現像上がり

ここのところハッセルを持ち出して撮影してます。
内地で勤めていた会社を辞めるとき、きっとこの先貧乏になるだろうからと買った500C/Mです。使い込まれた感のある中古でしたが、そのあとボクに使われさらにヨレて来てます。
おまけに一度湖のほとりで三脚ごと倒して水に浸からせております。旅先だったので車のヒーターと温泉にあったドライヤーで乾かして、そのまま使われてるタフなやつです。
何にも機能が付いていないから撮影はごくごくシンプルです。絞りとシャッター決めて押すだけです。デジカメみたく設定があれこれ無いからミスが少ないカメラです。撮影の際に設定することが少ない程、被写体に集中出来るのです。
正方形の画面だから縦か横かで迷うこともありません。
自然の中で自ずと集中力が高まってきます。
シンプルイズベスト。軽くて小さいってのも魅力的です。
そしてウエストレベルファインダーの磨りガラスに写し出された風景は、眼前にある実像よりも美しい。
さらに現像上がりのポジフィルムに彩られた12コマの風景が並ぶ様は、これまた美しいのです。(但し上手く写ると、です)
ポジスリーブをライトボックス上で見ていると、これが写真を撮るということなんだなという気がしてきます。
最終的に人に見せるのはモニター上か、プリントかになるのですが、写真っていうのはこういうものを作り出すことなんですよと見せてみたい気がします。
撮ったものがフィルムとして実在し触れることができるというのはやっぱりいいもんです。

20051116221326.jpg

21:50 | 写真 | comments (7) | trackbacks (0) | page top↑