デジタル時代のアナログ写真2006 / 11 / 10 ( Fri )
![]() 幽霊部員ならぬ名ばかりの会員ではありますが、今春より地元の写真愛好会「東川フォトクラブ」に所属しておりまして、その会の写真展を今月末に行う旨の通達が回ってきました。 規定は一人10点というのみ。何を出そうかと考え、とりあえず木造校舎の写真を、デジタル出力でテストプリントしてみることに。 白黒フィルムのネガをスキャンし、フォトショップでレタッチ。全体的なトーンの他に、部分的なところのコントラストを細かく調整出来るのが、アナログの暗室作業に比べての大きなアドバンテージ。アクセントになる部分のみをぐっとコントラスト上げてやることで、絵にリアリティーが増すケースが多いのです。 しかしこの先の出力の部分が、デジタルの弱みでした。つまりはいいプリンターがない。いいペーパーがない。だから銀塩プリントより見劣りしていたのです。 それが最近インクジェット用で良い紙が出てきました。ピクトラン「局紙」です。素材は和紙。それでいてしっかりとした厚みがあって、しかもインクを乗せると光沢が出てきます。表面の細かなテクスチャーが立体感を生み、とてもいい風合いになります。ベース色はややアイボリー。上品です。 その紙にPX-5500でモノクロデーターをプリントアウト。黒の締まりに気をつけてコントラスト、濃度を高めに出してやると、なかなか深いトーンの白黒写真が出来上がり。 そして紙のへりを水で濡らして、ごしごししごく。そうするとへりの部分が波打って、アナログチックに。 最後に写真の裏にハレパネを貼って仕上げます。ハレパネは全面にではなく、周辺を残してあげると壁に飾った時に、写真が立体的に浮き上がってきます。 ちょちょいのちょいで、デジタル時代のアナログ写真の出来上がり。壁に飾るといい感じです。 上の写真はまだテストの段階。写真をセレクトし、本番はこれからです。 現品を見に、東川フォトクラブの写真展に足を運んで下さい。11月29日〜12月12日 東川町文化ギャラリーです。webでは絶対伝わらない写真の質感があります。 補足ですが、入力はやはりアナログフィルムが断然よろしいようで。 |
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