大阪駅朝8時の光景 さよなら銀河2008 / 03 / 15 ( Sat )
![]() 大阪と東京を結ぶ寝台急行「銀河」が今朝の大阪駅到着をもって、最後の営業運転を終えた。 幼き頃の飯塚少年(愛称「たっさん(大阪弁のイントネーションで)」)には寝台急行「銀河」は想い出のある列車である。 小学校4年生で一眼レフを買ってもらって、大阪駅には朝からよくブルトレの写真を良く撮りに行っていた。 朝7時台に九州からの「彗星」や「あかつき」、青森からの「日本海」などが到着して一段落ついた頃の8時ちょうどに、3番線に東京からの急行「銀河」が滑り込む。牽引は確かEF65PF。ヘッドマークもなく地味だったけど、編成は20系寝台だった。 「銀河」到着と同時に隣の2番線から、キハ82の博多行き特急「まつかぜ」がディーゼルエンジンを響かせて発車する。食堂車もついて確か13両のロング編成。山陰廻りの博多行きとは今思えばなんとも贅沢な特急列車だ。 8時到着の8時発だから、ほんのわずかな時間だけ並ぶのだ。 キハ80系と20系寝台。国鉄全盛期の象徴のような美しい車両たち。20系の丸みなんて凄いよね。嗚呼古き良き時代。 プリントの年号が79年となっている。今から29年前か。11才、小学校5年の飯塚少年が撮った写真だ。カメラはフジカST801。レンズは100ミリ。望遠の方が格好良く写るからと100ミリを標準レンズにして撮っていた。なかなかのものでしょ。 さて、撮ってばかりだった寝台急行「銀河」に乗ることになったのは、小学校卒業記念に出掛けた東京撮影旅行の帰りのこと。初めての泊まりでの一人旅。子供料金で行ける内に、念願の東京方面の特急やブルトレを撮りに行ったのだった。 行きは大垣発東京行きの夜行普通列車。生まれて初めてグリーン車に乗った(思えばそれ以来乗ってないかも・・・)。早朝確か5時前に東京駅に着き、東京駅、上野駅、新宿駅で丸々一日撮影三昧。181系の「とき」も撮った。本でしか見たことのない列車を見て、興奮しまくりの一日だった。喉カラカラになりながら撮っていた。 晩ご飯に買った東京駅の「チキン弁当」のケチャップライスがめちゃ不味かったのを今でも覚えている。東京の人はこんな不味い物を食べてるのかと驚いたのだった。 夜11時頃、乗り込んだのが寝台急行「銀河」大阪行き。切符を買っていたのは3段寝台の上段。 天井が丸くなっていて、真ん中あたりは十分の高さだけど、寝ころんだ顔のあたりの余裕が余りなく小学生ながらに、窮屈だった。ベット幅は52センチしかない。 とは言え、よほど疲れていたのか走り出してすぐ眠りこけてしまい、気がついたら大阪到着間際だった。 行きも帰りも車中泊。東京では駅から離れなかったけど、中学入学前の少年にとって、ちょっとした冒険旅行。その時に乗ったのが急行「銀河」だった。それっきり、最初で最後の乗車となったけど、「銀河」廃止のニュースを聞いて、そんなことを思い出した。 |
次の次2008 / 02 / 03 ( Sun )
GF670フォールディングというカメラが年内に富士フイルムから発売されるそうで、こりゃ欲しい。折りたたみ式のレトロなスタイルで、コンパクトになる仕掛け。絞り優先AEがあるらしいが、マニュアルの時は電池なくても作動するなら尚うれしいのだけど、そりゃ無理か?ああ、良く読むと電子制御シャッターと書いてあった。残念。
スリムなサイズだから、鞄にいつも放り込んでいられそう。こんな6×7大歓迎。 レンズは80ミリf3.5と短めの標準域で、やや控えめな感もあるが、フジノンレンズだから写りには期待が持てる。 ボクはシルバーを買います(!?)あなたはどっち? で、いくら?(って気が早い) GF670フォールディングの記事はこちらを参照しています。 それにしても富士フイルム、頑張ってる。みんなフィルムはフジ使って応援しよう。 何でも再編の末、今の上層部には生粋の写真好きが揃ったという噂を耳にした。利益の出ない部署、商品は軒並みカットされる企業の中で、写真文化を継承させていくメーカーは富士フィルムということになるだろう。 ポジの標準とされる「PROVIA100F」だが、フィルムラインナップの中で最もコストがかかる旨味のないフィルムらしい。だから経営陣の間でディスコンにする話が浮上したのだけど、写真好きの社員たちの猛反対にあって食い止められたという経緯があるようだ。「PROVIA100F」を止めてしまっては、ポジもお終いだという思いがあったのだろう。 ボクも断然「PROVIA100F」派。その理由は、この時期、雪を撮って雪の白さが出るのは「PROVIA100F」だけだからだ。 |
カメラヲタクの次の一手2008 / 02 / 02 ( Sat )
![]() 先日の撮影ガイドのお客さんがお持ちのカメラ。何だか分かります?(携帯カメラの見にくい写真ですみません) 実はピンホールカメラ。それも手作り。 ボディは木製。前面の赤いところがピンホールの穴。レリーズすると赤い棒が上がり露光が始まるというわけ。腕木式のシャッター。アイスクリームの棒で出来ている。 マミヤプレスのフィルムバックで6×9で撮影できるようになっている。35ミリ換算で何と12ミリ相当の超ワイドな焦点距離。ファインダーはフォクトレンダーの12ミリ用。このカメラを作るに当たっての最も高価なパーツだそうだ。 はっきり言って、欲しい。手に入れたい。いや自分で作りたい。撮ってみたい。 ピンホール写真にあんまり関心はなかったし、お菓子の缶で作ったピンホールカメラなどには興味が持てないけど、こんな仰々しくて、メカっぽくて、しゃれっ気があって、これで撮るピンホール写真は絶対楽しいに違いない。それも自作。ホームセンターで部材買って、ヤフオクや中古屋でカメラパーツ買って、切って貼ってって。 ピンホール写真の楽しさは自作カメラで撮る楽しみでしょう。ピンホール写真は他人が撮ったのを見て、おおよそ面白いものではない。自分の楽しみなのだ。だから撮る装置も自分で作った方が楽しいに決まっている。 ということで何とか作ってみたい。自分がそれを使って写真を撮ってる姿はもう見えている。どんな写真を撮りたいかも見えている。きっとお見せできないような写真にしかならないだろうけど。 それにしてもカメラ好きだったんだなあって自分のことを改めて思う。 |
そりゃないよ2008 / 02 / 01 ( Fri )
今日は終日良い天候に恵まれた。朝はしばれ(マイナス21℃)、午後からは良い光線。それに良い雲。夕焼けも見事だった。
撮影ガイドでご一緒したお客さんも、満足してくださった。 当たり前だけど、お客さんの喜びは、ボクの喜び。それがサービス業。満たされた気分で一日を終えるはずだった。ボク自身もいくつのシーンで手応え十分だったし。 それなのに、落日の余韻を撮影中、EOS1DMk3に初めて見るエラーアラート出現。「カードエラーです。カードを抜いてください」だと。 いったん電源OFFしてカードを抜いて、再生してみると、「画像がありません」・・・・。 家に戻ってマックにカードのデータを読み込もうとすると、カードのデータは何も無くなっていた。 カードに付属のレスキューソフトをかけても「データがない」。 明日、メーカーに送りつけるつもりだけど、果たして失われたデータは復旧されてくるのか? 前にメーカにデータ復旧してもらったときは1/3だけ救出成功。2/3はアウト。撮り直しの利かないスポーツ撮影だったので、これは平謝りに謝るしかなかった。 今回のは、1DMk3の他、コンタ645のカラーポジ。それからライカM3で白黒も撮ってたから、全てがパーってことではないし、仕事での依頼撮影でないから、まあ自分が泣けば済むことだけど。 それにしたってどうにも腑に落ちない。あの手応え十分の撮影データはどこにいってしまったのか。カードに何かトラブルが起きたと考えているのだけど、カードメーカは「原因は不明です」でお終いだろうし、カメラの不具合という可能性もなしではない。どっちがどうじゃなく、相性の問題や、気象条件(そりゃずっと氷点下だったし)、たまたま起きた事故ということかも知れない。 もっとも、フィルムカメラだからって完全ではない。645は先日2度も引き蓋したまま撮影しちゃってるし、シノゴだって光線被りを多発させてるし、白黒だって現像ミスを未だにやってしまってる。ラボに出した現像が、現像機のトラブルでアウトにされたこともある。 でもさ、原因不明、根拠無しで一瞬にして撮影データを失うってことはとても恐ろしい。実はこれで3度目(4度目?)。他のプロの方、そういう経験ありませんか? 複数枚のデータ、複数台のカメラの撮影。(しかもメイン、サブを分けずに満遍なく)あまり現実的ではないけど、デジカメとフィルムカメラの併用も必要なのか?とにかく自己防衛が必須だ。これはどれだけ高性能のデジカメ新製品が出たところで変わらないかも。 大容量メディアを使うのは、失った時のことを考えるとちょっと怖いのだけど、カードの抜き差しがよろしくないという話も聞く。 ちなみに今回は4GBのSDカード。ボクが持ってる最高容量のメディアだ。 仕事の時はダブルスロットのCFとSDで同じデータの同時書き込みをしてリスクを少なくしているのだけど、プライベートの撮影しかもRAWオンリーの大食らいデータだから、今日は同時書き込みしてなかった。嗚呼。 みなさんも、どうぞお気をつけてください。 言うまでもなく、今日の写真はなし。 |
次なるたくらみ2008 / 01 / 05 ( Sat )
![]() リンホフ様ご降臨。 吹雪の道央自動車道を越えて、札幌より使者来る。 別の者より献上されたレンズには、誇らしげなT*マーク。 幻の(?)Carl Zeiss Planar135mmf3.5。 やばいね、やばいね。これで何撮れっていうの? もちろん借り物。無期限レンタル。「こんなのあるけど使ってみる?」と聞かれると「是非!」と答えちゃう男です。 しかも実はシノゴ、ほぼ初心者並み。 それでも白黒ファインプリントが目標っす。 時代に逆行する男。とことん行きましょう。 作品お見せできる日はいつになるやら。 ちなみにあきらめも早い男です。 ちなみに撮影はリコーGX100。24ミリで迫ってるからパースがついてますけど、良く写るわ。 レタッチで整えてるけど、押すだけで相当良い線に持って行きます。黒バックはシノゴの被り布。 簡単って素晴らしい。 |


