駅前

2006年08月28日 - EOS20D

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根室本線 上厚内駅の改札口から見える風景
北海道内でもおそらく1、2を争うほどの古い木造駅舎を出ると見える景色がこれ。駅前はさながらゴーストタウン。家も店舗も小学校も朽ちかけて静かに存在しています。
峠のてっぺんにあるこの集落に暮らすのは4戸のみ。そのうちの1戸の老夫婦に聞いてみると、かつては60戸ほどあったという。山から木を切り出す人、鉄道に積み込む人、炭を焼いていた人、鉄道の保線をしていた人、駅員さん、学校の先生で構成されていた。
60戸で小学校があって、100人以上の子供たちがいたというから、昔は子だくさんだったんだなと思う。山間の狭い集落に、賑やかな声が響き渡っていたのはまさに「古き良き時代」の思い出ですね。昭和57年に小学校は閉校になっています。
ところでこの駅を利用するのは、週2回、話を聞かせてくれたおじいちゃんが病院に通うのに使うのみ。そのおじいさんとおばあさんが駅の清掃と冬の除雪を請け負っています。
単線区間のため、上下線の列車交換、それから特急列車の追い越しという信号所の役割を持っているが故の上厚内駅の存在ですが、果たしていつまで存続されるのか。
駅はおろか、今や4戸となった集落の存続さえもおぼつかない。

バッテンマークの占めるマチ

2006年08月23日 - 日々の暮らし

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おととい、昨日と十勝に出張に行ってきた。10年ぶりの帯広のマチ。いつも通り過ぎるだけなのだ。
久しぶりの都会。帯広は十勝の中心だし、北海道で5番目に人口が多いマチだ。1日目の仕事も無事終わったし、さあ羽を伸ばそうか。ビジネスホテルにチェックインし、ひとりマチへ繰り出す。
なのに、車が少ない。人がいない。店が無い。大丈夫か帯広は。
商店街で本屋を探すものの、駅ターミナルにしかないと言われ、愕然とする。
その駅ターミナルが奇麗に建て替わったおかげで、整然とはしているものの、その清潔感が逆に駅前の賑やかしさを削いでいるようで、何だかむなしい。

さて、書店でお目当ての「月刊カメラマン9月号」を入手する。ページをめくると、載ってましたよ、見慣れた顔が。パラパラとチェックし、あとは飲み屋で読むことにする。
知らないマチで、一人飲みに行くなんて、そう滅多にないし、どこに入ればいいかとうろうろ彷徨う。でも、それもいい気持ちだ。
結局、晩酌セットなる謳い文句に乗せられて、焼き鳥屋ののれんをくぐり、おでんとビールで一人祝杯を上げた。

編集者、ライターさん、カメラマンのおかげでなかなか良く仕立て上げていただけた。インタビューは居酒屋で飲みながらだったのが、良かったのだろう。飲むとつい話が大げさになるきらいはあるが・・・。
月刊カメラマンと言えば、ボクが中学時代に読んでいた。(アラーキーがヌードを撮っている現場写真に興奮したもんだ。)カメラマン最前線も創刊から30年近く続いているコーナーだという。そこに自分が載っているとは。ひとり感慨にふけ、何だか味の薄いおでんを頬張る。変な客だっただろう・・・。
そのあと、ラーメン屋に入り、ショットバーに行って、酩酊しながら帯広のマチを散歩する。時折街角で写真を撮り、ひとりの夜を過ごした。
帯広のマチは元気が無かったが、どの店も勘定が安かった。
ひとりで飲むにはいいマチだ。




タイムラグ

2006年08月20日 - 東川

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先日取材を受けた「月刊カメラマン」9月号が発売となり、本州ではすでに書店に並んでいるようです。何人かの方から、本見たよとメールをもらいました。
どんな風になってるのか、ドキドキです。編集部から送ってくださった掲載誌はまだ届かず、旭川の書店にも並んでいなくて、まだボク自身誌面を見ていないのです。
見ていないからこそ言えるのですが、「是非買ってください」
そして永久保存版として取っておいてください。きっと将来、価値が出てくるはずです。
それにしても「スタジオ無限遠」って何でしょう?いやぁ、楽しみだー。

MATATABI in Asahikawa

2006年08月18日 - お知らせ

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友人のヤマダくんが運営する旭川の「ギャラリーロマンス」http://romance.33host.com/index.htmlで、8/19日(土)~27日(日)まで尾仲浩二氏http://onaka.mods.jp/の写真展「MATATABI 」が行われます。
明日8/19日(土)は18:00~スライド&トークショーが行われるようで、ボクも楽しみに出かけてきます。お近くの方は是非どうぞ。

存在証明

2006年08月17日 - EOS20D

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私がここにいた証を写真に残しておきたいのです。と彼女は言った。

買い替え時2

2006年08月16日 - EOS20D

今更なんですが、日経IT PLUSというサイトhttp://it.nikkei.co.jp/pc/column/dcreview.aspx?n=MMITdp000026072006にボクがレビューしたSONY初のデジタル一眼レフカメラα-100の記事が掲載されてます。ボディー内蔵手ぶれ補正、アンチダスト機能、この2つの機能でボクなんか欲しくなってしまいました。それとテストしたのは最初についてくるWズームセットなんですけど、なかなかシャープで、周辺光量も落ちず、おまけに何故か逆光にもゴーストやハレーションが起きづらい。自社製の撮影素子と、画像処理ソフトのチューニングが上手なんでしょうね。これでカールツァイスのレンズも出るし、キャノン、ニコンもおちおちしてられません。
ところでキャノンの新しいデジタル一眼レフカメラが8月24日に発表される模様です。ネットの噂では2種類か、3種類一気に発表かとささやかれてますね。ボクも真相は一切知りませんが、その新機種の中にAPS-H、1200万画素、秒間6コマで値段25万円程度ってのがあれば、ずばり買うつもりでいます。ボディサイズは20D並みでお願いしたいもんです。ボディー内蔵手ぶれ補正、アンチダスト機能もついてくれると言うことなしですが、これは期待薄。
EOS20Dにはこの2年間、相当働いてもらいましたが、もうそろそろ限界です。いや、なかなか良い絵を出してくれるんですけど、やはり撮影していてワクワク感を感じられないのは寂しいです。
新しいデジカメが気持ち良く、シャッター切っていけるカメラでありますように。
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新しい可能性

2006年08月14日 - 白黒写真

オオハンゴンソウ。薮のなかにこいつが咲き乱れると夏の終盤を感じさせられます。
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ボクはEPSONを甘く見ていました。昨晩到着した顔料インクプリンターのPX-5500。素晴らしい印刷クオリティーです。雑誌の広告は眉唾もので眺めていましたし、実際出力されたものを見ても、今ひとつピンと来なかったのですが、自分の写真を出してみて、その実力に驚かされたのです。PX-5500が発売されて1年ですね。すでにお使いの方には、今さら何を言ってるの?と言う感じなのでしょうが。
カラーは何も調整すること無く、いきなりモニター同様の色が出てきました。トーンの出方も4000PX同様の中間調が豊富で好ましいものです。
白黒は、うたい文句通り、色転びのないものが出せます。デフォルト設定のままでも文句なしの白黒プリントが可能なほか、色調やコントラスト、おまけにシャドー、ハイライトの出方まで、相当調整が可能なので、自分の好みにあったプリントが出せるのです。しかも、数値をキープすれば同じのが、何枚も出せる。これも素晴らしい。
ボクの未熟な暗室作業で焼くRCペーパーよりもトーンが豊富なプリントが可能です。半光沢の用紙に出した感じは、黒の締まりもRCより数段上です。
マット系の紙に出力すれば、これまでの暗室では出来なかった風合いを持たせたプリントも可能でしょう。手持ちのマットペーパーの種類が少なかったのですが、EPSONの画材用紙に出力した感じは、落ち着いた雰囲気のなかに、立体感が出て、しかも黒の締まりも良く、とても良好な感じでした。これで紙の厚みがあれば、相当いけそうな感じです。
近々、EPSONのベルベットファインペーパーやPCM竹尾のペーパーを取り寄せてプリントしてみようと思います。あと、和紙への出力も試したいと思います。
プリント時間も4000PXの数倍速く、暗室でちゃぷちゃぷやっている時間よりも早いです。おまけに音も静かなので、快適です。
さらに白黒画像からのみならず、カラー画像からも白黒変換なしにプリントできるので、撮影時のカメラとフィルムの選択に困らなくなりそうです。つまりは今まで、白黒フィルム用のカメラが必需だったのが、ネガカラーでもいいし、デジカメでもいい。手にしているカメラで撮ればいい。ということになります。
アップした画像は、GRデジタルで撮ったもの。白黒モードではなく、カラーモードのjpegです。PX-5500で半光沢紙に出力したものをスキャンしました。
フィルムカメラの撮影の楽しさ、暗室作業の楽しさを否定するのではありませんが、プリント作業や最終見せ方の選択の幅が広がったことは歓迎すべきことですね。



買い替え時

2006年08月13日 - GR-D

今年はにわか雨が多い。
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仕事が一段落したところで、プリンターが壊れた。
まずはエプソンのPM-4000PX。顔料インクのこいつのトーンの出方は素晴らしく、気に入っていたので、これまで何度かの故障の度に修理して使っていたけど、今回の故障の見積もりは21.000円。修理するか買い替えるか微妙なラインで迷ったけど、印刷スピードの遅さに辟易してたので、修理を見送り買い替えることに決めた。
A2ノビまで印刷できるEPSON PX-6500が欲しくて見積もりを取ってみたけれど、本体価格以外に保守サービスパックへの加入もなかば必需とあって、総額20万円ほどになると知り断念する。やはり業務用の機種を個人で所有するにはハードルが高い。
A3ノビまでならキャノンの新しい顔料インクプリンターにするかと思ったら、まだ売ってない。調べると7月の発売予定のはずが2007年以降に延期になっていた。
長年EPSONのプリンターを使ってきたけど、とにかくインクの消費量がすごい。しかも全量使い切っていないはずなのに、インクがないというアラートが出るのには辟易させられてきた。インク代がホント馬鹿にならないのだ。だから次はインクカートリッジが透明のキャノンのプリンターを買おうと思ってたのに、大幅な発売延期じゃ仕方ない。やはり、顔料インクプリンターの製品化は難しいのだろうか。
ということで、EPSON PX-5500を今更ながらに購入した。まだ到着してないので分からないが、印刷クオリティーには定評があるので安心だ。(インク消費量と、印刷速度は相当不安だが)

PX-5500が来るまで、もう一台のプリンター、こちらは染料インクのPM-970Cを使っていたら、なんとこちらも故障した。電源が入らなくなったのだ。もうこれも何度も修理してるので、お役御免にする。スピードの速いA4の染料プリンターも丁度欲しかったので、これはキャノンのに買い替えることにしよう。
ということで一気に2台のプリンターを買い替えることになる。印刷クオリティー優先のA3ノビの顔料インクと速度優先のA4の染料インク。とにかく故障知らずで頑張って欲しいと願う。(というのは無理なお願いか・・・。)

ところでPM-4000PXとPM-970C、どなたか貰ってくれる人いませんか?っているわけないか。捨てるにも困るんですよね。
では、PM-4000PXのインク買ってくれる人いませんか?
フォトブラック×2、マットブラック、グレー×2、イエロー、シアン、ライトマゼンタ、マゼンタ、ライトシアンの計10本新品未開封セットで8.000円。おまけに使用中の1セットもつけますよー。
ついでにPM-970C(930C、940C、950C、980Cにも使用可)のインク、マゼンタ、シアン、ライトシアン、ブラックの新品もありますよ。

秋ですね~

2006年08月11日 - GR-D

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昨日の夕立が止むのを合図にするかのように、辺りには秋の気配が漂い始めました。昨日までのうだるような暑さはどこへやら。
何だかんだ言いながら、もうお盆だし。とんぼもいっぱい飛んでおります。
それにしてもGRデジタル、良く写るよなあ。雰囲気すくい取ってくれてます。

すっきりさっぱりと

2006年08月10日 - GR-D

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とりあえず昨日で、5月から続いた仕事も一段落した。まだ仕事は抱えているけれど、通常のペースに戻れそうだ。途中体を壊しそうになりながら、何とか乗り切れてホッとひと安心。長いヤマ場だった。
今日は髪を切ってもらって、納品も済ませ、すっきりした気分に。
家に帰る途中に、にわか雨が降りだし、虹が架かった。
きれいな虹だった。
雨が降って、熱気も飛んでいってくれたようで、過ごしやすい夕暮れになった。

暑い~っ

2006年08月09日 - 日々の暮らし

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いや~もういやんなっちゃうくらい毎日暑い。ここ一週間ほどずっと30℃以上の日が続いてるよな。今日も34℃くらいあったんじゃないやろか。何でも北海道では20年ぶりくらいの猛暑だそうで、内地から涼みに来られた人には、申し訳ないほどです。
ウチには当然クーラーなんて無いし、家に帰って来ると、娘は汗で髪の毛びしょびしょ。腹のでかい嫁は、気を失いかけているし、犬のノエルもぐったり。日中、外の仕事もキツイけど、ウチに帰って熱気のこもる部屋で仕事するのもキツイねえ。

今日仕事で出かけた旭山動物園。またもや新しい施設がオープンしてました。チンパンジー館です。
この絵、どうやって撮ったの?って感じでしょ。人間様が通る空中のチューブの上に、チンパン君が乗っかって来るんですよ。こんな所に現れるなんて、予想だにしない展開に、右手がフレームアウトしちゃったのが残念!3階くらいの高さなんです。
彼らチンパンは先日まで狭くて暗い檻の中で、いっつも喧嘩してる雄叫びだけが園内に響いていたのに、一躍動物園のヒーローになっていました。実に楽しそうでした。
いやあ益々旭山動物園、ヒートアップですなー。(今日も開園1時間前からお客さんが並んでましたよ)


BE-PAL SUMMER MEETING

2006年08月07日 - 写真

ブログを数日ご無沙汰している間に、真っ黒に日焼けして参りました。道南、八雲町で行われたアウトドア雑誌「BE-PAL」の創刊25周年イベントSUMMER MEETING 2006というキャンプに参加してきました。
参加と言っても遊びに行ったのではなく、オフィシャルカメラマン(う~ん、響きがカッコ良い)として撮影に行ってきたのですよ。
でもですね、3日間のイベントという長く、そして暑~い中、撮り続けていられるわけもなく、こっそり、いやしっかりと遊んできてしまいました。
竹をナイフで削って、自分のお箸を作ったり、川で泳いだり、小枝で作った釣り竿で釣りに熱中したり、それからアウトドア料理を腹一杯食べて、飲んで・・・!?
期間中ず~っと快晴で、良い写真も撮れてそれは良かったんですが、まあとにかく暑くて、みんな日焼けしまくりでした。編集部で普段デスクワークの人は、白い肌を真っ赤に焼かせてひぃひぃ言ってましたが、5月からロケ撮が多かったボクはここでさらに焼き上げました。こんなに色濃くなったのは、運動部だった高校生以来でしょうか?
それほど暑いキャンプサイトでしたが、感心しきりだったのは「BE-PAL」で連載されている講師陣の頑張りでした。シェルパ斉藤さん長野修平さん石田ゆうすけさん矢野直美さん、阿部夏丸さん、奥山英治さん、蜂須賀公之さん、長谷部雅一さんがいろんなワークショップや、アウトドア料理、それからトークショーなど、暑さに文句を言うでもなく、キャンプに参加した皆に喜んでもらえるよう頑張っていたのでした。子供はもちろん大人までも目を輝かせて熱中させてしまう魅力を持っていた人たち。ネイチャークラフトのプロ、アウトドア料理のプロ、自転車旅のプロ、川遊びのプロ、鉄道旅のプロ、肩書きはそれぞれですが、みな、真のプロのエンターテイナーです。
プロフェッショナルとは何ぞや?を近頃近頃良く考えている身には、いい勉強をさせてもらったと思います。
道南、八雲町まで片道400キロ。うんざりするほど遠い道のりも相まって、重い体を引きずっての帰宅でしたが、もうひといき暑い夏を乗り切っていこうと思います。
今回のイベント特集号の「BE-PAL」は9月10日発売の10月号に掲載されます。20060807082621.jpg


Session!

2006年08月02日 - EOS20D

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佐藤充彦(Piano)上杉亜希子(Vo) Jazz Live at ハーヴェストロードハウス。Live撮影は楽しい。こちらまでもセッションしている気になれるから。

音楽の鳴り響かない教室で

2006年08月02日 - EOS20D

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江部乙(えべおつ)で初めて出来た鉄筋の建物だったという、旧北辰中学校の校舎にて。
鉄筋故に解体費用もままならず、閉校になって37年が経っている。近所の人の話によるとこの建物は音楽室と、作法室として使われていたようだ。熱心な先生の指導により北辰中学校の吹奏楽部は全国コンクールで優勝を果たしたこともあったらしい。また中学校としては珍しく作法室(茶室)もあったことから、5科目以外の教育にも力を入れていた学校であったことが伺い知れる。最盛期には1学年4クラスの生徒が通う、ゆとりと活気ある学校だったと想像できる。そもそも屯田兵が入植して以来、リンゴや梨といった果樹、それから稲作で空知地方では古くから発展してきた江部乙だったが、昭和46年に滝川市と合併し、今ではJRの特急も、国道12号を走る車も駆け抜けていくだけの町になっていた。

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飯塚達央
写真の町、北海道東川町在住の写真屋、飯塚達央。1968年大阪出身の48才、脱サラし北海道移住20年目になります。
北海道・東川町で写真スタジオ「フォトシーズン」をやってる写真屋です。日々、ブライダルやファミリーフォトを撮っています。
http://www.photoseason.net

空いた時間に好きな写真を撮っては、ブログにアップしています。どうぞおつきあいください。

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