
小樽の夜はここで過ごすことにしている。石倉を改造したバー。バーボンにはJAZZと白黒写真が肴に合う。この本見たことあるかとマスターに渡されたのは、深瀬昌久の「父の記憶」に「鴉(からす)」。北海道は美深町出身の深瀬昌久。
写真の舞台も北海道が多いだけに、目が釘付けになる。どうしてこうも違うのものかと、マスターと苦笑い。写真集を手元に置きたくなったが、「鴉」は30万円のプレミアがついてることを後で知る。
マスターは白黒スナップの名手。小樽を撮り続けている。バライタフェロ掛け仕上げに今でもこだわり続けている。薄暗く雑然としたな店内には、写真や写真関連の本、引き伸ばし機まで置いてありさながらアジトのようだ。
かつてマスターに「背中がぞくっとするよな白黒撮りなさい」って言われたことが未だに気に掛かっている。
バーの名は「フリーランス」。
LeicaM6 NOKTON Classic40mmf1.4
積丹の撮影行の白黒フィルムを現像しに「東川ダークルーム」へ。ところが冷え込む日が何日かあったため、水道が凍結している。水落としをしているのだけど、抜けきらない水が凍ってしまうのだ。さらに、作り置きしている停止液やドライウェルなども完全に氷になっていた。屋外に置いてる訳じゃない。これは当然室内での話だ。
水道管をドライヤーで暖め、ストーブを点けたままにしておいて、しばらく時間つぶしのために東川文化ギャラリーの展示を見に行く。
東川賞の収蔵作品の一部の展示をやっていた。
そこで思いがけず見た、白黒写真の圧倒的な力。
杉本博、繰上和美、田原桂一、石内都、尾仲浩二。それぞれがそれぞれのグレーと黒で描き出した作品たち。数枚ずつの展示ながらも、ぐっと写真の中の世界へ引き込む力を持っていた。
バックヤードでは次回予定されているPART2の額装作業中だった。佐藤時啓の緻密なプリントをブックマットの状態で拝見。さらには、特別に収蔵庫にも入れてもらうことが出来た。歴代東川賞受賞者の名前が書き込まれたストレージボックスが棚に整然と並べられている。須田一政、奈良原一高、古屋誠一、荒木経惟の名前も見える。テプラで打たれた無表情のプレートなのに、名前を見ただけでドキドキする。これらが温度、湿度ともに最適に保たれた部屋に、無酸性のブックマットやストレージボックスに収められて長期保存されるのだ。その中のひとつ、金村修の箱を取り出して開けてもらった。そこには全紙サイズのプリントが、ブックマットもせずに重ねられていた。展示の際のピン留めの跡の穴。端のほうのカーリング。全く生々しい限りだ。金村修の息づかいが聞こえてきそうなプリントだった。
東川賞の歴代受賞者はこちらを。東川賞の受賞式に合わせて、毎年7月最後の土日に東川フォトフェスタが開催されている。しかし、総じて町民の関心は薄い。町のお金をふんだんに使って、一体誰の何のお役に立ってるのか分からないと冷ややかに見る向きも多いのが実情だ。そう言われるのも分かる気がする。机上で考えられたイベントのためのイベントではなく、本当に写真好きが集まる場所にしたいと思う。去年までは参加する側だったけど、今年くらいからは徐々に主催側に回っていくことになるだろう。もしそうなったとき、力を借りたい写真家の方が数名いる。これを読んでくれているか分からないけど、ドキッとしていて欲しい。
そんなことを考えながら、暖まって水道の出るようになった東川ダークルームで、5本、3クールの現像を行う。今日は増感あり、使い慣れないフィルムありで、3回に分けての現像となった。いつまで経っても、これで決まりというフィルム、現像液、処方が見いだせないでいる。今さっき見た白黒との差は一体なんなのだろう・・・と現像タンクを見つめる。
乾燥を待っている間に東京の写真仲間から電話が入る。個展開催に向けて、毎日撮り歩き、多いときは一日15本も撮ってるのだと言う。現像が追いつかないため、3本用のタンクを3つ買って、時間差で現像するのだそうだ。ああ愕然。そりゃ仕事どころじゃないだろう。
それで乾燥の際の埃の付着と、カーリングに悩まされてるという話に。これはドライウェルの濃度と、乾燥させる場所の温度、それから湿度に影響するだろうと答えた。そう言いながらも自分のネガにも埃はつく。せっかくのコマがパーってこともある。
デジカメにも埃問題はつきものだけど、全くもって写真ってやつは面倒でやっかいなもんだなあとつくづく思う。その無駄にしてしまったエネルギーを他につぎ込んでやれれば、人生効率よく生きていけるのに。
「かんたん、べんり、かっこいい」そんな言葉とは無縁の世界。綺麗に撮れたって喜んでいられるうちが華か。もしくは新しいデジカメ追いかけてる方がマシ。
水道管をドライヤーで暖め、ストーブを点けたままにしておいて、しばらく時間つぶしのために東川文化ギャラリーの展示を見に行く。
東川賞の収蔵作品の一部の展示をやっていた。
そこで思いがけず見た、白黒写真の圧倒的な力。
杉本博、繰上和美、田原桂一、石内都、尾仲浩二。それぞれがそれぞれのグレーと黒で描き出した作品たち。数枚ずつの展示ながらも、ぐっと写真の中の世界へ引き込む力を持っていた。
バックヤードでは次回予定されているPART2の額装作業中だった。佐藤時啓の緻密なプリントをブックマットの状態で拝見。さらには、特別に収蔵庫にも入れてもらうことが出来た。歴代東川賞受賞者の名前が書き込まれたストレージボックスが棚に整然と並べられている。須田一政、奈良原一高、古屋誠一、荒木経惟の名前も見える。テプラで打たれた無表情のプレートなのに、名前を見ただけでドキドキする。これらが温度、湿度ともに最適に保たれた部屋に、無酸性のブックマットやストレージボックスに収められて長期保存されるのだ。その中のひとつ、金村修の箱を取り出して開けてもらった。そこには全紙サイズのプリントが、ブックマットもせずに重ねられていた。展示の際のピン留めの跡の穴。端のほうのカーリング。全く生々しい限りだ。金村修の息づかいが聞こえてきそうなプリントだった。
東川賞の歴代受賞者はこちらを。東川賞の受賞式に合わせて、毎年7月最後の土日に東川フォトフェスタが開催されている。しかし、総じて町民の関心は薄い。町のお金をふんだんに使って、一体誰の何のお役に立ってるのか分からないと冷ややかに見る向きも多いのが実情だ。そう言われるのも分かる気がする。机上で考えられたイベントのためのイベントではなく、本当に写真好きが集まる場所にしたいと思う。去年までは参加する側だったけど、今年くらいからは徐々に主催側に回っていくことになるだろう。もしそうなったとき、力を借りたい写真家の方が数名いる。これを読んでくれているか分からないけど、ドキッとしていて欲しい。
そんなことを考えながら、暖まって水道の出るようになった東川ダークルームで、5本、3クールの現像を行う。今日は増感あり、使い慣れないフィルムありで、3回に分けての現像となった。いつまで経っても、これで決まりというフィルム、現像液、処方が見いだせないでいる。今さっき見た白黒との差は一体なんなのだろう・・・と現像タンクを見つめる。
乾燥を待っている間に東京の写真仲間から電話が入る。個展開催に向けて、毎日撮り歩き、多いときは一日15本も撮ってるのだと言う。現像が追いつかないため、3本用のタンクを3つ買って、時間差で現像するのだそうだ。ああ愕然。そりゃ仕事どころじゃないだろう。
それで乾燥の際の埃の付着と、カーリングに悩まされてるという話に。これはドライウェルの濃度と、乾燥させる場所の温度、それから湿度に影響するだろうと答えた。そう言いながらも自分のネガにも埃はつく。せっかくのコマがパーってこともある。
デジカメにも埃問題はつきものだけど、全くもって写真ってやつは面倒でやっかいなもんだなあとつくづく思う。その無駄にしてしまったエネルギーを他につぎ込んでやれれば、人生効率よく生きていけるのに。
「かんたん、べんり、かっこいい」そんな言葉とは無縁の世界。綺麗に撮れたって喜んでいられるうちが華か。もしくは新しいデジカメ追いかけてる方がマシ。
ボクのローライ
2008年01月29日 - Rolleiflex3.5F

ウチのローライにはオリジナルパーツが2つ奢られてます。
1つはストラップ。本革製の特注品。友人の知り合いの札幌の日下公司さんに作ってもらいました。ラフを描いて幅と長さ(調整可能)も指定。ステッチも入れてカジュアルな感じにしました。
アトリエで表革(藍色)と裏革(茶色)の色を選び、ステッチの色も選ばせてもらいました。なかなか色を決められず、アドバイスをもらいながら、そしてわくわくしながら、できあがりまで待つこと1ヶ月半。
予想以上にすごく格好いい逸品が出来上がり!まだ数回しか出番がないのですが、厚みのあるしっかりしたストラップなのに、実にしっとりとして、もはや馴染んできている感じがします。
製品として売り出せばいいのに、と思うほどなのですが、取り付け部のカニ爪がローライ独自なので、今ついてるものを使って作ってもらうしかないようです。
2つめはスクリーン。先日オーバーホールをお願いしたひさなが光機さんのオリジナル品。なんとマイクロ・スプリットイメージスクリーンです。方眼はありません。非常に明るい&ピントの山も掴みやすい。そしてマイクロ・スプリットイメージで的確なピン合わせが可能なはず。(まだシビアなシーンで使ってないので)
マミヤのを切り出したようですが、以前試したインテンスクリーンより完全上手です。全面マットスクリーンもあるそうですよ。
以上愛機の自慢でした。
ギャラリーPEOPLE
2008年01月28日 - お知らせ
メインサイトphotoseason.net内にギャラリーPEOPLEを新設、「珈琲タイム」と「支度」をアップしました。
北海道で暮らしている人たち、あるいは作り出す物、をご紹介していきたいと思ってます。
追記:「start」もアップしました。
3つもやったらくたびれた・・・。肩こりがひどい。
北海道で暮らしている人たち、あるいは作り出す物、をご紹介していきたいと思ってます。
追記:「start」もアップしました。
3つもやったらくたびれた・・・。肩こりがひどい。
神威岬
2008年01月25日 - Rolleiflex3.5F

Linhof Technika Fujinon W 250mmf6.3 Fuji 160 NC
なんとなくシノゴらしさが出せた絵かな。
担いで登るのにそりゃもう大変でした・・・。
なんて大嘘。そんな体力持ち合わせておりません。
車で行ける北海道最高地点。1000m強。十勝岳温泉凌雲閣裏手より。
写真構えてる右下には露天風呂。タオルが茶色く染まる鉄分たっぷりの源泉、眺望文句なし。
雲の動きがめちゃ速い山の中。光が差し込むタイミングを見計らってレリーズ。シノゴは構造上フィルムをセットしちゃうと、ファインダーが見えなくなるから、タイミングを取るのがやや難しい。
おおっ、光差しよった!画面上のどの辺や!?よう分からん。だいたい入ってそう。ハレ切りの俺の手は画面に入ってないかいな?よう分からん。いけるやろ、頼むで~。シャッター、パシュン。写ってろよ~、と念ずる。(なんせ一枚撮るのに何百円かかるのだから)
そんな感じです。
それと現像から上がると何枚かに一枚はカブってる写真がある。そもそもフィルムバックが光線漏れしてるのか、はたまたフィルム入れる際なのか、出す際なのか、原因が今のところ特定できないでいる。撮れてる確立が8割くらいか。8割と聞けば良さそうだけど、普通は撮れてないってことあり得ない。遊びで撮ってるうちはいいけど・・・。
今日もこの場所にお客さんと撮影に行こうとしたら、荒天で通行止めのゲートを閉めるところでした。明後日くらいにはモンスターになってるかも。と淡い期待。
今日のお客さんがお持ちになられたポートフォリオ。イギリスの港町を撮ったモノクロームでした。ローライプラナーで捉えた風景と温黒調の色調がマッチし、旅情そそる作品でした。それに草原に延々と続くフットパスの一本道。ああ、イギリス行ってみてええ。ポンドが高いっていうから、イギリスでなくてもいいけど、外国に撮影に行きたい。ソウルには行くけど。欧米にも是非行きたい。
その前に英語しゃべれるようにならないと。韓国語であいさつくらいは出来ないとと思いながらも、写真展まであとひと月。インターナショナルフォトグラファーは忙しい・・・。
月刊カメラマン2月号特集「私、買いましたっ!」に、EOS-1DMark3を買ったプロカメラマンとして2ページ登場しています。
家の近所(車で5分程度)で撮った写真2点掲載です。オーロラの凄い写真なんかの後で気が引けますが、多くの読者の方にとっては遠い北海道の大地、ということで良しにしてしまおう。
カメラボディ単体としては、これまでで一番高いカメラです。買うときは勇気が要りました。
でも使ってみると納得のプロ仕様。お仕事用カメラとして大変満足しています。
5Dの後継機が出たときどうなるか?ですが。
今のところ風景はフィルムで、と思ってる飯塚です。
解像度が、トーンが、という理由ではありません。一番の理由は、撮影時の気持ちの入り方でしょうか。あと、ポジという形ある物に残したい、とかコンタックス645用のツァイスレンズが逆光にも強く描写面で一番信頼できるとか、感覚的な部分のみです。危うい理由ですね。

EOS-1DMark3 EF24-105mmf4L IS
家の近所(車で5分程度)で撮った写真2点掲載です。オーロラの凄い写真なんかの後で気が引けますが、多くの読者の方にとっては遠い北海道の大地、ということで良しにしてしまおう。
カメラボディ単体としては、これまでで一番高いカメラです。買うときは勇気が要りました。
でも使ってみると納得のプロ仕様。お仕事用カメラとして大変満足しています。
5Dの後継機が出たときどうなるか?ですが。
今のところ風景はフィルムで、と思ってる飯塚です。
解像度が、トーンが、という理由ではありません。一番の理由は、撮影時の気持ちの入り方でしょうか。あと、ポジという形ある物に残したい、とかコンタックス645用のツァイスレンズが逆光にも強く描写面で一番信頼できるとか、感覚的な部分のみです。危うい理由ですね。

EOS-1DMark3 EF24-105mmf4L IS
おととい札幌でセミナーに出席したあと家には帰らずに、そのまま2泊の撮影行に出てきた。
行き先は小樽&積丹半島。
今回の撮影行のお供はローライフレックス3.5FとライカM3およびM6の銀塩カメラオールスターズ。デジカメはGRデジタルすら持って行かなかった。デジカメなしで出掛けるなんて、何年ぶりのことだろう。(おいおい、R-D1sはどうなってんだ!?っていう突っ込みはなしね)
冬の日本海。古びた漁村。デジタルいらないって気がしませんか?
旅先で郷土資料館に立ち寄るのが好き。今回共和町の郷土資料館の展示資料がとても良かった。それを複写するのにデジカメがあれば・・・と思ったくらいか。そういえば携帯電話のカメラがあったと今頃思い出したが、普段携帯カメラを撮ることはまずないので、そういう機能があることをすっかり忘れている。
前回の道東撮影行でシャッターのいかれたローライだったが、熊本県のひさなが光機でオーバーホールしてもらったら別のカメラのようになった。シャッターの滑らかさは一体何だ!?ライカM3よりはるかに静かなシャッターに。これでOH代3万しなかった。
ここしばらくはライカにぞっこんだったわけだけど、久々にローライ使いだしたら、今回手にしたのはカラーネガフィルムを入れたローライが大半になった。そんなつもりも無かったんで、手持ちのフィルムを使い切ってしまい、見つけた写真館で分けてもらい辛うじて撮影継続と相成りました。今でも写真館では中判カラーネガを使ってるところが多い。何故ってそりゃ、あんまり書きたくないけど人肌の描写はデジタルじゃあ・・・ねえ・・・。
それで撮影行中は写真のことばっかり考えて過ごすのだけど、札幌のセミナーで言われたことが気になりつつも、自分なりの新しいテーマが見えてきました。それを撮るために、今回は車を置いて良く歩いた。今日は10キロ近く歩いたのではないか。氷点下の中、雪を踏みしめ、氷に足を取られ・・・、おかげですっかり腰痛です。
で、出来上がった写真は。デジカメじゃないんでしばらくお預けです。
留守中もたくさんのアクセスを頂いており、エントリーもないのに恐縮です。今日も写真なしですみません。
つまらない戯言におつきあいさせてしまいました。
行き先は小樽&積丹半島。
今回の撮影行のお供はローライフレックス3.5FとライカM3およびM6の銀塩カメラオールスターズ。デジカメはGRデジタルすら持って行かなかった。デジカメなしで出掛けるなんて、何年ぶりのことだろう。(おいおい、R-D1sはどうなってんだ!?っていう突っ込みはなしね)
冬の日本海。古びた漁村。デジタルいらないって気がしませんか?
旅先で郷土資料館に立ち寄るのが好き。今回共和町の郷土資料館の展示資料がとても良かった。それを複写するのにデジカメがあれば・・・と思ったくらいか。そういえば携帯電話のカメラがあったと今頃思い出したが、普段携帯カメラを撮ることはまずないので、そういう機能があることをすっかり忘れている。
前回の道東撮影行でシャッターのいかれたローライだったが、熊本県のひさなが光機でオーバーホールしてもらったら別のカメラのようになった。シャッターの滑らかさは一体何だ!?ライカM3よりはるかに静かなシャッターに。これでOH代3万しなかった。
ここしばらくはライカにぞっこんだったわけだけど、久々にローライ使いだしたら、今回手にしたのはカラーネガフィルムを入れたローライが大半になった。そんなつもりも無かったんで、手持ちのフィルムを使い切ってしまい、見つけた写真館で分けてもらい辛うじて撮影継続と相成りました。今でも写真館では中判カラーネガを使ってるところが多い。何故ってそりゃ、あんまり書きたくないけど人肌の描写はデジタルじゃあ・・・ねえ・・・。
それで撮影行中は写真のことばっかり考えて過ごすのだけど、札幌のセミナーで言われたことが気になりつつも、自分なりの新しいテーマが見えてきました。それを撮るために、今回は車を置いて良く歩いた。今日は10キロ近く歩いたのではないか。氷点下の中、雪を踏みしめ、氷に足を取られ・・・、おかげですっかり腰痛です。
で、出来上がった写真は。デジカメじゃないんでしばらくお預けです。
留守中もたくさんのアクセスを頂いており、エントリーもないのに恐縮です。今日も写真なしですみません。
つまらない戯言におつきあいさせてしまいました。

EOS1Dmk3 EF24-105mmf4L
最低気温はマイナス27℃。
川に流れるのは氷。「けあらし」と呼ばれる水蒸気が踊ります。
小指の先が今もずっと痺れてます。
凍傷一歩手前?ちょっとさすがにまずいな・・・。
家に帰ると掲載誌が送られて来ていました。
月刊「フォトテクニックデジタル(旧デジタルフォトテクニック)」2月号。
巻頭グラビア(の内の1人)6ページ、堂々掲載。
東京、大阪で写真展を見に来てくれた方には、馴染みの写真かと。
このときも、あのときも、今日のような寒さ、痛さだったことを思い出す。
20日発売ですから、首都圏では今日店頭に並ぶのかな?
是非お買い上げを(玄光社1100円)。
今シーズン撮ってる写真たちも、来シーズンには印刷されて日の目を見せてやりたいものです。

EOS-1Dmk3 EF24-105mmf4L
未明に起きると外は願い通りに雲一つない星空。
緊張しながら出掛けました。マイナス26℃。日の出前の空や雪の青さが違います。
日が差すとダイアモンドダストがちらちら舞うのですが、ベストショットを得られるほどにはならず。
それでも他にいくつか良いシーンに出会え、撮ったなあという実感。
いやむしろ格闘したって感じですか。指先が未だに痛い。体も固まりきってます。
今日はEOS-1Dmk3にError99のアラート数回発生でその都度撮影一時ストップ。どうも連写するとCFカードに読み込めない様だ。バッテリーの抜き差しで回復する。
CONTAX645の方では、またもやフィルムバックのトラブル。ちくしょうと焦りながらあれこれやってるうちに、引き蓋をしたまま撮影していたことに後から気づく。かなりのカットがパーに。寒くなると引き蓋の安全装置もいかれるのか、引き蓋したままでもどんどん撮れちゃうからやっかいだ。
尋常でない寒さで撮影すると、カメラの動きも怪しいし、何より撮ってる本人も思わぬポカを平然とやってのける。
呑まれちゃうんだよね、自然に。
寒そうな写真だけど、撮ってるとなにげに暖かいことに気づく。それだけ太陽の力って凄いんだと実感するひととき。
実際気温ではまだマイナス10数℃くらいなんだろうけど、マイナス26℃から一気に上がるから暖かく感じちゃうんですね。
それにしても昨日の写真とのギャップは何だ?両方好きなんだからしょうがない。ジキルとハイド?バランスの問題です。あっち行って、こっち戻って、またあっち行きたくなる。最も恐れてるのがどっちも行きたくなくなること。黙ってると低きに流れるからさ。寒さこらえて撮りにいくのはいつまでか。

Leica M6 NOCTON Classic40mmf1.4
この前、暗室ワークショップに参加してくれた方が、試してみます?とくれた見覚えのないパッケージの白黒フィルム。
「Rollei Retro 400」。去年出た新しい白黒フィルム。雑誌「カメラマガジン」で森谷修さんがレビューを書いていて、その中の野球のボールの写真に目を奪われてたんだけど、手にするまでには至らなかった。フィルムによってほんまにそんなに違うもんかいな?と思ってたこともあったしね。
もらってすぐ撮ってはみたけど、現像出来ずにそのままだった。
なぜなら専用現像液が用意されているのだけど、その1本のために取り寄せるのも不経済だし。かと言って、汎用の現像液での現像処方がどこかに書いてある訳でもない。
ネットで調べてみたら、真偽のほどは知らないが、AGFAのフィルムのOEMだとかって書いてあった。その現像時間を参考に、手持ちのT-MAX現像液で現像してみることにした。1:5で8分30秒。これは山勘。何を撮ったのかも忘れていたから、ミスっても落ち込むことはないだろう。で、えいやっ!
予想よりフラットなネガが出来上がり・・・。まあ何とかなったか。と言う程度。
んで、プリントして、現像液の中で浮かび上がる絵を見て、まあびつくり。
線が太くて力強い(?)、トーンもいいし、なにしろ立体感がすごい。
こんなときはドキドキワクワク、楽しい暗室時間。号数変え、秒数違えて何枚か試してみる。
36枚撮り中、時間の関係で焼けたのは3コマのみ。だから結論づけるのは早計だけど、なんか良さそだね。135サイズの白黒の面白さを改めて知らせてくれるフィルムかも。
常用するには値段の張る高級白黒フィルムだから、取り寄せるか決めかねるところだけど、フィルムによって仕上がりが違うもんだなと思ったのでした。癖のあるフィルムに遊ばれてみるのも楽しいかも。被写体もきっと選ぶだろうしね。
ということで畠山くん、サンキューでした!
話は変わって、明日(1/17日)の最低気温の予想はマイナス21℃。出撃じゃ。
今朝も期待して出掛けたけど、空振りでした。明日こそは!
今も家の外は冴え冴えと月が輝いていて、極寒です。おそらくマイナス15℃くらい?
追記:森谷修さんが自身のブログで、ローライレトロのことを「男前」フィルムと呼んでいると記されてます。それほど力強いってことですね。
あと、本文中の現像処方は、ボクの撮り方に合わせたやりかたなので、おすすめできません。あしからず。
メインサイトhttp://www.photoseason.netのデザインを変えてみました。
昨日のエントリーでテンプレートのまま使うのが無難と書きましたが、いじってみたら簡単に背景色などを変えることが出来るのですね。変更に要した時間はわずか30分。着せ替え人形よろしくの楽しさがあります。
いろいろ可能性ありますね、このBind for Webというソフトは。
友人からサイトの色が暗いね。写真も暗いし。と指摘を受けました。背景色がグレーだったのが、今イチだったようです。確かに確かに・・・と、明るめの色をあてて見ましたが、写真とのマッチングが今ひとつ。
で、結局無難な白を選択。このブログもそうですけど、やっぱり白にいっちゃうのか。
次はアクセントカラーを入れることを目標にサイトのカスタマイズをしてみよう。

それにしても、サイトのデザインが今イチだねとわざわざ電話してくれるヤツがいるのは、いいことなんだろね。うん、そう思っておこう。
ついでに書くと、飯塚は聞く耳持ってます。「良いですね」「素敵ですね」と褒められても喜ばないタイプです。素直なんだかどうなんだか・・・?
今年は40歳。だんだん他人にとって「言いにくく」なる年齢になっていきます。独りよがりにならないよう気をつけたいものです。
ちなみにボクは知りたがっていそうな人には「ズケズケ」もの申す人です。知りたがっている人には、ですけど。
昨日のエントリーでテンプレートのまま使うのが無難と書きましたが、いじってみたら簡単に背景色などを変えることが出来るのですね。変更に要した時間はわずか30分。着せ替え人形よろしくの楽しさがあります。
いろいろ可能性ありますね、このBind for Webというソフトは。
友人からサイトの色が暗いね。写真も暗いし。と指摘を受けました。背景色がグレーだったのが、今イチだったようです。確かに確かに・・・と、明るめの色をあてて見ましたが、写真とのマッチングが今ひとつ。
で、結局無難な白を選択。このブログもそうですけど、やっぱり白にいっちゃうのか。
次はアクセントカラーを入れることを目標にサイトのカスタマイズをしてみよう。

それにしても、サイトのデザインが今イチだねとわざわざ電話してくれるヤツがいるのは、いいことなんだろね。うん、そう思っておこう。
ついでに書くと、飯塚は聞く耳持ってます。「良いですね」「素敵ですね」と褒められても喜ばないタイプです。素直なんだかどうなんだか・・・?
今年は40歳。だんだん他人にとって「言いにくく」なる年齢になっていきます。独りよがりにならないよう気をつけたいものです。
ちなみにボクは知りたがっていそうな人には「ズケズケ」もの申す人です。知りたがっている人には、ですけど。
http://www.photoseason.net/にギャラリー「雪光」をアップしました。旧作で恐縮ですが、覗いてみてください。
追記:ギャラリー「カムイミンタラ」もアップしました。
フォトシーズンのホームページは「Bind for Web」と、「Lightroom」の2つのソフトで作っています。
メインの部分をBind for Web。ギャラリーの部分がLightroomです。
それが一番簡単な方法だと感じています。
「Bind for Web」は以前のHPを作ったときのソフト、「ID web for LiFE」と同じデジタルステージという会社のソフトです。専門的な知識が無くても、テンプレートに沿って画像とテキストを入力していくだけでHPが出来上がります。
とは言え「Bind for Web」も独特の操作法なので、とっかかりはやや難しいかも。
いろんなテンプレートがあり、それぞれがさらにブロックというパーツに小分けされています。そのブロックを編集して、自分の画像やテキストに置き換えていくと、自分のHPが出来上がっていくというスタイルになっています。タグを打っていく必要はありません。
最初いじくりながら、操作法を理解すれば、あとは早い。ボクの場合、4日間でアップにこぎつけました。
ここで重要なのは、テンプレートをあまりいじらないということ。欲をかいてオリジナリティーを出そうとすると、上手く反映できなかったり、レイアウトが崩れたりするようです。どんなソフトであれ、HPを自作していてつまづくのは、意図した通りのデザインに仕上がらないことではないでしょうか。
「Bind for Web」の場合、テンプレートそのまま使えば、その心配はなし。大きなハードルが難なくクリアできるので、あとは写真やテキストを工夫すれば自分なりのサイトが出来上がります。
ギャラリーの部分は「Adobe Lightroom」。使いたい画像を一つのホルダーにまとめておきます。photoshopでリサイズします。バッチ機能を使って自動処理させると簡単です。そのホルダーをLightroomのライブラリーに読み込ませ、右上のWebというボタンをクリックするとINDEXページが勝手に作成されます。HTMLギャラリーかFLASHギャラリーか選択できますので、お好みのを作ってアップロード設定すれば、あとはアップロードボタンを押すだけ。「Lightroom」の触れ込みだった、カメラマンの必要な全ての機能をまとめたソフトだという意味が分かった瞬間です。実に簡単。「Bind for Web」のテンプレート:アルバムを使うより簡単に出来上がるので、Lightroomを使いました。
HPにかっこよさを目指すなら、「Bind for Web」も「Lightroom」もカスタマイズの余地はあります。そもそも上級者ならこのソフトを使う必要はないでしょう。でもなるべく手を掛けずに、それなりに見栄えのするものをと考えたとき、この選択には今のところ満足しています。
専門知識を持たず、いろんなソフトにチャレンジしては玉砕してきたボクにとって、Bind for Webというソフト、デジタルステージという会社は実にありがたい存在です。
あとはどう運営して、活用していくか。ですね。


追記:ギャラリー「カムイミンタラ」もアップしました。
フォトシーズンのホームページは「Bind for Web」と、「Lightroom」の2つのソフトで作っています。
メインの部分をBind for Web。ギャラリーの部分がLightroomです。
それが一番簡単な方法だと感じています。
「Bind for Web」は以前のHPを作ったときのソフト、「ID web for LiFE」と同じデジタルステージという会社のソフトです。専門的な知識が無くても、テンプレートに沿って画像とテキストを入力していくだけでHPが出来上がります。
とは言え「Bind for Web」も独特の操作法なので、とっかかりはやや難しいかも。
いろんなテンプレートがあり、それぞれがさらにブロックというパーツに小分けされています。そのブロックを編集して、自分の画像やテキストに置き換えていくと、自分のHPが出来上がっていくというスタイルになっています。タグを打っていく必要はありません。
最初いじくりながら、操作法を理解すれば、あとは早い。ボクの場合、4日間でアップにこぎつけました。
ここで重要なのは、テンプレートをあまりいじらないということ。欲をかいてオリジナリティーを出そうとすると、上手く反映できなかったり、レイアウトが崩れたりするようです。どんなソフトであれ、HPを自作していてつまづくのは、意図した通りのデザインに仕上がらないことではないでしょうか。
「Bind for Web」の場合、テンプレートそのまま使えば、その心配はなし。大きなハードルが難なくクリアできるので、あとは写真やテキストを工夫すれば自分なりのサイトが出来上がります。
ギャラリーの部分は「Adobe Lightroom」。使いたい画像を一つのホルダーにまとめておきます。photoshopでリサイズします。バッチ機能を使って自動処理させると簡単です。そのホルダーをLightroomのライブラリーに読み込ませ、右上のWebというボタンをクリックするとINDEXページが勝手に作成されます。HTMLギャラリーかFLASHギャラリーか選択できますので、お好みのを作ってアップロード設定すれば、あとはアップロードボタンを押すだけ。「Lightroom」の触れ込みだった、カメラマンの必要な全ての機能をまとめたソフトだという意味が分かった瞬間です。実に簡単。「Bind for Web」のテンプレート:アルバムを使うより簡単に出来上がるので、Lightroomを使いました。
HPにかっこよさを目指すなら、「Bind for Web」も「Lightroom」もカスタマイズの余地はあります。そもそも上級者ならこのソフトを使う必要はないでしょう。でもなるべく手を掛けずに、それなりに見栄えのするものをと考えたとき、この選択には今のところ満足しています。
専門知識を持たず、いろんなソフトにチャレンジしては玉砕してきたボクにとって、Bind for Webというソフト、デジタルステージという会社は実にありがたい存在です。
あとはどう運営して、活用していくか。ですね。



CONTAX645 Sonnar210mm RDPIII
昨年末、マイナス21℃の日の出前。露光時間5秒。
コントラストがありそな、なさそな、不思議なトーン。
こんな紙焼きが出来ればいいんだけど、カラーポジをスキャンし、モノクロ化したもの。
白黒で撮りたかったのに、寒さのせいか、フィルムバックが着脱できず。そのあと「幻の傑作」へと繋がる。(12月30日のエントリー)
シノゴ(4×5)の大判も只今練習中。近日公開できるか。
以前少しだけ使ってみたシノゴのビューカメラと違って、今回のフィールドカメラはセッティングは意外に簡単。今日まで10枚ほど撮影しただけだが、アオリを使わなければ、三脚に据えてからシャッター切るまで5分かからずにOK。あんまり掛かるようだとシャッターチャンスを逃すし、なにしろ凍えてしまう。ビューカメラはここで断念した。
シートフィルムの装填もチェンジバックの中手探りで、10枚入れるのに5分で完了。もっと手間どうかと思ったが、これも意外に簡単。ただし、ホントに大丈夫かは現像上がりまで分からない。
以前使ったレディロードフィルムは高くつくのでパス。何しろ安くないフィルムなので、自分でいれるのがベスト。カメラと一緒に借りた5枚のフィルムホルダー(表裏で2枚ずつフィルムがセットできる)以外に、早速ヤフオクで中古のフィルムホルダーを5枚ゲット。これで最高20枚撮ることが出来るようになった。もちろんカラーポジ、カラーネガ、白黒と混在させて撮り分けることも出来る。それが1枚ずつのシートフィルムのメリットであるのだが、実際カラーで見て、白黒で見てと、器用に被写体の見方をチェンジするのは簡単ではない。今日は白黒目線。今日はカラー目線という分け方になりがちだ。その辺は天候にもよる。
さて撮影はカメラの後部にあるピントグラスに映る像が上下左右の逆像でやっかいだけど、それ以外の操作はなかなか楽しい。一切電気も使わないし、でかい図体の割にシャッター音はとても小さい。当然巻き上げ音が響くこともない。実にプリミティブなカメラだ。
ただアオリ操作の要領が今イチまだ理解できないでいる。
話がシノゴの話になってしまったが、上の写真を撮ったのはCONTAX645。
このサイズで鑑賞するなら代わり映えしないけど、シノゴの原板をみると645がとても小さく感じてしまう。但しトーンの深みはさすがコンタという気もする。
ニュースな家族、あるいは椅子
2008年01月11日 - お知らせ

Leica M3 NOKTON Classic40mm
昨日は札幌までマイケル・ケンナ氏の講演会に出掛ける。写真集「Hokkaido」がアメリカのアートブック市場で記録的な売り上げを作った写真家だ。
講演会の内容は、「北海道のロケーションについて」ということもあって、予定調和的で、ケンナ氏の話にサプライズはなかった。
つまりは僕らと変わらない視線で北海道の風景を見ていて、特別な装置を使って写真を撮っているわけではないと言うことだ。
ただ違っているのは、北海道のロケーションに精通した日本人コーディネータがいるということ(中国、韓国といった言葉の通じないアジア圏ではそれぞれにコーディネータがいる)、一カ所のポイントで1~3時間を費やし、様々なアングル、シャッタースピードで被写体を撮影するとこと、撮影レンズには赤フィルターを常用している(らしい)こと、曇りの日、吹雪いた日を日本語で「良い天気ですね!」と喜ぶことか。
講演会の会場がアップルストアーだったため、ひょっとしてデジタルシステムを導入しだしたのかと思ったが、全くそういう訳ではなかった。
スローなプロセス、どんな絵が出るのか待つのが楽しい。ポートランドのダークルームでのプリンティングはクリエイティブな作業だ。写真は予測できない部分がある方がいい。あいまいで不完全な風景を探して撮影している。デジタルやコンピューターではそれが完全なものになってしまう。と語った。
彼は北海道のことを日本の冠についている宝石だと言い、野性的な恋人だとも言った。そしてマイケルケンナの名刺には美瑛の哲学の木の写真が描かれていて、世界中で配っているそうだ。
それほどまでに北海道のことを好んでいることは住民として悪い気はしない。
ただ在住カメラマンとしては果たしてどうか?もっと奮い立てよ!

Leica M6 NOKTON Classic40mm
2月末のソウルでの写真展に向けて準備を具体的に動き出す。今日はチケット確保。旭川ーソウルは毎日ではないけど近年直行便が出るようになって、3時間で行ける。値段も往復4万強と旭川ー東京往復並み。但し税金やら燃料税やらで結局5万円取られ損した気分。宿は安宿はあるが安かろうひどかろうじゃ、ちょっと嫌なので決めかねている。7泊8日の滞在だから、予算を掛けずに疲れも溜めずにというのはなかなか難しい。
韓国の写真雑誌に出す写真展の内容の原稿の提出を急かされる。タイトルをひねり出す。気取った言い回ししても、異国の地で伝わらなくては意味がないので、「ゆき、北海道」「Snowland Hokkaido,Japan」とかがいいかなあ。
その途中に電話があり、今度は3月下旬からの北海道美唄での写真展会場からだった。こちらも写真展のタイトルと内容を数日中に提出してくれとのこと。
全点白黒でやるということ、駅前ふるさとシリーズを中心にやることしか決めていない。
来年のこと、なんて高をくくっていたけど、年明けたらそんなに猶予はないことに今さら気づく。
HPリニューアル(仮)オープン
2008年01月08日 - お知らせ
この休みにやっていたのがホームページの制作。
ここ2年くらいの間の懸案事項だった。1年くらい放置しっぱなしだったしね。
苦労しながらも、なんとかお見せできるくらいまでたどり着いたので、お知らせします。
ただし、まだ全体構想の半分程度しか出来ていません。
もっと写真のギャラリーをはじめ、読み物としても面白いコンテンツに作り上げたいと思ってます。
手直しを含め、ちょこちょこと手を入れていきますので、どうぞよろしく。
アドレスはhttp://www.photoseason.net/です。
これで少し肩の荷が下りた気がします。
ここ2年くらいの間の懸案事項だった。1年くらい放置しっぱなしだったしね。
苦労しながらも、なんとかお見せできるくらいまでたどり着いたので、お知らせします。
ただし、まだ全体構想の半分程度しか出来ていません。
もっと写真のギャラリーをはじめ、読み物としても面白いコンテンツに作り上げたいと思ってます。
手直しを含め、ちょこちょこと手を入れていきますので、どうぞよろしく。
アドレスはhttp://www.photoseason.net/です。
これで少し肩の荷が下りた気がします。

朝食中にゴメンね。の一枚。
Leica M3 Summar5cm f2
昨日も暗室入り。正月休みは家で撮ってるか、暗室で焼いてるかだったような気が。アップするのが家族の写真ばかりですみません。
それにしてもズマール、難しい光はNGっぽいけど、順光で撮るだけでドラマティックに仕立ててくれます。硬めに焼いてますが、全くのストレートプリント。周辺の光量落ちの塩梅と、アウトフォーカス部の像の崩れが何とも良い感じ。木の質感、艶の具合もいい。スキャン画像は黒が潰れてますが、プリントでは黒の中の黒が出ています。
こういうレンズを使うとどんどん白黒をやりたくなってきます。
フィルム、現像液、ペーパーをネットで注文しときました。

我が家のリビングにて。
ってのは真っ赤な嘘です。こんなリビングなら素敵だなあ。
相変わらず体調今イチなのを押し切って、約束の日帰り温泉に行ってきました。
場所は旭岳温泉に新しくできた湧駒荘の神の湯。
オープンしばらくは600円で、こんな休憩室までありました。
ぬるめのお湯に1時間ほど浸かって暖まる。ちょっとぬるすぎか。女湯は熱かったそうです。
家から行きは登りで40分。帰りは20分で天然温泉があるのに、入りにいくのは年1度くらい。もったいないですね。
撮影はGRデジタルII。ポケットに入れてどこでも連れていけるのが抜群です。
IIになってどうなの?って良く聞かれます。メーカーでは控えめにマイナーチェンジです。とアナウンスしているようですが、外観はともかく中身はかなりブラッシュアップされているように感じてます。
この写真はISO AUTO、WB AUTO。スタンドライトだけでこれだけ写るんだから、びっくりです。

リンホフ様ご降臨。
吹雪の道央自動車道を越えて、札幌より使者来る。
別の者より献上されたレンズには、誇らしげなT*マーク。
幻の(?)Carl Zeiss Planar135mmf3.5。
やばいね、やばいね。これで何撮れっていうの?
もちろん借り物。無期限レンタル。「こんなのあるけど使ってみる?」と聞かれると「是非!」と答えちゃう男です。
しかも実はシノゴ、ほぼ初心者並み。
それでも白黒ファインプリントが目標っす。
時代に逆行する男。とことん行きましょう。
作品お見せできる日はいつになるやら。
ちなみにあきらめも早い男です。
ちなみに撮影はリコーGX100。24ミリで迫ってるからパースがついてますけど、良く写るわ。
レタッチで整えてるけど、押すだけで相当良い線に持って行きます。黒バックはシノゴの被り布。
簡単って素晴らしい。

元旦早々風邪気味で、殆ど外にも出ずに引きこもり状態。
約束の日帰り温泉にも、イオンの初売りにも出掛けられず、「何てタイミングの悪い人」となじられる。
そんな戦況の悪い中、今日は暗室初めに出掛ける。
許せ妻よ。「我が家は旦那が単身赴任中だと思っておいてくれ。」そう言い残す。
何しろ元旦に届いたライカの50ミリの試し撮りを、早く現像したかったのだ。
M3に合う50ミリを、と考えた末、手に入れたのがズマールという古いレンズ。
70年くらい前のレンズのようだから、第二次世界大戦前のドイツ生まれってこと?
デジタルのR-D1sで試したら、かなり眠い描写だったので、白黒フィルムでは硬めに現像してみた。そして硬めにプリントしたんだけど、それでもシャドーが潰れない。(スキャン画像は黒が潰れてるけど)
ボケに癖が無く、写りが素直で、ちょっと拍子抜けするくらいだけど、トーンの出方はさすがの味わい?でなかなか気に入りました。
逆光には相当弱い。光を選ぶレンズだけど、それもまあ良しか。絶対的に写ることを求めるなら、デジだしね。道楽道楽。スイートスポットは狭い方が面白い。不自由さを楽しみながら、こだわって遊びましょう。
今年はね、デジで出来ることはデジで。フィルムでしか出来ないことはフィルムで徹底的にやるつもりです。
ってお父ちゃん、いい気なもんだけど、下の子は最近ご機嫌斜めで泣きわめき、母親から離れようとしない。わかっちゃいるけど、写真撮るしか能がない。
Leica M3 Summar5cm f2
Fuji Neopan Acros, Fuji Microfen, Fuji varigrade WP AM
A HAPPY NEW YEAR 2008
2008年01月01日 - 日々の暮らし