カフェジータ

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今回の「みちのくひとり旅」で一番遠くの目的地は秋田県湯沢市。湯沢駅からさらに2つ先の三関(みつせき)という駅にハイヤーを待たせておいて、向かったのが「カフェジータ」。
どういうきっかけかは忘れてしまったけど、数年前に1、2度ブログでコメントのやりとりをしたことがある。「カフェジータ」のブログには素敵な写真がよくアップされていて、マスターは何年か北海道に住んでいたことがあるらしいこともボクの興味をひいた。実家の湯沢でカフェをやってること、そして「カフェジータ」のサイトに、ボクのブログがリンクしてくれてること。せいぜいそれくらいしか知りようもなかったのだけど、数年前のコメント以来、ボクは必ずこの店に行くことになるだろうと思ってた。何か人ごとみたいに。

休みだと困るので確認の電話は入れたけど、あえて名乗らなかった。駅から歩くのはちょっと大変そうな距離だったので、ハイヤーを呼んだけど、運転手も迷った。
細い道を上ったところに小さな集落があって、行き止まりに古めかしくも厳かな神社が見えた。その脇に煙突から白い煙があがっていた。それが「カフェジータ」だった。
ある程度予想していたけど、予想を上回る田舎具合だった。「こんな所で・・・」と口に出た。
ドアを開けるとマスターが。ああ、この人が田村さんなんだ。「らしいな」と思った。ブログの写真を撮ってる感じの人だった。
そして向こうは驚いたような顔をしている。「ひょっとして飯塚さん??」

自家焙煎のコーヒーを2杯いただく間、とりとめのない話をした。
窓から見える神社。坂道に連なる小さな集落。大きな杉の木立。
信仰、歴史、そして暮らし。
そんなことをぼんやり考えた。

おみやげに持たせてくれた珈琲を自分で淹れながら、北海道と東北の違いに思いを馳せている。
古めかしい神社は25代くらい続いていて、山頂に本殿があるとのことだった。

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マスターの持つEOSにはPlanar1.4/50mmがくっついていた。

カフェジータのサイトはhttp://www.caffe-gita.com/
09:29 | R-D1s | comment (-) | trackback (-) | page top↑

黄色の町

金木1
金木2

太宰治の出身地、金木(かなぎ)町にて
EPSON R-D1s G Biogon2.8/28mm
なかなか津軽から先に進みません。
17:58 | R-D1s | comment (-) | trackback (-) | page top↑

津軽平を往く

津軽鉄道3

まだ明け切らぬ青森駅に降り立ったあと、奥羽本線、五能線と乗り継ぎ津軽鉄道の五所川原駅へ。白々と見えてくるのはりんご畑。

冬の津軽鉄道と言えばストーブ列車。古い客車列車にはだるまストーブがたかれている。燃料は石炭だ。
これは見せかけではなく、れっきとした(?)唯一の暖房装置。
車両には日本国有鉄道昭和29年製のプレートが。
当時の暖房と言えば蒸気機関車から出るスチームを客車内のパイプに引き込む方式だった。しかし国鉄から譲り受けた津軽鉄道には蒸気機関車も蒸気を出す装置を持ったディーゼル機関車もなく、石炭ストーブで暖をとったのだ。
それが今に引き継がれている。

もっとも、津軽鉄道には新型のディーゼル車両も導入されていて、快適に住民を運んでいる。
手間も経費もかかるストーブ列車は引退の危機に遭ったが、冬の風物詩としてイベント的に残されている。
ストーブ車両に乗るには別途300円が必要。編成には快適な新型車両も連結されていて、地域住民は当然そちらに乗る。だから、ほっかむりした田舎のおばちゃんがストーブに手をかざす・・・といったシーンは今や見られない。
ストーブ車両に乗り込むのは、好き者だけなのだ。

しかし、そんな事情はどうでもよく思えるほど、ストーブ列車の短い旅は素晴らしい。
だるまストーブもさることながら、木の床、ニス塗りの椅子や窓枠。ガタゴト響かせながら走り、がくんっと停まる。
出来ることなら3時間くらい乗っていたかった。

R-D1s G Biogon2.8/28mm
12:30 | R-D1s | comment (-) | trackback (-) | page top↑

夜行急行「はまなす」

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はまなす3

札幌から青森行きの夜行急行「はまなす」に缶ビールと缶ウイスキー水割りとともに乗り込む。
夜行急行は今や日本全国で3本のみ。「きたぐに」「能登」そしてこの「はまなす」。
札幌を22時に出て、終着青森は翌5時39分。そのまま乗り継いでいけば飛行機より早い時間に仙台あたりまでなら着けるのではないか。

しかし全体の乗車率はやはり低い。だけど「のびのびカーペット車両」だけは満席。
何故なら指定料金だけで、横になって過ごせるのだ。枕と毛布は完備され、隣席との顔にあたる部分にはカーテンが引かれるようになっている。しかも上段はほぼ個室状態になっていて8席しかないチケットは入手困難のようだ。
上段は取れず下段に乗り込む。それでも予想より居心地がいい。

秘密基地にいるような気分で、窓から流れる雪の夜の風景をしばし楽しんだ。
夜行列車に乗ったのはいつ以来だったろう?と記憶をたどると、15,6年前のGWに北海道旅行するために乗った上野ー青森間。行きは臨時急行八甲田の座席車(確か12系のリクライニング無し)。帰りは583系の3段B寝台「はくつる」だった。
静岡県は沼津市でサラリーマンをやってた頃のことだ。

などと想いを馳せてると、千歳を過ぎた頃には睡魔に襲われ、いつの間にか車内アナウンスは函館到着を知らせている。午前3時頃。こんな時間なのに、何人か下車した模様。
レールのジョイント音が変わったので、おそらく青函トンネルのロングレール上を走ってるのかなあと覚醒しかけたけど、起きたのは青森到着のアナウンスだった。
20:02 | R-D1s | comment (-) | trackback (-) | page top↑

みちのくひとり旅1

津軽1

何から書けばいいのか分からないほど、楽しかった「みちのくひとり旅」。6日間を終え、昨夜遅く帰宅しました。
良く乗ったし、良く歩いたし、良く浸かったし、良く呑んだ。
汽車旅なので、スケジュールは分刻み。ローカル線なので、乗り遅れると大変。だけど乗っちゃえば、気楽なことこの上ない。ボックスシートに足を伸ばせば、後は缶ビールのロング缶。
ひたすらぼけーっと車窓に流れる風景を見てるだけ。持っていった文庫本も、結局5ページくらいを読んだだけ。

行き先は結局青森県と秋田県のみに絞った。
それでも津軽鉄道。JR五能線。秋田内陸縦貫鉄道。弘南鉄道大鰐線・黒石線。の5路線を走破。
町歩きでは、青森県金木町、秋田県湯沢市、青森県黒石市がとても良かった。
雪が少なくて残念。暖かかったのは助かったけど。

しばらくは東北の写真が続きます。おつきあいを。


今回の行程表。自身の備忘録のために。
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