今日は娘、若菜の1歳の誕生日です。
いやあ、実に早かった。この1年。
1年前の今日、夜中に嫁さんがお腹が痛いと言い出して、ついに来たかと深夜に旭川の病院に連れて行ったことをつい数ヶ月前のことのように思い出す。
片手にのるほどに小さかったのに、今ではしっかりずっしりと重い。
心室に小さな穴が空いていると診断され、心配もしたけどそれも直り、風邪ひとつもひかず丈夫に育ってくれていることが何より嬉しい。それでも朝起きると、生きていることをつい確認してしまう。
出産の予定日が過ぎても産まれる気配がなく、前日は東川の土地探しに出歩いていた。
それが縁あって東川の家を買うことになったのだが、リフォームと引っ越しを期限決めて頑張ってやったのは若菜の誕生日を東川の家で迎えたかったというささやかなこだわりがあったからだ。
この1年は充実した日々だった。それもこれも若菜が生まれたことと無縁ではないと思う。純真無垢に自分の頼りにしてくれている存在が現れたこと。それによって得られた力はことのほか大きかったように思う。
産んでくれて、そして育ててくれた嫁さんにも感謝しないといけないな。
2人ともありがとう。
1年前の出産の様子を綴ったブログは
こちらです
(いつもこんなプライベートな話に付き合って下さって恐縮しています。皆さんありがとうございます)

いやあ、実に早かった。この1年。
1年前の今日、夜中に嫁さんがお腹が痛いと言い出して、ついに来たかと深夜に旭川の病院に連れて行ったことをつい数ヶ月前のことのように思い出す。
片手にのるほどに小さかったのに、今ではしっかりずっしりと重い。
心室に小さな穴が空いていると診断され、心配もしたけどそれも直り、風邪ひとつもひかず丈夫に育ってくれていることが何より嬉しい。それでも朝起きると、生きていることをつい確認してしまう。
出産の予定日が過ぎても産まれる気配がなく、前日は東川の土地探しに出歩いていた。
それが縁あって東川の家を買うことになったのだが、リフォームと引っ越しを期限決めて頑張ってやったのは若菜の誕生日を東川の家で迎えたかったというささやかなこだわりがあったからだ。
この1年は充実した日々だった。それもこれも若菜が生まれたことと無縁ではないと思う。純真無垢に自分の頼りにしてくれている存在が現れたこと。それによって得られた力はことのほか大きかったように思う。
産んでくれて、そして育ててくれた嫁さんにも感謝しないといけないな。
2人ともありがとう。
1年前の出産の様子を綴ったブログは
こちらです
(いつもこんなプライベートな話に付き合って下さって恐縮しています。皆さんありがとうございます)

昨晩ようやくネットに繋げることができました。お手伝いいただいた加納さん、ありがとうございました。
んで、繋がったはいいけど、おそーっ。
ISDNじゃ世界とも遠く離れた感があります。
日々巡回しているみなさんの写真ブログも重くて、なかなか見られません。
それどころか自分のメインサイトhttp://www.photoseason.netすら開くのに随分時間が掛かってしまうではないか。
予想はしていたけど、相当厳しいですね、ナローバンド。
溜まった疲れと、ノエルが深夜に吠え続けていたので今朝は1時間寝坊してしまう。リフォームだの引っ越しだのでここ数週間、放ったらかしにされたあげくの慣れない環境でに一番ストレスを感じてるのはノエルだろう。
ストレス解消に雨にも関わらず朝の散歩に出かける。ご近所さんの庭にあるカエデがしっとりと奇麗だった。間もなく紅葉の時期も終わろうとしている。
んで、繋がったはいいけど、おそーっ。
ISDNじゃ世界とも遠く離れた感があります。
日々巡回しているみなさんの写真ブログも重くて、なかなか見られません。
それどころか自分のメインサイトhttp://www.photoseason.netすら開くのに随分時間が掛かってしまうではないか。
予想はしていたけど、相当厳しいですね、ナローバンド。
溜まった疲れと、ノエルが深夜に吠え続けていたので今朝は1時間寝坊してしまう。リフォームだの引っ越しだのでここ数週間、放ったらかしにされたあげくの慣れない環境でに一番ストレスを感じてるのはノエルだろう。
ストレス解消に雨にも関わらず朝の散歩に出かける。ご近所さんの庭にあるカエデがしっとりと奇麗だった。間もなく紅葉の時期も終わろうとしている。

ご無沙汰しています。
頼もしき友人のおかげで無事引っ越しを住ませることができました。
しかし、いまだに段ボールに埋もれて暮らしています。
ネットもまだ開通できておらず。メールも読めないでいます。
今日はブログが気になって、公共施設でこうして書き込んでいます。
ルーターとの接続の設定がチンプンカンプンで困りました。こういうのって全く持って苦手なんですよね。
早く接続しないと、仕事も進まないのでヤバい。
ちゃんと開通して、ブログが再開されるのを今しばらくお待ちください。
頼もしき友人のおかげで無事引っ越しを住ませることができました。
しかし、いまだに段ボールに埋もれて暮らしています。
ネットもまだ開通できておらず。メールも読めないでいます。
今日はブログが気になって、公共施設でこうして書き込んでいます。
ルーターとの接続の設定がチンプンカンプンで困りました。こういうのって全く持って苦手なんですよね。
早く接続しないと、仕事も進まないのでヤバい。
ちゃんと開通して、ブログが再開されるのを今しばらくお待ちください。
今日、初雪が降りました。一時強く降りましたが、積もるまでにはなりませんでした。
それでもさむ~い1日でした。
初雪の写真をアップしようと思いましたが、デジカメを新居において来てしまった。
いよいよ明日は引っ越しです。お手伝いしてくれる友人たちに感謝!
リフォームの方は何とか間に合わせることができました。マスキングテープがついたままだったり、コンセントカバーを外したままだったり、洗面台が無かったりと細かい所までは出来ませんでしたが、何とか暮らすまでに持って行けました。
いや~、本当にキツかったです。1.5キログラム体重が落ちて、腹回りが引き締まってました。それよりも背中のしびれが堪えます。
昨日の深夜までのフローリングのオイル塗りもしんどかった。でも、自分が苦労して貼った床ですから頬ずりしたくなるほど愛おしく感じます。
随所に不格好だったり、失敗したあとが残っているけど、「あばたもえくぼ」。
技術的にそう難しいことをやってきた訳じゃないので、えらそうなことは言えませんが、自分で出来たということはちょっと自信につながっていくはずです。
ようやく持てたマイホーム。ど田舎、中古、リフォーム必要ありのしょぼいもんですけど、「住む」ということに関してはこれまでの人生のなかであまり恵まれた環境にいなかっただけに、腰を据えてこれからの暮らしを重ねて行けることに期待感が膨らんできているところです。
美瑛からの書き込みは最後になります。移転のためしばらくネットにつなぐことが出来ません。東川での暮らしぶり、写真も楽しみにしていて下さい。
今後ともよろしくお願いします。
書き込みいただいている方への返事が遅れていますが、どうぞお許しください。
それでもさむ~い1日でした。
初雪の写真をアップしようと思いましたが、デジカメを新居において来てしまった。
いよいよ明日は引っ越しです。お手伝いしてくれる友人たちに感謝!
リフォームの方は何とか間に合わせることができました。マスキングテープがついたままだったり、コンセントカバーを外したままだったり、洗面台が無かったりと細かい所までは出来ませんでしたが、何とか暮らすまでに持って行けました。
いや~、本当にキツかったです。1.5キログラム体重が落ちて、腹回りが引き締まってました。それよりも背中のしびれが堪えます。
昨日の深夜までのフローリングのオイル塗りもしんどかった。でも、自分が苦労して貼った床ですから頬ずりしたくなるほど愛おしく感じます。
随所に不格好だったり、失敗したあとが残っているけど、「あばたもえくぼ」。
技術的にそう難しいことをやってきた訳じゃないので、えらそうなことは言えませんが、自分で出来たということはちょっと自信につながっていくはずです。
ようやく持てたマイホーム。ど田舎、中古、リフォーム必要ありのしょぼいもんですけど、「住む」ということに関してはこれまでの人生のなかであまり恵まれた環境にいなかっただけに、腰を据えてこれからの暮らしを重ねて行けることに期待感が膨らんできているところです。
美瑛からの書き込みは最後になります。移転のためしばらくネットにつなぐことが出来ません。東川での暮らしぶり、写真も楽しみにしていて下さい。
今後ともよろしくお願いします。
書き込みいただいている方への返事が遅れていますが、どうぞお許しください。
だいぶ見えてきました
2005年10月20日 - 日々の暮らし

リフォーム19日目
天井に続いて、全ての部屋の壁も完了。そして昨日、今日で6畳間のフローリング貼りを終わらせることができた。これで畳敷きの和室が洋間に変わった。洗面所のクッションフロアーも終わらせることができた。凄く気分がいい。
嫁さんがネットで注文したクッションフロアーは、ボクが北海道に来る前に勤めていた会社の製品だった。見覚えのある出荷伝票、納品書が懐かしい。
インテリアのメーカーで営業やっていたのです。
明日はシステムキッチンが入る。これはプロにお任せなので気が楽だ。工事してもらっている間に車の車検に行ってくる。できれば旭川にいくついでに髪を切りたいがこれは無理だろう。もう伸び放題になってしまっている。
輸入物のテラコッタタイルが埼玉から明日到着する。
テラコッタを貼って、あとはメインのリビングのフローリング施工すれば巾木、廻り縁をやればいいということになる。
ようやく終わりが見えてきてホッとしました。これで26日の引っ越しに間に合いそうです。
この道を散歩するのもあとわずかになりました。坂道を上り、木々の向こうにだんだんと丘の広がりが見えるのが好きでした。その景色と、めったに車も通らないのにたくさんある標識との対比が、北海道の象徴のような気がしていました。
昨日はローキーだったので、今日はハイキーな秋の写真を。
写真なのに現実に肉眼で見るよりキレイですね。と言われることがある。
見えている視野全てをそのまま写し取ることは出来ないので、どこかを切り取る作業が必要だ。これが写真のフレーミングとか、構図ということになる。
その際、バランンスとか、対比などを考える。例えば黄色が良く映えるような背景の色を選んであげる。その構図でフレーミングすると肉眼でぼんやり見ているより奇麗に見える。
またその時、レンズの選択、絞りの選択、被写体との距離などによって、見え方がまるで違ってくる。この辺が写真の面白いところだ。難しそうだが、あるセオリーがあるのでそうでもない。但しセオリー通りばかりだと、作例写真のようになって自分らしさは出せない。
あとは、これが最も大事かもしれないが、一瞬を見逃さないこと。
写真とは一瞬を切り取ることに他ならないからだ。ぼんやりと見ていると気づき辛いが、風景写真にも今しかないというシャッターチャンスはある。というか、逆にシャッターチャンスが分からないようなシーンは、写真に撮ってもつまらないということ。
特にいい光を見逃さないようにしたい。写真は光と影だから。
外にいると唯一の光源は太陽だから、太陽の位置をよく考えよう。順光なのか逆光なのか、斜光なのか。例えば青空はどの角度でも同じ青空というわけではない。太陽との角度を考慮してやるとPLフィルターなど使わなくても、奇麗な青空に写る。
とまあ技術論をおおまかに言えば、こんな感じだろうか。
とにかく写真は技術的に現実よりもキレイに見えるように写すことは可能だ。
あとは何をどう撮るか。その前に何を見ているか。が、問われてくる。
これが難しいし、他人の写真を見るときの楽しみでもある。

写真なのに現実に肉眼で見るよりキレイですね。と言われることがある。
見えている視野全てをそのまま写し取ることは出来ないので、どこかを切り取る作業が必要だ。これが写真のフレーミングとか、構図ということになる。
その際、バランンスとか、対比などを考える。例えば黄色が良く映えるような背景の色を選んであげる。その構図でフレーミングすると肉眼でぼんやり見ているより奇麗に見える。
またその時、レンズの選択、絞りの選択、被写体との距離などによって、見え方がまるで違ってくる。この辺が写真の面白いところだ。難しそうだが、あるセオリーがあるのでそうでもない。但しセオリー通りばかりだと、作例写真のようになって自分らしさは出せない。
あとは、これが最も大事かもしれないが、一瞬を見逃さないこと。
写真とは一瞬を切り取ることに他ならないからだ。ぼんやりと見ていると気づき辛いが、風景写真にも今しかないというシャッターチャンスはある。というか、逆にシャッターチャンスが分からないようなシーンは、写真に撮ってもつまらないということ。
特にいい光を見逃さないようにしたい。写真は光と影だから。
外にいると唯一の光源は太陽だから、太陽の位置をよく考えよう。順光なのか逆光なのか、斜光なのか。例えば青空はどの角度でも同じ青空というわけではない。太陽との角度を考慮してやるとPLフィルターなど使わなくても、奇麗な青空に写る。
とまあ技術論をおおまかに言えば、こんな感じだろうか。
とにかく写真は技術的に現実よりもキレイに見えるように写すことは可能だ。
あとは何をどう撮るか。その前に何を見ているか。が、問われてくる。
これが難しいし、他人の写真を見るときの楽しみでもある。
東川の家の裏には遊水池があって、その先にはちょっとした林がある。
リフォームの合間にふと窓の景色に目をやると、黄色くなった白樺の木々の色が目に優しく映る。
息抜きにカメラを持ってその林に行ってみる。
白樺の他に、ナナカマド、桜、楓など広葉樹を中心としたその雑木林は今まさに紅葉がピークを迎えようとしている。
遠くから見てるのとは大違いで、赤や黄色や黄緑などカラフルでとても優しい色彩に満ち溢れていることに驚かされる。見事な広葉樹林だ。林床には小さな紅葉とともにキノコがあちこちに顔を出している。
これほどまでに美しく、そして優しい林を見たことがない。
実はこの林は、ご近所の野矢さんというおじいさんが自分の庭のように管理しているのだ。だからこそ、この優しい風景が出来上がっているのだろう。
歩いても2分程で抜けてしまうほどだから、森と呼ぶには小さすぎるけど、密かにこの場所を「野矢の森」と呼ぶことにする。
これから迎える冬や春、四季を通じてどんな姿を見せてくれるのか、カメラを持って追い続けていきたい。
何より歩いてすぐの距離に、こんな自然があることが嬉しい。
この写真は野矢さんに引っ越しの挨拶がわりにプレゼントしよう。

ハッセル500C/M planar80mm Kodak E100GX
こんな撮影はハッセルが気持ちいい。ウエストレベルのスクリーンに映し出される光景にハッとさせられる。
リフォームの合間にふと窓の景色に目をやると、黄色くなった白樺の木々の色が目に優しく映る。
息抜きにカメラを持ってその林に行ってみる。
白樺の他に、ナナカマド、桜、楓など広葉樹を中心としたその雑木林は今まさに紅葉がピークを迎えようとしている。
遠くから見てるのとは大違いで、赤や黄色や黄緑などカラフルでとても優しい色彩に満ち溢れていることに驚かされる。見事な広葉樹林だ。林床には小さな紅葉とともにキノコがあちこちに顔を出している。
これほどまでに美しく、そして優しい林を見たことがない。
実はこの林は、ご近所の野矢さんというおじいさんが自分の庭のように管理しているのだ。だからこそ、この優しい風景が出来上がっているのだろう。
歩いても2分程で抜けてしまうほどだから、森と呼ぶには小さすぎるけど、密かにこの場所を「野矢の森」と呼ぶことにする。
これから迎える冬や春、四季を通じてどんな姿を見せてくれるのか、カメラを持って追い続けていきたい。
何より歩いてすぐの距離に、こんな自然があることが嬉しい。
この写真は野矢さんに引っ越しの挨拶がわりにプレゼントしよう。

ハッセル500C/M planar80mm Kodak E100GX
こんな撮影はハッセルが気持ちいい。ウエストレベルのスクリーンに映し出される光景にハッとさせられる。
なんで自分でリフォームをやってるか?と聞かれると、答えは明瞭で、
1.お金がない。2.自分でやってみたい
という2つに集約される。
北海道で暮らすようになって廻りを見渡すと自分で大工仕事ができる男が非常に多いことに気づき、自慢じゃないが中学校の技術の成績が3(普通)だった(それ以外は5だった←ホントかよ)釘一つ打てない自分に劣等感を抱いていた。
大工仕事に関わらず、何でも自分で出来ちゃう男って憧れるじゃないですか。
自分で家を建てちゃう人もいる訳で、いつかは自分で(せめて犬小屋くらいは)作りたいと常々思っていた訳です。
今回は家の部分的なリフォーム(それでも業者に頼むとおそらく100万は持って行かれるだろう)だけど、ウッドデッキ、カーポート、そしてギャラリー兼喫茶の別棟の新築も視野に入れていて、そのための予行練習の意味合いもあるのです。
しかしながら、自分でできない部分もあって、電気は名古屋出身で美瑛移住組のプロの電気工事屋さんにお願いした。ここはこうしたらいいよという提案型の細かい仕事をしてくれて非常に助かっている。これは友人だからという訳ではなく、彼の人柄がなす普段の仕事ぶりなんだと思う。白樺電気の加納さんです。カフェレストラン・バーチのオーナーでもあります。
それと優しい夫はかわいい妻のためにシステムキッチンをいれることにした。これは旭川のリフォーム業者に頼んだ。そして今日、スーツ姿の営業マン、工事主任、下請けの水道屋さんの3人で工事の下見に来てくれた。その場でこちらの都合で見積書に載っていない追加工事をお願いした。Aという方法のこちらの要望に対し、Bという別の方法もありますよと水道屋さんが言った。さらに金額はAとほぼ一緒の2万円程ですと。
それならばBの方法で早速明日の朝から仕事に取りかかって下さいとお願いした。
その場にいた営業マンも工事主任も納得し、一応あとで金額を連絡しますと言ってくれた。午前11時の話。
それが夜の8時に携帯が鳴って、「見積もりが出ました。8万円です。消費税込みです」
と平然と工事主任が言って来た。こっちは2万円だと思っていたから「それではBの方法は取れません、明日の朝の工事はストップして下さいと」返事した。
すると「もう一度こちらで調整しますと」慌てた返答が。「いや8万円の見積もりがどう調整しても2万円にはならないでしょ。もう工事はいいです」と答えて電話を切った。
すると15分後に再び件の主任から電話があり「すみません、うっかり私が勘違いしてました。よく計算しましたところ1万9千円です」だって。呆れてモノも言えないけど、まあ最初の約束通りやるって言うならとお願いした。
そのやり取りをたまたま一部始終聞いていた友人の大工(彼も移住組)の棟梁曰く、「これが北海道の建築業のやり方なんです。最初に安く言っておいて、間際になって高く言い直す。間際だから、じゃあお願いしますといってしまう客が殆どだからね」
「飯塚さんも北海道に9年でしょ。こういう場面いままでに無かった?金額の大小はあれ、これが北海道スタイルですよ。飯塚さんは大阪の人だし、はっきりそれではいらないと言える人だからいいけど、多くの北海道の人はお金のことは(高いと)言いたくても言えない。」ですって。
これが北海道スタイルだなんて信じたくない。と思う反面、やっぱり自分でできることを広げて行って、自分でやるのが一番納得いくなと思った次第です。
さて、リフォームが完成した暁には憧れの男たちと対等になれるのでしょうか?
1.お金がない。2.自分でやってみたい
という2つに集約される。
北海道で暮らすようになって廻りを見渡すと自分で大工仕事ができる男が非常に多いことに気づき、自慢じゃないが中学校の技術の成績が3(普通)だった(それ以外は5だった←ホントかよ)釘一つ打てない自分に劣等感を抱いていた。
大工仕事に関わらず、何でも自分で出来ちゃう男って憧れるじゃないですか。
自分で家を建てちゃう人もいる訳で、いつかは自分で(せめて犬小屋くらいは)作りたいと常々思っていた訳です。
今回は家の部分的なリフォーム(それでも業者に頼むとおそらく100万は持って行かれるだろう)だけど、ウッドデッキ、カーポート、そしてギャラリー兼喫茶の別棟の新築も視野に入れていて、そのための予行練習の意味合いもあるのです。
しかしながら、自分でできない部分もあって、電気は名古屋出身で美瑛移住組のプロの電気工事屋さんにお願いした。ここはこうしたらいいよという提案型の細かい仕事をしてくれて非常に助かっている。これは友人だからという訳ではなく、彼の人柄がなす普段の仕事ぶりなんだと思う。白樺電気の加納さんです。カフェレストラン・バーチのオーナーでもあります。
それと優しい夫はかわいい妻のためにシステムキッチンをいれることにした。これは旭川のリフォーム業者に頼んだ。そして今日、スーツ姿の営業マン、工事主任、下請けの水道屋さんの3人で工事の下見に来てくれた。その場でこちらの都合で見積書に載っていない追加工事をお願いした。Aという方法のこちらの要望に対し、Bという別の方法もありますよと水道屋さんが言った。さらに金額はAとほぼ一緒の2万円程ですと。
それならばBの方法で早速明日の朝から仕事に取りかかって下さいとお願いした。
その場にいた営業マンも工事主任も納得し、一応あとで金額を連絡しますと言ってくれた。午前11時の話。
それが夜の8時に携帯が鳴って、「見積もりが出ました。8万円です。消費税込みです」
と平然と工事主任が言って来た。こっちは2万円だと思っていたから「それではBの方法は取れません、明日の朝の工事はストップして下さいと」返事した。
すると「もう一度こちらで調整しますと」慌てた返答が。「いや8万円の見積もりがどう調整しても2万円にはならないでしょ。もう工事はいいです」と答えて電話を切った。
すると15分後に再び件の主任から電話があり「すみません、うっかり私が勘違いしてました。よく計算しましたところ1万9千円です」だって。呆れてモノも言えないけど、まあ最初の約束通りやるって言うならとお願いした。
そのやり取りをたまたま一部始終聞いていた友人の大工(彼も移住組)の棟梁曰く、「これが北海道の建築業のやり方なんです。最初に安く言っておいて、間際になって高く言い直す。間際だから、じゃあお願いしますといってしまう客が殆どだからね」
「飯塚さんも北海道に9年でしょ。こういう場面いままでに無かった?金額の大小はあれ、これが北海道スタイルですよ。飯塚さんは大阪の人だし、はっきりそれではいらないと言える人だからいいけど、多くの北海道の人はお金のことは(高いと)言いたくても言えない。」ですって。
これが北海道スタイルだなんて信じたくない。と思う反面、やっぱり自分でできることを広げて行って、自分でやるのが一番納得いくなと思った次第です。
さて、リフォームが完成した暁には憧れの男たちと対等になれるのでしょうか?