
(c)Tatsuo Iizuka
北京オリンピックが終わったタイミングで、大国ロシアがウクライナに攻め込みました。
その動向を特別なまなざしで見ているのが似たような大国中国だと言われています。
ロシアに対するアメリカの動き如何によっては
台湾や南シナ海を統一しようという中国の動きが活発化するとの見方があります。
つまりアメリカが弱腰対応ならば、中国がつけ上がると言われています。
それが現実化すれば、アメリカがウクライナ有事よりも主体的に軍事行動を起こすことは明白です。
同盟国である日本も追従せざるを得ないでしょう。
そればかりか、東シナ海へ出撃する戦闘機や軍艦が在籍する在日米軍基地への攻撃が免れない可能性も決して低くないでしょう。
沖縄・佐世保・岩国・横須賀・横田・三沢・・・。
日本国民は誰しも軍事行動や戦争は嫌だ、けしからんと思うでしょう。
しかし平和的解決とは行かない相手もいるということが、実証されてしまいました。
自国民の生命を守るため、日本政府はどう舵を取っていくのか。
我々はどう腹を括るべきなんでしょうか。
2016年03月08日 - 未分類
同じ北海道に住む写真家として親交のある竹本英樹さん(札幌)の新刊写真集「意識の素粒子」が届いた。
実は私の「北海道 駅前ふるさと」と、バクリっこしてもらったのです。
(バクる=交換する)
竹本さんと知り合ったのは、10年くらい前になるかなあ。
札幌で行われた大きな写真イベントの、小さなブースにお互い写真を飾って、通りゆく人たちに関心を寄せてもらうのを待ち構えていた。
そのときの竹本さんの写真には随分インパクトを与えられた。衝撃的だったと言っていい。
今回、はからずとも同じようなタイミングで作品集を作ったのだけど、載ってる写真は相変わらずそのときの作風そのままってのが、笑えた。
いや、失礼な話ではなくて、40も後半に入ったおじさん2人(竹本さんはモデル並みにかっこいい人)して相変わらず貫いてるなあという意味で。
10年経って、写真を取り巻く環境はデジカメの急速な普及で激変したと言っていい。
そんななか、フィルムで撮った作品集というカテゴライズはまあどうでもいいのだけど、
大事なものを見つけ、写真に納め残していこうとするならば、10年やそこいらはあっちゅう間に掛かってしまうということだ。
その間に10年前の写真が陳腐に見えてしまうなら、それはそのだけの価値しかなかったということだろう。
さて今、自分がパチパチとやってる写真は10年後どうなっているのだろう。
なんてことを考えさせられた。
またこんなこと言うのも無粋ですが、自分のも竹本さんの作品集も手にして分かる触感があります。
実際、紙質にこだわって(=コストをかけて)制作しています。
アナログの良さを知ってください。なんて書くのはやっぱり無粋だよなあ・・・。
dearFILMS/Hideki Takemoto

実は私の「北海道 駅前ふるさと」と、バクリっこしてもらったのです。
(バクる=交換する)
竹本さんと知り合ったのは、10年くらい前になるかなあ。
札幌で行われた大きな写真イベントの、小さなブースにお互い写真を飾って、通りゆく人たちに関心を寄せてもらうのを待ち構えていた。
そのときの竹本さんの写真には随分インパクトを与えられた。衝撃的だったと言っていい。
今回、はからずとも同じようなタイミングで作品集を作ったのだけど、載ってる写真は相変わらずそのときの作風そのままってのが、笑えた。
いや、失礼な話ではなくて、40も後半に入ったおじさん2人(竹本さんはモデル並みにかっこいい人)して相変わらず貫いてるなあという意味で。
10年経って、写真を取り巻く環境はデジカメの急速な普及で激変したと言っていい。
そんななか、フィルムで撮った作品集というカテゴライズはまあどうでもいいのだけど、
大事なものを見つけ、写真に納め残していこうとするならば、10年やそこいらはあっちゅう間に掛かってしまうということだ。
その間に10年前の写真が陳腐に見えてしまうなら、それはそのだけの価値しかなかったということだろう。
さて今、自分がパチパチとやってる写真は10年後どうなっているのだろう。
なんてことを考えさせられた。
またこんなこと言うのも無粋ですが、自分のも竹本さんの作品集も手にして分かる触感があります。
実際、紙質にこだわって(=コストをかけて)制作しています。
アナログの良さを知ってください。なんて書くのはやっぱり無粋だよなあ・・・。
dearFILMS/Hideki Takemoto

2014年02月10日 - 未分類



全て(c)Tatsuo Iizuka
尾道で、渡船のある町はいいなあ。
と旅情を相当かき立てられたあとで、そういえば確か大阪にも渡船があったはず。
と思いだし、ググってみたらやっぱりあった。まだあった。
帰省ついでに、大阪湾周辺に8路線あるうちの、木津川(西成区・大正区)にかかる落合上渡船場と落合下渡船場に行ってきた。
まずは一度乗ってみたかった南海電車汐見橋線の汐見橋駅へ。
なんばからほど近いロケーションにありながら、30分に1本間隔というローカル線っぷりはなかなか感動もの。
4駅ほど先の、津守駅(無人駅)で下車し、
目星をつけて木津川の方へ歩いて行った先に落合上渡船場を見つける。
なんのことはない。目の前の対岸へ渡る2,3分ほどの乗船。
橋を架ければ済むようなものだけど、大型船が行き交うためにそれもままならずということのようだ。
おかげでこの渡船は180年ほどの歴史をもっているという。
運営は大阪市。舟の横には誇らしげな、みおつくしのマーク。
料金は大正9年以来、無料。
水の都と呼ばれた大阪には、昭和10年には31カ所の渡船場があって、あちらこちらの川で渡し船のエンジン音が響いていたという。
現在8カ所と少なくなってはいるが、それでも今も市民の足として活躍している。
徒歩や自転車の方達にとってありがたい存在であることは間違いないだろう。