





(c)Tatsuo Iizuka
赤平は住友赤平炭鉱で賑わった町です。
町には従業員家族の住まいとして長屋の炭鉱住宅が用意されました。
それらが昭和40年代以降に「改良住宅」と言われる近代的な団地群に建て替えが進められたそうです。
平成6年の閉山後には住友から市営団地として転用されたのでしょう。
それも転出者が増えると多くが壊され、広い空き地が目立つようになっていますが
家主を失った棟も取り壊されることなく、雑草に覆い尽くされそうになりながらも多く残っているのでした。
夕張、美唄、上砂川、歌志内、芦別など空知(そらち)地方には多くの産炭地がありますが
赤平には立坑も現存するなど、往時を偲ぶことのできる貴重な町です。
北海道/赤平市
RICOH GR3x




(c)Tatsuo Iizuka
応援している「北海道歌旅座」の公演に合わせて赤平市を訪問しました。
開演前の時間に少し駅前を散策することに。
赤平市は人口1万人の、もはや市と呼べるのか微妙な規模の小さな町。
駅前を歩いても人の姿は少ないけど、かつて炭鉱で栄えた頃の面影が少しばかり
感じられて、個人的には好きな町です。
2009年に北海道の全市町村を巡る公演ツアーをスタートさせた北海道歌旅座ですが
この日の赤平市をもって170市町村完全コンプリート。
その土地土地での後援やサポートがあっての公演のため14年半かかりました。
その間、北海道のみならず全国へ、旅から旅への一座は1000公演以上!?
継続は力なり。素晴らしいことです。
自ら築き上げた歴史は誇って良いですね。
北海道/赤平市
FUJI X-T3 XF16-80mm
RICOH GR3x
西日の当たる北見のまち
2023年08月21日 - スナップ





(c)Tatsuo Iizuka
4年ぶり訪問の北見市。
前回GRのイベントで町歩きをしたので、その記憶を頼りに少しウロウロと。
暑くて長くはいられませんでしたが。
上記4枚目のを撮って5枚目に向かう細い道で、後ろから来た車から「飯塚さんっ!」って呼び止められてびっくり。
お客さんでした。
「似てる人がいるなあと思ったらカメラで撮ってるから、間違いないと思って」
いやあ、悪いことはできませんね。
普段、町の姿をスナップしてるとやっぱり後ろめたさみたいな感覚は常にあるんですよね。
持ち主さんに咎められたらどうしようって。
「何してんだ!?」って言われても「写真撮ってます」以外に答えようもないんだけども。
それで「ああそう」ってすんなりと納得してくれるとも思えず。
声掛けられるとビビります。
北海道/北見市
RICOH GR