乳白色の朝
2006年09月30日 - EOS KISS DN
十勝岳温泉紅葉
2006年09月30日 - EOS KISS DN
扇沼山へ
2006年09月27日 - EOS KISS DN
山男(?)シリーズ第2段として、今日は扇沼山に登ってきました。
扇沼山とは美瑛の俵真布(たわらまっぷ)の奥にある山なのですが、大雪の名だたる連山の中にあって、とても知名度の低い山です。扇沼山と聞いてピンと来る人は相当の通のようです。ボクもつい先日まで名前を聞いたこともありませんでした。
数年前までは一般の人には殆ど知られていない山でしたが、ここ数年、徐々に登山者の人気が出て来ているようです。
それは何故かというと、頂上からのダイナミックな展望の中に扇沼という湖沼が見えるからなのだとか。それも紅葉の時季は最高だと、口コミで広がっているようです。ボクもそれを人づてに聞き、是非見てみたいと思い立ったのです。
しかし、登山口までの林道には鍵がかけられていて、森林組合にそれを開ける鍵を借りる必要があること。(単独行動を愛する孤独なボクでも)何の知識もない山に一人で行くのは気が重いなと思っていたところに、ネイチャーガイド主催のトレッキングツアーがあるのを知り、参加することにしました。
朝6:30、ウチの前でツアーの車にピックアップしてもらい、林道を走って登山口まで小1時間。メンバーは4名。あいにくの曇り空の中、登り始めて約2時間で扇沼山の頂上(標高約1.600m)に到着です。

奥に見えるはオプ様ことオプタテシケ山から始まる十勝岳連邦の山並み。眼下に横たわるのが扇沼(硫黄沼とも呼ばれている)。実は立っているのがやっとの強風。寒いっ。写真にも光が欲しい!

実に北海道らしい眺め。先日の旭岳ロープウェイ姿見駅からの写真と似ているが、向こうは広葉樹林帯。こちらは針葉樹林帯。いつまでも眺めていたい景色だけど、じっとしていられないほどの強くて、冷たい風が遠慮なく吹いてます。(写真もブレてます・・・)それでも見られただけで良しとしましょう。
左側にはトムラウシ、反対側には旭岳が丸見えです。そして稜線沿いの登山道には新しいクマの糞と、足跡がしっかりと・・・。
そんなこんなで、とっとと下山。昼過ぎには帰宅しました。なんてショートタイムな登山なのでしょうか。
またいつか、朝か夕方の斜光線に照らし出された扇沼とその紅葉を撮りに行きたいと思います。
(どうやら風邪をこじらしてしまったようだ・・・)
扇沼山とは美瑛の俵真布(たわらまっぷ)の奥にある山なのですが、大雪の名だたる連山の中にあって、とても知名度の低い山です。扇沼山と聞いてピンと来る人は相当の通のようです。ボクもつい先日まで名前を聞いたこともありませんでした。
数年前までは一般の人には殆ど知られていない山でしたが、ここ数年、徐々に登山者の人気が出て来ているようです。
それは何故かというと、頂上からのダイナミックな展望の中に扇沼という湖沼が見えるからなのだとか。それも紅葉の時季は最高だと、口コミで広がっているようです。ボクもそれを人づてに聞き、是非見てみたいと思い立ったのです。
しかし、登山口までの林道には鍵がかけられていて、森林組合にそれを開ける鍵を借りる必要があること。(単独行動を愛する孤独なボクでも)何の知識もない山に一人で行くのは気が重いなと思っていたところに、ネイチャーガイド主催のトレッキングツアーがあるのを知り、参加することにしました。
朝6:30、ウチの前でツアーの車にピックアップしてもらい、林道を走って登山口まで小1時間。メンバーは4名。あいにくの曇り空の中、登り始めて約2時間で扇沼山の頂上(標高約1.600m)に到着です。

奥に見えるはオプ様ことオプタテシケ山から始まる十勝岳連邦の山並み。眼下に横たわるのが扇沼(硫黄沼とも呼ばれている)。実は立っているのがやっとの強風。寒いっ。写真にも光が欲しい!

実に北海道らしい眺め。先日の旭岳ロープウェイ姿見駅からの写真と似ているが、向こうは広葉樹林帯。こちらは針葉樹林帯。いつまでも眺めていたい景色だけど、じっとしていられないほどの強くて、冷たい風が遠慮なく吹いてます。(写真もブレてます・・・)それでも見られただけで良しとしましょう。
左側にはトムラウシ、反対側には旭岳が丸見えです。そして稜線沿いの登山道には新しいクマの糞と、足跡がしっかりと・・・。
そんなこんなで、とっとと下山。昼過ぎには帰宅しました。なんてショートタイムな登山なのでしょうか。
またいつか、朝か夕方の斜光線に照らし出された扇沼とその紅葉を撮りに行きたいと思います。
(どうやら風邪をこじらしてしまったようだ・・・)
地獄絵
2006年09月24日 - EOS KISS DN
昨日の大雪山の散策中の山道の反対側から、どっかで見た顔が下ってきました。両親が美瑛でペンションをやっているヒロシ君(札幌在住)にひょっこり出くわしましたのです。
「うわぁ、びっくりしたー。それにしても、飯塚さんも山歩きするんですか!?」
どっちかというと知性派で知られているボクだけに、山中で出会うとは思わなかったらしい。
「山歩きって言っても、その辺ちょろちょろ程度ね」と答えると
「ここまで来たなら、もうちょっと先の稜線に出ると、いい景色を見られますよ~」
とそそのかされ、もうちょっと行ってみることにした。
ところがそのもうちょっとがなかなか手強い。あれだけ晴れていたのに、雲が掛かり足下には今朝降った雪が所々残っている。周りの山並みも見えなくなり、行き交う人も殆ど居ない。
ただ黙々と一人登っていく。
そして行き着いた先がこの風景。

ここはお鉢平と呼ばれている所。大雪の山々に囲まれたカルデラになっている。3万年前に爆発した噴火口の跡ということらしい。
さながら地獄絵のような光景。実際、硫化水素ガスが噴出していて、あらゆる生物の立ち入りを拒んでいる。クマがいないかなとしばらく凝視してみたが、動く物は何もなかった。

こんな風景が日本にあるんですね。ただただ関心しきり。雲上にはまだまだ知らない世界があるんでしょうね。好奇心がぐらぐらと揺さぶられました。
ヒロシ君にも感謝しなきゃな。たまにはいいことしてくれるね。
「うわぁ、びっくりしたー。それにしても、飯塚さんも山歩きするんですか!?」
どっちかというと知性派で知られているボクだけに、山中で出会うとは思わなかったらしい。
「山歩きって言っても、その辺ちょろちょろ程度ね」と答えると
「ここまで来たなら、もうちょっと先の稜線に出ると、いい景色を見られますよ~」
とそそのかされ、もうちょっと行ってみることにした。
ところがそのもうちょっとがなかなか手強い。あれだけ晴れていたのに、雲が掛かり足下には今朝降った雪が所々残っている。周りの山並みも見えなくなり、行き交う人も殆ど居ない。
ただ黙々と一人登っていく。
そして行き着いた先がこの風景。

ここはお鉢平と呼ばれている所。大雪の山々に囲まれたカルデラになっている。3万年前に爆発した噴火口の跡ということらしい。
さながら地獄絵のような光景。実際、硫化水素ガスが噴出していて、あらゆる生物の立ち入りを拒んでいる。クマがいないかなとしばらく凝視してみたが、動く物は何もなかった。

こんな風景が日本にあるんですね。ただただ関心しきり。雲上にはまだまだ知らない世界があるんでしょうね。好奇心がぐらぐらと揺さぶられました。
ヒロシ君にも感謝しなきゃな。たまにはいいことしてくれるね。
大雪山紅葉散策
2006年09月23日 - EOS KISS DN
今朝は早起きをして大雪山方面の紅葉を撮りに行ってきました。
車とロープウェイを使って、家を出てからわずか40分後には標高1.600mの旭岳の山中に到着です。
いやぁ、寒い。気温はかろうじてプラス。山の上は積雪で白くなってました。

ロープウェイ駅のホーム脇より見下ろした湿原。この場所が意外に見応えがある。この場所に限らず、今年は赤色が今ひとつ冴えない。シラカバの黄葉は来週前半か?そうなるとこの場所ももっと見応えのあるものに。

冠雪の旭岳と、チングルマの紅葉。

裾合平の紅葉がピークを迎えていました。
紅葉もきれいだったのですが、快晴に恵まれ、抜けるような青空が素晴らしく、何より山の空気は最高においしかった。それにすっかり気を良くして、結局標高2100mの中岳まで登ってきました。撮影しながらのトレッキングだったので、下りのロープウェイの最終時刻が気にかかり、帰りは相当早歩きで下るはめに。
久しぶりの山歩きに足、腰、背中がパンパンですが、充実感いっぱいで帰ってきました。
山で撮った写真は、明日以降、連載します。ちょっと下界では考えられない風景を目にしたような感じです。山歩きに目覚めてしまったかも知れません。
今日は旨いビールを飲み干して、もう休むことにします。(明日の仕事、大丈夫だろうか?)
車とロープウェイを使って、家を出てからわずか40分後には標高1.600mの旭岳の山中に到着です。
いやぁ、寒い。気温はかろうじてプラス。山の上は積雪で白くなってました。

ロープウェイ駅のホーム脇より見下ろした湿原。この場所が意外に見応えがある。この場所に限らず、今年は赤色が今ひとつ冴えない。シラカバの黄葉は来週前半か?そうなるとこの場所ももっと見応えのあるものに。

冠雪の旭岳と、チングルマの紅葉。

裾合平の紅葉がピークを迎えていました。
紅葉もきれいだったのですが、快晴に恵まれ、抜けるような青空が素晴らしく、何より山の空気は最高においしかった。それにすっかり気を良くして、結局標高2100mの中岳まで登ってきました。撮影しながらのトレッキングだったので、下りのロープウェイの最終時刻が気にかかり、帰りは相当早歩きで下るはめに。
久しぶりの山歩きに足、腰、背中がパンパンですが、充実感いっぱいで帰ってきました。
山で撮った写真は、明日以降、連載します。ちょっと下界では考えられない風景を目にしたような感じです。山歩きに目覚めてしまったかも知れません。
今日は旨いビールを飲み干して、もう休むことにします。(明日の仕事、大丈夫だろうか?)
野焼き
2006年09月22日 - EOS KISS DN

Hasselblad500c/m Sonnar CF150mm Fuji RVP PLフィルター
「月刊カメラマン10月号」の特集「PLフィルターで紅葉撮り」で飯塚の作例2点とコメントがfrom北海道ということで掲載されました。どうぞチェックしてみて下さい。
誌面にも書いておりますが、ボクは殆ど撮影にPLフィルターを使っておりません。だからPLで撮った作例をと言われて、随分昔の写真を探して出してしまいました。(この写真も実は10年前のもの)
コンタックス645の各レンズに適合する72mmのPLは持って無くて、最近ようやく買い求めたほどです。(それもまだ未使用)
北海道では天気のいい日の空は、PL使わなくても濃い青色になります。ただし、太陽の位置と空の角度によります。その見極めが出来れば、PLを使う必要はありません。というか、太陽の位置と空の角度を常に考えていないと、風景写真は撮れないのです。その点を全く考慮せずに、何でもかんでもPLつけて強引に、不自然に空の色を青く落とそうとする方が多いように思います。
そもそも空は濃い青色でなければならないのか、反射を抑えて鮮やかな色調で撮るのがいいのか、ハイコントラストで鮮烈な色彩が必ずしも良しと言う訳ではないはずなのにね。
(もちろん、PL使った方が良いこともありますけど)
フィルムも、ボクにしてみれば異様な発色をするフォルティアとかフォルティアSPなんかもってのほか、ベルビア100、ベルビア100Fもちょっとなぁ。今はプロビアしか選択肢がない。銀塩フィルムの良さを訴えるなら、渋めの発色するフィルムが出してほしいなぁ、Fujiには。
要は、フィルターや、発色の良いフィルムに頼ってばかりいると、写真は上手くならないと思うのです。それを使わなくとも、光の条件によれば、ハイコントラストで鮮やかなシーンになる訳だし、光を見極めることこそが、風景写真に限らず写真そのものだと思うのです。
(話が随分飛躍してしまいました)

夜中の放射冷却で冷え込みが強く、今朝も深い霧が発生した。霧が濃過ぎて早起きしてうろうろしてもなかなか写真が撮れなかった。
さて、今日は3日前に始まった我が家のトイレ工事が完成した。念願のウォシュレットが入ったのだ。何をおおげさなと言わないで欲しい。便器交換で済む話ではないのだ。当方、ド田舎暮らしにつき、下水道なんてものはそもそもない(ちなみに東川町は上水道もなく、全戸地下水汲み上げだ)。これまでトイレは汲取式。つまりはポットン便所だったのだ。昨年、今の家に移ってからは、ポットンからひとつ格上の簡易水洗トイレに微妙にグレードアップしたので冬の辛さはなくなったのだが、汲取式には違いなく、ウォシュレットという現代文明の利器の恩恵にさずかることができなかったのだ。
大きな声では言えないけれど、排便は一日2回以上。おまけに疲れが溜まるとお尻に来てしまう人なのだ(なんと言う告白)。だからウォシュレットのあるトイレが夢だった。金持ちになったらウォシュレット!を密かに心に誓っていたのだ。
決して金持ちになった訳ではないのだけど、今年は随分仕事で頑張ったし、子供も生まれたし(?)という勢いで工事を発注することにした。これには合併浄化槽という装置を地中に埋める必要がある。なんでもその浄化槽の中に微生物を入れ、トイレの汚水と、その他生活排水を奇麗に処理させるというものらしい。仕組みについては詳しくはわからないけど、これで洗剤やら油やらで汚れた生活排水の垂れ流しも防げるのだ。都会の方にはピンと来ないかもしれないが、田舎では下水もなく、そうやって環境汚染が日々進められているのである。
さてさて夕方に工事が完了しすると、待ってましたとばかりに、今日一日我慢した排泄行為に及んだ。一番最初に使うのはやはり一家のあるじの仕事なのだ。
そして待望の洗浄行程へ。
あぁ気持ちよか~。きれいさっぱりだー。感動。
ちなみにトイレに入ると自動で便ふたが上がり、トイレし終わると自動で水が流れるヤツを奮発して入れた。我ながら奮発しどころがズレている気もする。
その分、内装工事は省略して、自分でせっせとセルフリフォームするのだ。珪藻土と腰壁の仕上げにする。本棚も作って書斎にしたい気分である。当然、嫁さんの許可は下りないだろうが。
ということで無事念願のウォシュレットを手に入れた。総額百数十万円なり。そのうちの大半を東川町の補助を受けました。大切な町のお金を町民のみなさんありがとうございます。
(掲載写真と本文とは一切関係ございません)
Now & Then
2006年09月12日 - 写真

Hasselblad500C/M Planar80mm Fuji RVP 1996年夏の撮影
只今発売中のアウトドア雑誌「BE-PAL」9月号に、8月に撮影してきた八雲町でのBE-PALサマーミーティングの写真がやや控えめに掲載されています。3日間、あれだけ汗かいたのに、誌面になると何ともあっけないこと・・・。4人もカメラマンいたからなあ。
それと目次の「Now & Then」のコーナーにも、飯塚達央の写真と文が載っています。
タイトル通り昔と今を写真で振り返るということで、10年前に旅人として美瑛で見かけた虹の写真と、今年の夏に撮った虹の写真を使いました。
10年という月日の流れの速さを文章に添えてあります。こちらもサイズは控えめですが、良かったら「BE-PAL」を手に取ってご覧ください。
それにしてもさすが「BE-PAL」。「BE-PAL見たぞ」と、高校時代の部活仲間から久しぶりに電話がありました。

今日は若菜にとっても、大切な記念日になりました。おめでとう。
ちなみに2004年10月30日、若菜が生まれたときのブログはhttp://tats.exblog.jp/d2004-10-30です。子供の成長は早いもんです。その親は・・・?

9月1日朝6時半、我が家のニューフェースが誕生しました。女の子です。
病院に入って、間もなく分娩室に入りました。すぐ陣痛が強くなってましたが、まだまだ時間は掛かるだろうと思っていたのです。看護士の方が席を外していている間、トイレに行きたいとベッドから起きだしたまでは良かったのですが、そのまま立ち上がれなくなりました。慌ててナースコールをすれど、なかなか看護士がやってきません。尋常でない痛さに顔を歪ませています。
ようやく看護士がやってきて、ベッドに寝かせたら、何ということかもう既に赤ちゃんの頭が両足の間から出てきてるではないですか。先生もまだ来てないというのにです。
いきまないでねと諭されたところで、もう上半身が出てきちゃっています。先生はまだ来ないし。ボクに出来ることはとにかくビデオをセット。それからカメラを向けて撮るのみ。
やっと先生がやってきたところで、拾い上げてもらい無事、この世に生を授かることができました。
病院に入って1時間弱という恐るべきスピードでの誕生でした。感動する間もないほどでしたが、手の掛からない子になりそうです。とにかく母子ともに無事、健康で何よりです。
只今、9月1日午前4時半。予定の9月7日より1週間早いのですが、嫁さんの陣痛が始まったと起こされました。
外はまだ暗く、深い霧が辺りを覆い尽くしていて、虫の鳴く声だけが聞こえています。
ボクは昨夜遅くに1泊2日の出張から帰ってきたばかりで、疲れが残っている状態ですが、昨日の不在時じゃなく、今日で良かったです。
陣痛の間隔が今、10分程度です。もう少し様子を見て、病院に向かいます。
父母ともに第二子なので、若干の余裕が。
お父ちゃんはなすすべもなく、こうしてブログ。おかあちゃん、頑張れ!
外はまだ暗く、深い霧が辺りを覆い尽くしていて、虫の鳴く声だけが聞こえています。
ボクは昨夜遅くに1泊2日の出張から帰ってきたばかりで、疲れが残っている状態ですが、昨日の不在時じゃなく、今日で良かったです。
陣痛の間隔が今、10分程度です。もう少し様子を見て、病院に向かいます。
父母ともに第二子なので、若干の余裕が。
お父ちゃんはなすすべもなく、こうしてブログ。おかあちゃん、頑張れ!