さよなら0系新幹線旭山号
2007年10月17日 - CONTAX G2

10月21日をもって旭山動物園から遊園地が消えるとの新聞報道を見て、あの新幹線の豆電車も消えちゃうんだ・・・、と娘たちと一緒に乗り納めに行ってきました。
ボクと長女は4回乗って、最後は内緒だよって運転手のおじさんの粋なはからいで2周してくれました。
おじさんに「寂しくなるね」と声を掛けると「子供たちの夢が・・・」と言葉にならない返事が戻ってきました。
全ての遊具施設の老朽化と、動物園の施設拡大のあおりを受けての遊園地の撤廃ですが、「動物園本来のあるべき姿に戻す。動物園に遊具は必要ない。」との旭川市の説明には少し憤りを感じてしまう。動物園は子供たちのものなのになぁ。
旭山はご存じの通りの全国区となり、連日の混雑ぶり。子供たちがゆっくり動物たちの様子を観察するなんてことは相当難しい状況になっています。それどころか人混みで蹴られやしないかと、気が気でないのです。みんなデジカメや携帯のカメラに動物を納めるのに熱中してるのですから。
そんな旭山で唯一ホッとできるのが、遊園地でした。遊具はレトロと言えば聞こえはいいけど
年代物ばかり。新幹線だって今や懐かしの0系ですから。
全国から集まる人たちは遊具に乗りに来るわけではないでしょう。しかし、旭川やその近郊の子供たちはそういう遊びをするのにどこまで出掛けろということなんでしょうか。
遊具を撤去したあとにはオオカミ館ができるのかな?
のどかで閑散としていた7,8年前の旭山が懐かしい。
帰宅後長女に「パパ、またしんかんせんのろっね」と言われました。これくらいの子供にとってはガラスの向こうの動物見るより、遊具の方が楽しいのでしょう。
0系新幹線、廃品になってしまう運命なら、ウチで引き取りたいくらいです。
ホントまじめに寂しいです。さよなら0系新幹線旭山号。お疲れ様でした。

今朝の朝刊でオートバイレーサーの阿部典史さん(愛称ノリック)が事故で亡くなったことを知った。ものすごいパワーの500ccのバイクを操り、最高速300km/h近く(?)でサーキットを駆け抜けていたというのに、公道でバイクの運転中に事故に遭い亡くなったのだという。それもUターン禁止の場所でUターンしてきたトラックとぶつかったらしい。なんということなんだろう。
ボク自身バイクで大きな事故に巻き込まれたことがある。右折中、信号無視してきた車に突っ込まれた。バイクも相手の車も廃車。ボクは宙に舞ったが、紙一重のところで助かった。
夕方のラッシュの静岡駅前の国道1号線を不通にさせた。そしてバスの乗客やみんながボクのことを見ていた。アスファルトにつっぷしながら、そんなことが見えていた。20年くらい前のことだが、今思い出しても体が震える。オートバイは大きな力の前では本当に無力な乗り物だ。
そして誰もが被害者になる危険性があると同時に、加害者になる可能性もはらんでいる。
阿部典史さんのご冥福を心からお祈りします。どうぞ安らかにお眠りください。

女二人の姉妹だから、ずっとずっと老いるまで仲良くいてくれることを願っている。
久しぶりに白黒フィルムを現像した。借りている暗室記録によると前回は2月6日だった。これじゃいかんなと、仕上がったネガをみて思う。写真の原点、光と影。それをおろそかにしてやいないかと。
遅ればせながら、暗室の年会費を納める。15.000円也。この恵まれた環境にも慣れてしまっている自分がいる。
写真の町東川町には貸し暗室があります。常時暗室会員を募集しています。一年間15.000円でいつでも好きなだけこもることができます。伸ばし機はフォコマートを始め、オメガなど7台くらい。サイズも4×5まで、それからカラーヘッド、CP31の自現機もあり、自由に使う事ができます。
現状会員が少なく、経費を賄い切れないでいますので、お近くの方、会員になってくださると助かります。

EOS30D
最近カメラ機材の整理をした。
中には思い入れのあるカメラもあったのだが、サイクルの早いデジタル環境に身を置くことになってはやむを得ない。
より高性能で信頼性の高いデジカメ、処理速度の速いパソコン、画像処理、デザインなどのソフトなど必要な物が次々と増えてくる。
それにコレクターではないので、手持ちの機材を使わないことへのストレスも感じる。
機材整理はもう少し続く。使うものと使わないものを見極めたい。もっと言うならば自分が撮るもの、撮りたいもの、撮るべきものを見極めて、そのために必要な機材を再構築したいと思っている。
でもカメラってどうしてこうも人を魅了するのだろう。良いカメラを持ってるといい写真が撮れそうな気がする。ってのはあながち嘘ではないように思う。
CONTAX G2 - 今回のリストラをまぬがれたのは、このボディー、このレンズを見ているとこの先、良い写真が撮れそうな気がしたから。
美しい機材は理性ある判断を迷わせる。