ストレスという便利な言葉2008 / 05 / 10 ( Sat )
最近体調に不安があったので、先日大きな病院で検査してもらってきた。
病院なんて面倒くさくて嫌なのだが、人に聞いたりネットで調べたりした結果、自分では腎臓を患っているに違いないと判断したからだ。 はじめに問診。どんな症状か等のいくつかの質問を受ける。「仕事や家庭でのストレスは?」「特にありません」ときっぱり答えておいた。 「腎臓が悪いように思うのです」「とにかく検査してみましょう」 尿を採って、血液検査、レントゲン、心電図と病院内のあちこちを廻る。 午後までかかって検査を終え、朝イチの診療室へ。 「えー、結論から言いますと、何ら異常ありません」 「えっ、腎臓にもですか」「ハイ、全くの正常です」 嬉しいやら、悲しいやらの拍子抜け。 ともかく体調不良の原因は一体なんなんだ? 「ストレスですね」とキッパリ言われる。 「先の問診では、ストレスないと言われてましたが、大阪からやって来られてこちらでカメラマンをされている。人に言えない苦労や、ストレスも相当のもんでしょう」 センセイああ、なんて慈悲に満ちたお言葉・・・。 そうそう、確かにカメラマンの仕事って、毎回完全オーダーメイド。ルーティンワークなし。お客さんあってのサービス業。写真展やるのも大変だ。ストレス、ストレスの山盛り状態。オレはそのことに目を背けていただけなんだ・・・。 ということで診断「ストレス」。診察料1万数千円也。 ウチに帰ってヨメに「腎臓にはなんも問題なかったけど、オレ、ストレス凄いらしいわ・・・」って言うと 「ストレスって便利な言葉やなあ」と鼻で笑われた。 彼女はストレス抱えた人間の腹回りが、こんなに大きくなるはずないことを知っているのだった。 |
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