駅前2006 / 08 / 28 ( Mon )
![]() 根室本線 上厚内駅の改札口から見える風景 北海道内でもおそらく1、2を争うほどの古い木造駅舎を出ると見える景色がこれ。駅前はさながらゴーストタウン。家も店舗も小学校も朽ちかけて静かに存在しています。 峠のてっぺんにあるこの集落に暮らすのは4戸のみ。そのうちの1戸の老夫婦に聞いてみると、かつては60戸ほどあったという。山から木を切り出す人、鉄道に積み込む人、炭を焼いていた人、鉄道の保線をしていた人、駅員さん、学校の先生で構成されていた。 60戸で小学校があって、100人以上の子供たちがいたというから、昔は子だくさんだったんだなと思う。山間の狭い集落に、賑やかな声が響き渡っていたのはまさに「古き良き時代」の思い出ですね。昭和57年に小学校は閉校になっています。 ところでこの駅を利用するのは、週2回、話を聞かせてくれたおじいちゃんが病院に通うのに使うのみ。そのおじいさんとおばあさんが駅の清掃と冬の除雪を請け負っています。 単線区間のため、上下線の列車交換、それから特急列車の追い越しという信号所の役割を持っているが故の上厚内駅の存在ですが、果たしていつまで存続されるのか。 駅はおろか、今や4戸となった集落の存続さえもおぼつかない。 |
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