紙っぽい画像に重ねてみた。
合成前の写真はhttp://www.flickr.com/photos/tatsuoiizuka/に置いてあります。
ご案内していました教室「写真の時間」はおかげさまで定数になりました。
募集を締め切らせてもらいます。
欠員が出たりするようでしたら、またご案内させていただきます。

(c) Tatsuo Iizuka
まわりはすっかり雪景色。これで根雪になるんだろうな。
ウチは撮影仕事がほぼお終い。
アルバム編集とか、webサイトのリニューアルとか、細々とやってます。
こちらの農家さん、ビニールハウスで何を育てて居るんでしょう。
雪と寒さにあらがうように灯された明かりに、たくましさを感じて撮った一枚。
flickrを始めました。基本的にフォトストックの場所になります。
http://www.flickr.com/photos/tatsuoiizuka/
写真教室「写真の時間」の参加者を募っています。

(c) Tatsuo Iizuka
完全に消えていた雪だった。
気温も高く今年は根雪が遅くなりそうだとその日ラジオで伝えていた。
だけど、その夜から雪。
湿った重い雪は、朝になっても降り止まなかった。
昨日ご案内の「写真の時間」。
早速、お申し込みをいただき、開講が確実となりました。
http://photoseason.blog25.fc2.com/blog-entry-1523.html
それぞれ隔週実施の予定です。2時間
・日曜日コース 時間未定(たぶんAM10:00~) 1月9日(日)スタート
・水曜日コース AM10:00~ 1月12日(水)スタート
「写真の時間」始めます
2010年12月06日 - お知らせ
この冬、「写真の時間」という名の写真教室を始めることにしました。
写真の撮り方、見方、楽しみ方、伝え方。
を一緒に学びませんか。
良い写真を撮りたい。写真をもっと楽しみたい。もう少し深く写真と関わってみたい。
写真の魅力に気付き始めた方に、もう少し先に進むための、道しるべとなる講習を目指しています。
アトリエフォトシーズンで、珈琲を飲みながら、一緒に写真について話をしましょう。
毎回あなたの撮ってきた写真を拝見し、どうすれば良くなるか、あるいはそもそもどうしたかったのか、何をどう撮りたいのか?を一緒に考える時間を持ちましょう。
テーブルの上に置かれるのは、カメラだったり、ボクの写真だったり、お気に入りの写真集だったり、iMacやiPadだったり。
素敵なサイトを見たり、フォトレタッチ学んだり、あるいはブログの始め方、伝え方をレクチャーしたり・・・。
誰かにプレゼントするためのポストカードを作るってのも楽しいでしょう。
写真を伸ばして額装するという実習もできますね。マットを自分で抜いてみましょう。
テーブルフォトや、お散歩写真などの撮影実習もやりましょう。
期間:2011年1月~4月
日程:平日コースと日曜コース 各コース月2回づつ 4ヶ月計8回の講習(を予定していますが、検討の余地あり)
時間は未定で1回2時間程度
料金:1回3,000円 その他実費がかかることも
場所:北海道上川郡東川町東11号南4 アトリエフォトシーズン
募集:各コース最大4名までの少人数講習です
写真の魅力にはまりつつある方なら経験は問いません。もっと意義深い「写真の時間」を持ってみたいと思っている方、お越し下さい。
時間などは参加したい方の要望を調整し、決定したいと思っています。
全部受講するのは難しいという方もいらっしゃるでしょう。
まずは何より意志のある方、どうぞお問い合わせください。
photoseason@gmail.com
090-2070-7727
写真の魅力にずっぽりはまってしまった飯塚達央まで。

12/8追記
それぞれ隔週実施の予定です。2時間
・日曜日コース 時間未定(たぶんAM10:00~) 1月9日(日)スタート
・水曜日コース AM10:00~ 1月12日(水)スタート
12/10追記
定数に達しましたので、募集を締め切らせていただきます。
欠員が出るようでしたらまたお知らせいたします。
写真の撮り方、見方、楽しみ方、伝え方。
を一緒に学びませんか。
良い写真を撮りたい。写真をもっと楽しみたい。もう少し深く写真と関わってみたい。
写真の魅力に気付き始めた方に、もう少し先に進むための、道しるべとなる講習を目指しています。
アトリエフォトシーズンで、珈琲を飲みながら、一緒に写真について話をしましょう。
毎回あなたの撮ってきた写真を拝見し、どうすれば良くなるか、あるいはそもそもどうしたかったのか、何をどう撮りたいのか?を一緒に考える時間を持ちましょう。
テーブルの上に置かれるのは、カメラだったり、ボクの写真だったり、お気に入りの写真集だったり、iMacやiPadだったり。
素敵なサイトを見たり、フォトレタッチ学んだり、あるいはブログの始め方、伝え方をレクチャーしたり・・・。
誰かにプレゼントするためのポストカードを作るってのも楽しいでしょう。
写真を伸ばして額装するという実習もできますね。マットを自分で抜いてみましょう。
テーブルフォトや、お散歩写真などの撮影実習もやりましょう。
期間:2011年1月~4月
日程:平日コースと日曜コース 各コース月2回づつ 4ヶ月計8回の講習(を予定していますが、検討の余地あり)
時間は未定で1回2時間程度
料金:1回3,000円 その他実費がかかることも
場所:北海道上川郡東川町東11号南4 アトリエフォトシーズン
募集:各コース最大4名までの少人数講習です
写真の魅力にはまりつつある方なら経験は問いません。もっと意義深い「写真の時間」を持ってみたいと思っている方、お越し下さい。
時間などは参加したい方の要望を調整し、決定したいと思っています。
全部受講するのは難しいという方もいらっしゃるでしょう。
まずは何より意志のある方、どうぞお問い合わせください。
photoseason@gmail.com
090-2070-7727
写真の魅力にずっぽりはまってしまった飯塚達央まで。

12/8追記
それぞれ隔週実施の予定です。2時間
・日曜日コース 時間未定(たぶんAM10:00~) 1月9日(日)スタート
・水曜日コース AM10:00~ 1月12日(水)スタート
12/10追記
定数に達しましたので、募集を締め切らせていただきます。
欠員が出るようでしたらまたお知らせいたします。
black×white
2010年12月04日 - R-D1s
freeze&melt
2010年12月03日 - SD15
across the sky
2010年12月02日 - GXR