「集中豪雨に対する報告とお礼」東川町長のメールより転載
2010年08月26日 - 東川
「写真の町」東川町からおはようございます。
皆様に大変ご心配をおかけしました23日から24日未明にかけての大雪山周辺の集中豪雨により足止めや孤立した状態になっておりました旭岳温泉、天人峡温泉地区は、北海道(上川総合振興局)、旭川開発建設部、自衛隊、旭川東警察署、北海道電力さんなどによる迅速な対応をいただき、下記の通りとなっております。
1) 旭岳温泉地区
本地区については、旭川開発建設部による迅速な通路確保や北海道による応急対策により25日午前7時より開通しております。ほぼ車は平常通り運行、旭岳温泉ホテルなどは平常通り営業しております。電話も正常となっております。
2) 天人峡温泉地区
25日午後3時30分までに宿泊客全員の救助が行われました。一部、損壊となっております道路は北海道において迅速な対応をいただいており、車の運行が今週末ぐらいまでできるようにご尽力をいただいております。回復次第、ホテルなどの営業と合わせて皆様にご案内させていただきます。普通電話による通信は不通となっております。
3) 旭岳源水への道路について
一部地滑りが発生しており現在復旧中で、迂回となります。
この度の集中豪雨は、大雪山周辺を中心とした局所的な集中豪雨であり、皆様に大変ご心配をおかけしております。しかし東川の中心部(平野部)は一部において稲の倒伏や林道被害はありましたが、殆ど被害は発生していない状況にありますことをご報告させていただきます。
ただ残念なことに1名が業務のため旭岳温泉に向かう途中で犠牲となっており、またもう1名の方も天人峡温泉へ業務に向かい行方不明となっている状況です。今朝から旭川東警察署や消防が中心となって捜索活動に当たっております。
今回の災害を通じ、ダム及び周辺道路の重要性と開発局の必要性、国民の生命財産を守る自衛隊活動を心強く感じました。ありがとうございました。
皆様から激励をいただきましたことに深く感謝申し上げ、集中豪雨に対する報告させていただきました。ありがとうございます。
なお天人峡温泉の営業開始などのご案内は、道路が復旧次第ご案内させていただきますので、変わらぬご利用のほどよろしくお願い申し上げます。
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「写真の町」東川町
町長 松岡 市郎
東川町長より先ほど届きましたメール(町内外の東川応援者に東川町情報を不定期にBCCで配信)を無断ですが、ご心配いただいてる方々への状況報告としてふさわしい内容でしたので、ここに転載いたします。
皆様に大変ご心配をおかけしました23日から24日未明にかけての大雪山周辺の集中豪雨により足止めや孤立した状態になっておりました旭岳温泉、天人峡温泉地区は、北海道(上川総合振興局)、旭川開発建設部、自衛隊、旭川東警察署、北海道電力さんなどによる迅速な対応をいただき、下記の通りとなっております。
1) 旭岳温泉地区
本地区については、旭川開発建設部による迅速な通路確保や北海道による応急対策により25日午前7時より開通しております。ほぼ車は平常通り運行、旭岳温泉ホテルなどは平常通り営業しております。電話も正常となっております。
2) 天人峡温泉地区
25日午後3時30分までに宿泊客全員の救助が行われました。一部、損壊となっております道路は北海道において迅速な対応をいただいており、車の運行が今週末ぐらいまでできるようにご尽力をいただいております。回復次第、ホテルなどの営業と合わせて皆様にご案内させていただきます。普通電話による通信は不通となっております。
3) 旭岳源水への道路について
一部地滑りが発生しており現在復旧中で、迂回となります。
この度の集中豪雨は、大雪山周辺を中心とした局所的な集中豪雨であり、皆様に大変ご心配をおかけしております。しかし東川の中心部(平野部)は一部において稲の倒伏や林道被害はありましたが、殆ど被害は発生していない状況にありますことをご報告させていただきます。
ただ残念なことに1名が業務のため旭岳温泉に向かう途中で犠牲となっており、またもう1名の方も天人峡温泉へ業務に向かい行方不明となっている状況です。今朝から旭川東警察署や消防が中心となって捜索活動に当たっております。
今回の災害を通じ、ダム及び周辺道路の重要性と開発局の必要性、国民の生命財産を守る自衛隊活動を心強く感じました。ありがとうございました。
皆様から激励をいただきましたことに深く感謝申し上げ、集中豪雨に対する報告させていただきました。ありがとうございます。
なお天人峡温泉の営業開始などのご案内は、道路が復旧次第ご案内させていただきますので、変わらぬご利用のほどよろしくお願い申し上げます。
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「写真の町」東川町
町長 松岡 市郎
東川町長より先ほど届きましたメール(町内外の東川応援者に東川町情報を不定期にBCCで配信)を無断ですが、ご心配いただいてる方々への状況報告としてふさわしい内容でしたので、ここに転載いたします。
6th 「dai:zu 1day shop」 @アトリエフォトシーズン
2010年08月26日 - お知らせ

クリックで拡大
東川の手作り主婦軍団「dai:zu」の第6回1dayshopが明日8月27日(金)に「アトリエフォトシーズン」で開催されます。
時間は11:00~15:00まで。センスのいい手作り雑貨が安く販売されてるという評判で、前回もオープン前から殺到し、行列ができるほどになってます。
今回はREUSE,REDUCE,RECYCLEがテーマとのこと。
蒸しパン、自家発酵酵母パン、自家栽培野菜など食べ物もいっぱい並ぶようです。
よかったらお立ち寄りくださいませ。
詳細はdai:zuのブログを参照にしてくださいな。
2010年08月25日 - 東川
猛暑とか豪雨とか海を隔てた場所の出来事と思っていましたが、身近で死亡事故にまで繋がる自然災害が起こるとは。
ニュースで大きく報じられました東川町の大雨による事故と、災害についてですが、市街地への被害はなく、我が家も家族も何ともありません。多くの方から安否をきづかう連絡をいただきました。
とは言え、事故および、土砂崩れの災害現場までは家からわずか10Kmほど上流で発生しました。流された橋は家のそばの橋の一本上流に架かる橋です。
前日の深夜かなりの降水がありましたが、朝起きたときには止んでいて、当日は穏やかな朝でした。
パトカーや救急車のサイレンが何度か聞こえましたが、どこかで自動車事故があったんだろうという程度にしか思ってませんでした。
全国ニュースを見たと、遠方の知人や実家から連絡が入ってようやく知ったような次第です。
自分は夜23時からのテレビニュースでようやく事故現場の映像を見たのですが、自然の威力、とくに今回は水の力の凄まじさを見せつけられました。
今も天人峡温泉では宿泊客ら300人以上が電気もつかない宿で孤立し、ヘリコプターによる救出を待っているとのこと。天人峡温泉というと、忠別川が流れ出すところの渓谷に挟まれた場所で、その先は大雪山の中。もう人が容易に入り込めない場所にあたります。
我が家は東川町で最後の集落にあり、端から2軒目に位置します。危険な立地ではありませんが、いわゆる山沿いにあたる訳で、市街地より雨も雪も明らかに多く降ってるという状況も珍しくありません。
今回はわずか10km先の降水量が半端でなかったということなのでしょう。
亡くなられた方は自分と同年代。毎日の通勤時、そして事故に遭う10分前にも我が家の前を通過していたと思われます。
心よりご冥福をお祈りいたします。
ニュースで大きく報じられました東川町の大雨による事故と、災害についてですが、市街地への被害はなく、我が家も家族も何ともありません。多くの方から安否をきづかう連絡をいただきました。
とは言え、事故および、土砂崩れの災害現場までは家からわずか10Kmほど上流で発生しました。流された橋は家のそばの橋の一本上流に架かる橋です。
前日の深夜かなりの降水がありましたが、朝起きたときには止んでいて、当日は穏やかな朝でした。
パトカーや救急車のサイレンが何度か聞こえましたが、どこかで自動車事故があったんだろうという程度にしか思ってませんでした。
全国ニュースを見たと、遠方の知人や実家から連絡が入ってようやく知ったような次第です。
自分は夜23時からのテレビニュースでようやく事故現場の映像を見たのですが、自然の威力、とくに今回は水の力の凄まじさを見せつけられました。
今も天人峡温泉では宿泊客ら300人以上が電気もつかない宿で孤立し、ヘリコプターによる救出を待っているとのこと。天人峡温泉というと、忠別川が流れ出すところの渓谷に挟まれた場所で、その先は大雪山の中。もう人が容易に入り込めない場所にあたります。
我が家は東川町で最後の集落にあり、端から2軒目に位置します。危険な立地ではありませんが、いわゆる山沿いにあたる訳で、市街地より雨も雪も明らかに多く降ってるという状況も珍しくありません。
今回はわずか10km先の降水量が半端でなかったということなのでしょう。
亡くなられた方は自分と同年代。毎日の通勤時、そして事故に遭う10分前にも我が家の前を通過していたと思われます。
心よりご冥福をお祈りいたします。
オールドレンズパラダイス2
2010年08月19日 - お知らせ

ドンパ(同級生の意。北海道言葉か?)の写真家でありフリーライターの澤村徹氏の最新刊「オールドレンズパラダイス2」が発売された。
最新のデジカメ(今回はオリンパスやパナソニックのマイクロフォーサーズ機)にマニアックなオールドレンズを組み合わせて、味わいのある(?)写真を楽しもうという内容の本です。
一本一本ごとの装着方法や、使いこなしのコツが写真入りで解説されているのも親切丁寧。入り口を広くもうけマニアへの道へと誘ってくれてます。
加えて、それぞれの作例が作品になってるところも素晴らしい。
素晴らしすぎて、買いたくなるので危険です。
また、オールドレンズをつけたカメラの物撮り写真もヨダレもの。
こんな楽しみ方があるんだなとベテランも初心者もくすぐる提案型のコンテンツ。
上手いなあと感心しきりです。
近年、アダプター使いや、ドレスアップなどで一つのジャンルを確立された澤村氏。
良い仕事してます。
先ほどマニアとかマニアックと書きましたが、それらをもっとカジュアルな存在に仕立てあげているように感じます。
しかし、これだけ機材やらアクセサリーを買いそろえるのも、それぞれの撮影も、並大抵ではないことは想像に難くないこと。
個人的に、良い刺激を頂いてます。
「オールドレンズパラダイス2」は翔泳社より1,980円+税で発売中。

20日発売号の「日本カメラ9月号」特集「旬カメラ」でEPSON R-D1sについて2ページ寄稿しています。
今さら感のR-D1ではありますが、ボクも含め独特の絵に魅了されてる人も相変わらず多いカメラです。
今回、ズマールとの組み合わせで撮影しています。
また既刊ですが、「ソニーαNEX-3 NEX-5オーナーズBOOK(モーターマガジン社)」で4ページ、作例とコメントを掲載されています。サブカメラとしてどうか?というテーマでしたが、「ミラーレス一眼」に大いなる可能性を感じました。きっと来年にはミラーレス一眼を手にしていることでしょう。ソニーなのか、はたまたキヤノンなのか・・・?
今月末の締め切りの某誌10月号では、シグマSD15について書きます。
こいつもひと癖、ふた癖あるデジカメですが、それと引き替えに得られるものに惹かれてせっせと撮ってるワケです。
仕事を離れた場では、操作性は二の次、三の次。これでしか撮れない絵であれば、使える感度はISO100だけでもいいと思うのです。
万能であればおのずと角が丸くなりがちで、ひとつ飛び抜けるには何かと引き替えが必要なのでしょう。

夕暮れがだいぶ早くなってきた。
お盆だし、夏至からもう2ヶ月近く経ってるんだもんな。
残り少なくなった2010年夏の光景を写真に収めたいと思う。
とは言え、腰の状態はボチボチで、遠出は無理だし庭でパチッと。
いつもの次女です。好奇心旺盛なのか、何故かカメラを持つと前に居るのです。
そういや膝の手術をしたという、同い年の友達に言われた。
「今年はお互い、アトヤクだな」
ええっ?と思いつつ、千葉に住んでる仲間も背中を痛めて救急車の世話になったとか聞くし、男42才、無理が積もってバーンとはじけても不思議じゃない年齢なんだろうな。
体と気力が何事にも資本。今回思い知りました。
腰を痛めて以来、家に居られる時間はなるべく体を休めていることもあって(結果、庭はごらんの通りの草ぼうぼう)、いろいろ考えを巡らせてます。
今後の活動、仕事の進め方についてなんかを。
ひとりでやっていくことが手っ取り早いと思ってこれまでやってきたけど、それだけでは済まないと思うに至ってます。
そんな折、出会いもあったりして。
転機のときなのかな。
後年振り返ったときに、いいきっかけだった。そう思えるようにしたい。
specialday
2010年08月07日 - EOS7D

一昨日の日曜日に美瑛で結婚式を挙げられたお二人。
挙式後、丘巡りの予定でしたがあいにくの雨。
大阪(しかもボクの実家から2駅の距離)から来られたカップルに、あまりにも無情というもの。
それで、お二人と我々スタッフの予定をやりくりし、今日、外の撮影をすることに。
しかし迎えた今日も、天気予報を覆し、今にも降りそうな空模様に。
「青空で撮りたいんです。できたらひまわり畑で。」
と言ったたお嫁さんの言葉が・・・。
天気ばかりはしょうがない。と気持ちを切り替え撮影スタート。
と同時に、本当に同時に、雲が切れ、太陽が力強く輝き出しました。
それからのハイテンションぶりと言ったら。
さすがの浪速っこ。でしたね。
こうやって上手く行ったときの嬉しさよ。
このあとバスに乗って帰って行かれました。
てなわけないか。

一年で一番というか、唯一忙しい7月を乗り越えた。
写真甲子園が終わり、東川フォトフェスタも昨夜終わった。
1日は快晴に恵まれたけど、やっぱり今年も大雨に当たられた。
自分は参加できなかったけど、運営スタッフやボランティアの方々には頭の下がる思いだ。
北海道の東川という町で、そこかしこで写真を介在にして、いろんな出会いがあり、語り合ったり、笑顔が生まれたり。泣いてるヤツもいたなあ。冴えない顔の人も、悔しい思いをした人も。それも含めてステキな場だなあと思う。
自分も昨夜は久しぶりに酔っぱらって語り合った。
仕事について、作品について今後自分が目指すべき方向が見えた。
久しぶりにキレイな夕暮れを自宅で過ごしている。
庭にはトンボが戯れている。
季節が移ろっているのだなあ。