
ここしばらく体調が思わしくなく病院で検査を受けたりした。
ブログにも書いたとおり、内臓系は全く問題なかったのだけど、ちょっとした不具合も見つかった。それから腰痛や体の冷えもひどくなったこともあって、最近摂生に努めている。
今年40才になるにあたって、ようやく自分の健康というモノを意識しだしたのだ。
好きな珈琲をやめ、大好きな酒も控えている。これだけ酒を抜くのは、一人暮らしを始めた18以来のことだ。
風呂上がりに真っ先にビールを呑むのをやめ、ストレッチに切り替えた。
そのあとデスクに向かい、一仕事終えるとテレビを見ながら、バーボン&つまみという習慣も止めにした。呑みたくなったら寝ることにした。
すると体重が2キロ落ちた。体脂肪率も10%台に戻ってきた。
何か楽しくなってきたぞ。
あるきっかけがあり、mixiで高校時代の同級生が芋づる式に訪ねてきてくれている。大阪を離れて22年、元来無精な人間なので、同級生との繫がりはほとんど無い。
飯塚達央というのは本名じゃないこともあってか(漢字が違う)、雑誌やカレンダーで見たよという話はこれまで一度もない。そう言えば同窓会幹事だったことを今、思い出した。
今日メッセージをくれた(かつての)女子は、スペインで家庭を持っているという。お互い、分からないもんだね、人生ってのは。
写真は嫁の帰省中にいただいた野菜の苗を、自分で庭に植えたもの。こんなことする人じゃなかったんだけどね。

毎年この時期には、高体連の大会の撮影のバイトをしている。
去年買ったEOS-1Dmk3の高速連写機能がいよいよ大活躍してくれる時である。
なにしろ1秒間に10コマの画像が撮れるマシンガンのような撮影装置なのだ。
これさえあれば、決定的瞬間が撮り放題。そんな淡い期待を持っていた。
しかし、しかし、バッターがスイングを始めてから振り切るまで、シャッターボタンを押し続けたところで、ラケットのテイクバックから押し続けたところで、まさにスパイクを打とうとするところから押し続けたところで、バットや、ラケットや、腕がボールに当たる瞬間など写せやしないのだ。
肝心な決定的瞬間は、コマとコマの間をすり抜けてしまうのだった。
人間のなす業は、秒10コマどころでは捉えきれない。
凄いね、人間の運動能力って。
それに新聞のスポーツ欄を飾る写真も凄いよね。松井秀喜がボールをミートする瞬間とか。これぞプロフェッショナルの技です。
最近カシオから秒間60コマ(!)撮れるデジカメが出たようだ。これなら写せるかなと思いきや、レンズ選択やAFの性能、高感度ノイズなどで制約もあるんだろうな。
秒10コマしか撮れないけど(!)、1Dmk3はいいデジカメです。レスポンスがいいから、撮っていて気持ちが萎えない。今日の撮影は1300枚。カメラはへっちゃら。目は充血で真っ赤。
駅へ向かう道
2008年05月23日 - Rolleiflex3.5F
撮る方、撮られる方
2008年05月22日 - Rolleiflex3.5F
散髪あと
2008年05月20日 - Rolleiflex3.5F

ウチの敷地に咲くタンポポ。年々黄色の面積が広がってきている。
この絵を見て、きれい、かわいいというあなたは都会の人。
大変だね、ご愁傷様と思うあなたは田舎の人。
ですね、きっと。
可憐な花ではなく、強靱な生命力を持ち黄色い花を咲かせる雑草。というのが実情でしょうか。
これからの時季、2週に1回は2時間ほど掛けて草刈り機を振り回してます。ここに越してきた3年前は草ボウボウでした。短く刈るようにしてると、クローバーなんかの背丈の低い草が広がってきます。3年で植生がだいぶ変わってきました。
奥に写ってる隣のばあちゃん。90才になろうかというのに、毎日朝から夕方までずっと畑仕事しています。姿が見えないとあれ?と思うくらい、いつも畑にいます。ウチらは暑さでグロッキーな時や、寒くて外に出たくない時も。だから雑草なんて全く見えない。
そういうスーパーばあちゃん、じいちゃんが田舎にはたくさんいるんですよ。
初めてのライディング
2008年05月11日 - GR-D
ストレスという便利な言葉
2008年05月10日 - 日々の暮らし
最近体調に不安があったので、先日大きな病院で検査してもらってきた。
病院なんて面倒くさくて嫌なのだが、人に聞いたりネットで調べたりした結果、自分では腎臓を患っているに違いないと判断したからだ。
はじめに問診。どんな症状か等のいくつかの質問を受ける。「仕事や家庭でのストレスは?」「特にありません」ときっぱり答えておいた。
「腎臓が悪いように思うのです」「とにかく検査してみましょう」
尿を採って、血液検査、レントゲン、心電図と病院内のあちこちを廻る。
午後までかかって検査を終え、朝イチの診療室へ。
「えー、結論から言いますと、何ら異常ありません」
「えっ、腎臓にもですか」「ハイ、全くの正常です」
嬉しいやら、悲しいやらの拍子抜け。
ともかく体調不良の原因は一体なんなんだ?
「ストレスですね」とキッパリ言われる。
「先の問診では、ストレスないと言われてましたが、大阪からやって来られてこちらでカメラマンをされている。人に言えない苦労や、ストレスも相当のもんでしょう」
センセイああ、なんて慈悲に満ちたお言葉・・・。
そうそう、確かにカメラマンの仕事って、毎回完全オーダーメイド。ルーティンワークなし。お客さんあってのサービス業。写真展やるのも大変だ。ストレス、ストレスの山盛り状態。オレはそのことに目を背けていただけなんだ・・・。
ということで診断「ストレス」。診察料1万数千円也。
ウチに帰ってヨメに「腎臓にはなんも問題なかったけど、オレ、ストレス凄いらしいわ・・・」って言うと
「ストレスって便利な言葉やなあ」と鼻で笑われた。
彼女はストレス抱えた人間の腹回りが、こんなに大きくなるはずないことを知っているのだった。
病院なんて面倒くさくて嫌なのだが、人に聞いたりネットで調べたりした結果、自分では腎臓を患っているに違いないと判断したからだ。
はじめに問診。どんな症状か等のいくつかの質問を受ける。「仕事や家庭でのストレスは?」「特にありません」ときっぱり答えておいた。
「腎臓が悪いように思うのです」「とにかく検査してみましょう」
尿を採って、血液検査、レントゲン、心電図と病院内のあちこちを廻る。
午後までかかって検査を終え、朝イチの診療室へ。
「えー、結論から言いますと、何ら異常ありません」
「えっ、腎臓にもですか」「ハイ、全くの正常です」
嬉しいやら、悲しいやらの拍子抜け。
ともかく体調不良の原因は一体なんなんだ?
「ストレスですね」とキッパリ言われる。
「先の問診では、ストレスないと言われてましたが、大阪からやって来られてこちらでカメラマンをされている。人に言えない苦労や、ストレスも相当のもんでしょう」
センセイああ、なんて慈悲に満ちたお言葉・・・。
そうそう、確かにカメラマンの仕事って、毎回完全オーダーメイド。ルーティンワークなし。お客さんあってのサービス業。写真展やるのも大変だ。ストレス、ストレスの山盛り状態。オレはそのことに目を背けていただけなんだ・・・。
ということで診断「ストレス」。診察料1万数千円也。
ウチに帰ってヨメに「腎臓にはなんも問題なかったけど、オレ、ストレス凄いらしいわ・・・」って言うと
「ストレスって便利な言葉やなあ」と鼻で笑われた。
彼女はストレス抱えた人間の腹回りが、こんなに大きくなるはずないことを知っているのだった。

昨日でアルテピアッツァ美唄での個展「モノクロームの刻(とき)」が終了しました。当初2週間の会期でしたが、会場の都合もあって急遽延長となり、一ヶ月以上のロングランとなりました。
オープン当初は外は残雪、寒い教室でしたが、昨日は瑞々しい緑と桜、すがすがしい風が吹く中、家族揃って芝生でお弁当を広げるシーンを多くみることができました。
会期中不在がちでしたが、設置しておいたメッセージBOXにはこんなにもたくさんのカードが投函されました。トータルで100枚以上あります。驚きの数です。
昨日会場に行ってみると用意していたカードがなくなっていて、書けなかった方もいらっしゃるかも知れません。準備不足ですみませんでした。
メッセージを拝見すると、この学校の卒業生の方や、ふるさと北海道に帰省中の方、自分の育った町が写ってますと言う方、あの駅の駅員でした、写ってるのは私の店です。なんて驚きの出会いがあったり。
関東や関西から駆けつけてくれた方もいらっしゃいました。いつもブログ読んでますというコメントも数多くありました。
アクセス解析で毎日どれくらいの人が見てくれているのか、数字として知っていても、全く見ず知らずの方が、見知らぬ町でこのブログを見てくれていることを実感すると、身に余る光栄以外の何者でもないという気持ちです。
「良かった」というメッセージに混じって「ありがとう」「感謝します」という言葉も見受けます。写真撮って、ありがとうと言われる喜びと言ったら・・・。そうそう味わえるものではないはずです。これからも撮り続けていく決意を新たにしているところです。
さて、次回は秋に札幌圏で写真展を行う予定です。1つは都市の真ん中。1つはアクセス至極不便な田園地帯のギャラリー。
みなさんにまたお会いできますように。
アルテピアッツァ美唄「モノクロームの刻(とき)」にお越し頂いた全ての方に感謝いたします。「ありがとうございました」

GWは後半の4連休ですね。アルテピアッツァ美唄での個展「モノクロームの刻とき」も5月6日まで、いよいよ終盤に差し掛かりました。
写真展はLIVEです。同じ写真を飾ることはあっても、全く同じ空間にはなりません。
是非この機会に足をお運びください。
とは言いながら、今年は珍しく、そして有り難いことにGW中はずっと仕事です。会場に出向くのは最終日の6日だけです。
会場内には感想等を書いていただくカードを用意しています。留守にしていて恐縮ですが、作者へのメッセージを残していただけると幸いです。
さて、「北海道美術ネット別館」にて、「モノクロームの刻(とき)」の紹介を詳細かつ好意的にしていただいております。メモを取りながら丁寧に写真展をご覧頂いたことが分かります。とてもありがたいことです。
http://blog.goo.ne.jp/h-art_2005をご覧ください。