


(c)Tatsuo Iizuka
日本で一番人口の少ない市、歌志内(うたしない)市。
かつて炭坑で栄えた戦後〜昭和30年代後半まで4万人の暮らしがあった町も
令和3年1月末で3,008人。3,000人を下回るのは目前でしょう。
歌志内市に、炭坑住宅だったであろう腰折れ屋根の住宅が軒を連ねている一角があります。
昨年秋に出会ったのですが、雪の夜を見てみたくて再訪しました。
モノクロームの風景6
静寂の中に雪かきをするスコップの音が聞こえていました。
北海道/歌志内市
LeicaQ

(c)Tatsuo Iizuka
かわいいでしょ、私のQちゃん。お抹茶色なんです。一目惚れしてしまいました。
こんなモデルがあるとは知りませんでした。
Leica Q カーキ
世界で495台の特別限定モデル だそうです。
その割に新品で格安で売ってましたし、今回Aランクの中古が安く買えたので人気薄なんでしょう。
しかし、私は画像を見てこれだ。と閃きました。
軍艦部にフィルムライカ的なLeicaの筆記体ロゴが刻印されてるのもステキです。
こんなに美しいカメラはそうないでしょう。
Leicaの赤バッチのアクセントも上手く効いてますね。
Qは大きすぎず小さすぎず、重さもしっくり。
側面のアールも相まって、手にした時の心地よさはかつてのM3あたりを思いだして、にんまりしてしまいます。
さあ、この子と一緒にどこに出掛けようか。




(c)Tatsuo Iizuka
LEICA Q
Q2ではなくLeica Qを今さらですが、ようやく手に入れました。
2015年の発売当初からずっと気になってはいたんですが、それはもう高嶺の花。
なんせ、おライカ様のコンパクトデジカメですから。
ところが久しぶりに中古市場を覗いてみると、新型のQ2が出たおかげでずいぶん値がこなれて来てるんですね。
それでもう居ても立ってもいられず、いつもの悪い癖が出てポチッとしてしまいました。
手持ちの機材を大胆に手放すことになりましたが、
LEICA Qを手にして納得。使ってみて満足。
スペック表には現れない良さがありますね。
手にした時の触感。静かなシャッターフィーリング。OVFのような自然な描写のEVF。ピントリングのトルク感。
五感を通じて、造りの良さが分かります。こんなカメラはそうそうありませんね。さすがのライカです。
絵の方はどうでしょう?高感度はそれほど強くないことは分かりましたが。
金策のためM8、M9-Pを手放して4年。
またLeicaに行き着いてしまいました。
北海道/旭川市
Leica Q SUMMILUX 28mm f1.7 ASPH.


(c)Tatsuo Iizuka
一昨日、気温がプラスの4℃まで上がり、2月なのに雨が降りました。
雨を見るのは何ヶ月ぶりだったでしょうか。
家の周りの雪も融け出して、ああもうすぐ春だなあ。
なんてしみじみ思っていたら。
翌日は数年に一度の爆弾低気圧がやってきました。
内陸にある東川町は、被害が出るほどではありませんでしたが
この辺りではめったに体験することのない、横から吹き付ける吹雪に見舞われました。
せっかくキレイになった家の周りも、重たくて堅い雪に覆われてしまいました。
酷い風の中、この日は3回雪かきをして腰や背中がバンバンに。
なかなかすんなりと春はやって来ないようです。
一枚目は雨が降って雪が融け、夜には霧が立ちこめた様子です。
二枚目はえらいこっちゃの車さん。風向きと反対方向に雪は積もっていきます。
北海道/東川町
SONY α7s FE55mm f1.8
最果ての町の夜は更ける 3
2021年02月16日 - スナップ