ここに地終わり 海始まる2006 / 02 / 12 ( Sun )
旅の2日目。強風のえりも岬と黄金道路を離れ北上する。
一旦十勝平野の内陸部に入りながら、国道336号線を東に向ける。通る車も少なく、信号も殆どないこのルート336は若干アップダウンしながら、右に左にカーブを切るたびに、広大な風景が飛び込んでくる絶好のドライブコースだ。酪農地帯を過ぎると、何本もの川を渡り、湿原地帯へと突き進む。黄金色した一面の葦原に灌木が点在する光景は、まるでサバンナのよう。 大小の湖沼群が点在する沿岸のお気に入り、長節湖に立ち寄る。この時期、前面凍結して真っ白い雪原の向こうには、太平洋の海原がキラキラと輝いている。それだけが動いている他には、何もかもがただただ静寂に覆われている。 長節湖を離れ、さらに海岸べりを東へ進み、十勝太(とかちぶと)を目指す。 途中を右に折れ、砂利道を進めると、視界がにわかに広がる。 断崖絶壁の海岸線。それが十勝太だ。 ここに来るたびに、北海道の原風景を感じる。 「ここに地終わり、海始まる」 昔読んだ小説の舞台はポルトガルだったけど、そんなフレーズが最も似合う場所だ。 ![]() |
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