飛翔

2017年02月28日 - 自然風景

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(c)Tatsuo Iizuka




撮り鉄の帰り道に「阿寒国際ツルセンター」なるネーミングが今ひとつな施設に寄ってみた。
そこには冬のこの時期、餌を求めて丹頂がたくさん集まって来ていた。
車に置いてきたカメラを取りに戻り、しばし「鳥屋さん」の超望遠レンズの側で構えてみた。

多くの丹頂は地面の餌をついばむのに夢中だけど
たまに数羽並んで飛んでくるので、飽きない。
しかも丹頂は鳥にしては大きな個体なので、AFも効き、割と追いやすい。

何よりこの優雅な姿。
どうしてこんな大胆かつ絶妙なコントラストの色分けなんだろう。
2羽目、4羽目の頭がグレー色なのはまだ子ども。ということらしい。

少し撮ってると、居並ぶ「鳥屋さん」の気持ちが分かってきた。
飛翔する姿は見ていてほんと清々しい。



北海道/釧路市
NikonD4 TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC (A009)





オホーツクホワイト

2017年02月27日 - 鉄道情景

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(c)Tatsuo Iizuka




7日間の撮り鉄、冬の道東の鉄道三昧。充実の日々でした。
同じ北海道と言えども、道東の風景は荒涼として広大で、
その中をレールが敷かれ、毎日毎日淡々と列車が走る。
そのことに感銘を受けてきました。
物言わぬ列車ですが、厳しい環境を走り続ける使命感というのか、
とにかくその姿が「かっこいい」。
そんな思いでシャッターを切ってましたよ。
みなさんにはどう映るでしょうか。





北海道/網走市・小清水町
FUJI X-T2 XF 18-55mm f2.8-4
NikonD4 TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC (A009)






draft ice

2017年02月26日 - 自然風景

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(c)Tatsuo Iizuka



たまには鉄道の写っていない写真を。
はるかシベリアからやって来た流氷群。
揺れてます。波に当たる音が聞こえることもあります。
翌朝見ると遙か沖合に流されて、昨日はあれだけあったのに・・・
と正にあっけに取られることもあります。
スケールの大きな自然を前にして、ただただ見とれる他ない訳です。


北海道/網走市・小清水町
FUJI X-T2 XF 18-55mm f2.8-4




流氷染まる頃

2017年02月25日 - 鉄道情景

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(c)Tatsuo Iizuka




釧路湿原を離れ、オホーツクへと急いだのは
流氷が接岸しているという情報と、明日から曇りが続くという天気予報からだ。
旅も後半線に入り疲れが溜まってきて
距離的にも時間的にも躊躇したけど、今日しかないんだからと言い聞かせた。

スノーシューを履いて丘に上がるとそこには流氷の白い海原。
そして知床連山の白い峰。

日が暮れると月も上がり、花を添えてくれた。
なんという幸運。
絶景独り占め。
やはり来て良かった。

だいぶ遠回りになったけど、宿への道のりは軽やかだった。



北海道/小清水町(釧網線)
NikonD4 TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC (A009)
FUJI X-T2 XF 18-55mm f2.8-4








S字カーブを往く

2017年02月24日 - 鉄道情景

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(c)Tatsuo Iizuka



C11 171号機のトラブルにより、代役としてディーゼル機関車があてがわれ、急遽DE15による牽引となった「冬の湿原号」。
SLに乗る気満々で予約取っていた身には残念だったけど、
こうしてDE15の鼻の短い側が先頭で、ヘッドマーク無し、
5両の茶色い客車を客車を引く姿を見ると、昭和の時代、国鉄時代を彷彿させ、これはこれでなかなかなもの。

これを目的に遠方からも集まっていたようで、撮り鉄はたくましい。

湿原を流れる川に沿ってS字カーブを切るロケーション。
道東のこの雄大さに圧巻。



北海道/釧路市(釧網線)
NikonD4 TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC (A009)





休息そして支度

2017年02月23日 - 鉄道情景

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(c)Tatsuo Iizuka



「SL冬の湿原号」は標茶駅で折り返し。
C11は大きなホースで水を入れてもらったりしている。
その間も「シュッ・シュッ・シュッ」と蒸気が漏れる音が途絶えない。
休んでいるようでいて、次の出番に向けて小さな炎は燃やし続けている。
こんな光景が地方の駅にいくと当たり前にあったんだろうなあ。

このあとの運転中に車輪に傷を負ってしまい、再起が危ぶまれている。
C11 171号機の火が再び点されますように。



北海道/標茶町(釧網線)
Nikon D4 AF-S NIKKOR 24-70mm 2.8G ED






ぎらっ

2017年02月22日 - 鉄道情景

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(c)Tatsuo Iizuka




上から見下ろす俯瞰が続いたので、下からサイド気味にあおってSLを撮れるポイントを探した。
加えて煙の出る登り勾配のところを。
スノーシューで結構歩いてここぞという場所をみつけた。
安全な距離もキープ。
上着を脱いで通過時刻を一人のんびり待つ。
プラスの気温で風も無くあたたかい。

空は雲一つ無く太陽の日射しが強い。
写真的に言うなら強烈な逆光。しかも黒いSLが被写体となれば黒つぶれは避けられず、
撮影のセオリーからは外れる。
それも承知の上。


ドラフト音がわずかに聞こえたあと、軽やかに築堤を駆けてくるC11。
思いの外、スピードが速い。

黒い塊から吐き出される煙。
ぎらっと輝く太陽。
もうちょっと煙が高く上がってくれたら・・・太陽とかぶって面白かったかも。

でもほぼ思い描いたイメージに近い光景。
足取り軽く帰り道を行く。



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北海道/釧路市(釧網線)
Nikon D4 AF-S NIKKOR 24-70mm 2.8G ED





目覚める湿原

2017年02月21日 - 鉄道情景

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(c)Tatsuo Iizuka



日の出前、暗いうちに宿を出発する。
薄明るくなってきた頃に現場に到着。
前日にロケハンしてあったポイントへ、機材を担いで斜面を登る。

湿原は霧氷がびっしりと。
奥には霧が掛かって幻想的な雰囲気が漂っている。

そんななか、朝一番の列車が静かに北上していった。
その14分後、この日最初の太陽の日が赤い列車をさらに赤く照らした。

キハ40の国鉄首都圏色。
ファンからは「タラコ」と呼ばれ愛されている。

こんな雄大なロケーションを行く普通列車。
どんな特別あつらえの列車よりも素敵ですよね。



北海道/釧路市(釧網本線)
NikonD4 + NIKKOR 300mmf2.8 ED ×1.4テレコン





3分35秒の差

2017年02月20日 - 鉄道情景

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釧路湿原駅でSLの撮影後、根室の落石岬へと車を走らせる。
予報では晴れマークが続いてるのに、ずっと重たい雲が占めたまま。
だけどそのポイントで夕陽を狙えるのは今日しかない。
距離は片道150km。この日は日の出前からすでに150km走っていて、アクセル踏む足取りも重い。
何とか晴れてくれよ。という願いを胸に東へと。

日本のほぼ東端到着まで予想以上に時間が掛かり、車を置いて急ぎ足で丘陵を歩く。
そこには見渡す限り野生の鹿たち。
その数ざっと200〜300頭?
そいつら皆が顔を向け耳を立てて俺の動向をチェックしている。
初めて来る場所なら怖くて退散する所だったかも知れない。
でもこんな所まで来て撮らずに帰れるか。
そう思って歩くうち、鹿の眼も気にならなくなった。

息も絶え絶えにようやくたどり着いたポイント。
太平洋の大海原と線路が並行するまさに絶景撮影地。

しかも水平線の間際で雲が切れている。
ここから日没直前に太陽が顔を出すに違いない。
あとは列車とのタイミングが合うかどうか。

合え、合え。
と願ってるうちに見事太陽が顔を出し、自分の足元まで赤く染め上げた。
時計を見ると列車がまさにやってくる時刻。
そのとき「俺は持ってる!」と思った。

あとは列車。
早く来い、早く来い・・・。
ところが通過時刻を1分過ぎ、また1分過ぎて。
遅延か・・・。列車の姿が見えない。
万事休す。
そして太陽が容赦なく沈んでしまった。

列車は線路脇に大挙たむろする鹿を警戒して、停まりそうなスピードでゆっくり進んできた。
定刻より5分の遅れで。
日の消えた中を静かに去って行く姿を見送った。


上の写真と、下の列車が来た写真の時間差は3分35秒。
時間通りに列車が来てくれたなら・・・。
また宿題を残すことになった。
廃止が噂される花咲線。
悠長なことは言ってられない。また来年リベンジに。


ちなみにこの区間、1〜2時間に1本しか列車が来ません。
ローカル路線の撮影の難しいところです。

また、増えすぎて農作物や交通機関への悪影響が深刻化している
この場所に生息する鹿の駆除が近日2回にわたって行われるという報道を今日目にした。
列車ダイヤの遅延のみならず、衝突事故も度々。
車道にもいっぱい出てきて確かに危険極まりないのでやむ無しか。


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ちなみにやって来たのは代走のキハ40。本来ならシルバーボディのキハ54がやって来て、
西日を浴びてサイドがぎらっと輝く・・・ってのが狙いだったのです。




北海道/根室市(根室本線・花咲線)
Nikon D4 AF-S NIKKOR 24-70mm 2.8G ED








発車

2017年02月19日 - 鉄道情景


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SLは煙を吐いてこそのSL。
しかし、いつでもどこでも吐いている訳じゃなく、吐くポイントがある。
それは発車の際や、上り坂など踏ん張りどころ。
石炭を焚き、蒸気圧を高めてピストンを力強く押しだしていく。
その副産物として(?)煙が吐き出されるのだ。

「SL冬の湿原号」が走る釧路ー標茶間は大きな登り勾配がない。
そのため駅の発車を撮るポイントが狙い目となる。
カメラマンが鈴なりで並ぶ。

山陰からまず見える煙とドラフト音。
ぼっぼっぼっとゆっくり迫ってくる黒い塊には誰もが圧巻されるだろう。

正面からの迫力ある姿は文句なくかっこいい。
サイドのメカメカしい中に流れるようなフォルムも美しい。
ブラックアウトされた足回りにシルバーのロッドが輝いて実に渋い。
SLってすごい。
そしてSLの機関士はヒーローだね。


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(c)Tatsuo Iizuka


車輪に傷が入って今期の運転がなくなったのは本当に残念。
来年は復活して勇姿を見せて欲しい。



北海道/釧路市(釧網線)
NikonD4 TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC (A009)
FUJI X-T2 XF 18-55mm f2.8-4










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飯塚達央
写真の町、北海道東川町在住の写真屋、飯塚達央。1968年大阪出身の48才、脱サラし北海道移住20年目になります。
北海道・東川町で写真スタジオ「フォトシーズン」をやってる写真屋です。日々、ブライダルやファミリーフォトを撮っています。
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空いた時間に好きな写真を撮っては、ブログにアップしています。どうぞおつきあいください。

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