ハッピーエンド2007 / 03 / 01 ( Thu )
![]() 父親の葬儀を終え、北海道に戻って来た。 優しくて経済力のある叔父と、明るい叔母たちのおかげで、喪主としての葬儀を済ませることができた。 弟、妹たちにとっても不甲斐ない兄だったに違いない。 家族を守るでもなく、仕事に打ち込むでもなく、大した欲もなく、ただぼんやりと、気の向くままに日々を過ごし、子供にも兄弟にも何も語らなかったかわりに、人の悪口を言うでもなかったせいか、「にいちゃん、にいちゃん」と涙を流してもらいながら逝ってった。 さんざん世話になって、礼を言うでもなく、葬儀費用も残さず逝った。それでも泣いてくれる人がいた。棺の中の顔は笑っているように見えた。 ボクは手を合わせながらも、安堵感とともに何とも言えない複雑な思いがしていた。 「ハッピーエンド」その言葉が何度も頭の中にこだました。 |
夜の帳32007 / 03 / 01 ( Thu )
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